今年も新しいシーズンが始まりますね。



我らがファジアーノ岡山は今年大幅にメンバーを入れ替え新しいシーズンに臨んでいます。
メンバー編成に苦しんだ去年に比べて、今年はしっかりと戦力を補強することができ選手層の厚みが増していますね。
もうあと2週間ほどで開幕となりますが今年は去年以上に期待できるシーズンになるのではないかと思います。
(まあ毎年そんなこと言ってるわけですが笑)



ファジアーノ岡山は毎年Challenge1というということで平均観客動員数10,000人越えを目標にしていますよね。
2年前の2016シーズンでは見事この目標達成してはじめて1万人の大台を突破しました。POへの進出もあってJリーグ昇格以降最大の盛り上がりを見せた2016シーズンでしたが、それに続く2017シーズンの平均観客動員数は一体何人だったでしょうか?
成績ばっかり気にしてしまって自分もあまり意識していませんでしたが・・




答えは、9,471名。




9471名と言うと10000人には到達しませんでしたが数字の上ではかなり良い数字です。
2016シーズンをのぞけばそれまでで最高の数字ですし、成績がいまいちだった割にはかなり頑張った数字だったんだなという印象を受けますね。しかし、この先ファジアーノがもっともっと大きなクラブになっていく上でやはり目指したいのはスタジアムが満員になること。
すなわち15000人の大台
だと思います。
そこにはまだまだ5000人以上足りない。
もっともっとスタジアムに通う人を増やさないといけません。




ところで普段はあまり意識することありませんが、
岡山県の中で試合を見に来ているファジサポってどのくらいいるのか?
気になりませんか?



2018年現在の岡山県の人口はおよそ1,900,000人です。
ファジアーノ岡山の試合を見に来る人が約9,500人ですから、




岡山県の人口に占める試合に来るファジアーノ岡山のサポーターの割合は0.5%です。
つまり、200人の岡山県人がいてそのうちスタジアムにきてるファジサポはたったの1人なんですね。



普段ファジサポ同士で会話をしていると、周りはみんなファジサポなので意識することはありませんし、
メディアでのファジアーノ岡山の露出が日常的にありますからもっと広まっているだろうと思ってしまうのですが・・・・、
岡山の中のファジサポという目線で見ると、
私たちは大変な物好き集団なんだなと気づかされます。
200人の中でただ一人夢中になってる人がいる、って構図
ですからね。




私たちがスタジアムを満員にするためにはこの残りの199人にスタジアムに足を運んでもらうようにしないといけません。
その199人はサッカーやファジアーノに興味がない人がほとんどでしょう。中には嫌っている人もいるかもしれません。心無い言葉をサッカーやファジに向かって平気で吐いてしまう人もいるかもしれません。




しかし、落ち着いてください。
無関心な人はどんな分野でもそんなもんです。
自分の興味のない物事についてひとは驚くほど冷たいものです。




しかし、そんな無関心なひとでもちょっとしたきっかけで仲間になってしまうんです。
自分だったそうでしたから・・・・



観客動員はクラブだけの仕事ではありません。
クラブがなんぼ呼んでも来ない人が、サポーターの声掛けでファジにくるなんてこといっぱいあります。
今年も199人の中からそういう人を増やして、酔狂な0.5%の仲間たちの列に加えてあげましょう笑
そしてまたChallenge1を達成し、J1に行く街の空気を作り上げていきましょう。
岡山はそういう位置にいるべきクラブだと思います。








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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
このたびもっとサッカーのことを知りたい人、もっとサッカーについてしゃべりたい人を対象としたLINEグループ、




ファジマニアックスを立ち上げました。




現在の参加者は145名です。(2/5)





ファジマニアックス



ファジマニアックス専用のブログのほうでは、
自分が独学で学んだゲーム分析の仕方を公開しています。
また、月1試合を選んでファジアーノの試合をまるまる90分分析する”90分分析”をやっていきます。
画像+音声での説明で、これまでよりさらに深く、さらにボリュームたっぷりなレビューを公開。
内容的には少し難しいところもあるかもしれませんが、サッカーのゲームそのものをもっと楽しみたい人をもっと増やしたい!!
そういう気持ちでグループを立ち上げました。
ブログでよくない?って思ったんですが・・・・
ブログでは制限のかかることが多く(主に過酷な作業面)、なかなか双方向のコミュニケーションがとりにくいんですね。
そういうわけでLINEグループを設立してみました。



全然わからない人は、ちょっとわかる人へ。
ちょっとわかる人は、かなりわかる人へ。
かなりわかる人は、自分のサッカー談義の相手になってください!!(笑)
サッカーの試合の中身の話、ファジの試合の中身の話もっとしたいんです。
そういう仲間をもっともっと増やしたいんですよ。
「素人考えですが・・・」とかそんな遠慮しなきゃいけない空気はここには必要ありません。
みんな素人です。素人なりに考えて、楽しんで、そしてもっとサッカーの話をしましょう。



現在のところメンバーは90名近くに増えてきています。
199名で満員になりましたら締め切りとさせていただきますので、参加希望の方はご連絡ください。




参加ご希望の方はこちらのメールアドレスまでzerofagi@gmail.com




そしてゼロファジブログのほうですが、今年はこちらではレビューは公開しないことにしました。
どっちもやれる時間的な余裕はないので、今年は分析レビューはファジマニのほうで、コラムはゼロファジブログのほうでと
すみわけをして更新していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。








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久しぶりの本棚紹介。
今回で2回目になりますが取り上げる本はコチラ!




血を



鈴木満 (著) / 幻冬舎




鹿島アントラーズの強化部長を長年務めておられる鈴木満さんの本であります。
この鈴木さんはジーコのころからずっと鹿島に携わってきた中枢の中の中枢の人物なんですが、
その鈴木さんから見た鹿島の特徴を教えてくれる本となっております。


簡単に言えば、「鹿島はどうして鹿島になったのか?」がわかる本。




あまり他所このクラブの本を手に取ることは少ないんですが、どうしてこの本を読みたいと思ったのか?というと、
やっぱり岩政大樹の存在をもっとよく理解したかったからでした。
岩政先生が考えていることは彼のブログや本の中で発信されていたし、説明も上手なのでとてもわかりやすかったですね。
とくにタイミングが・・・こちらの心理を見透かしたような絶妙なタイミングでスッと言葉を投げてくれるので、
「先生!!」「ついていきます!!!」ってなっちゃうんだよなあ笑
で、彼の発信を目にしていていっつも思っていたのは、
「岩政先生をこのように作り上げた鹿島ってどんなところなんだろう?」ということでした。
勝負強い鹿島アントラーズの空気を吸って成長してきた岩政大樹から、すこしでも鹿島のエッセンスを吸収したいと思っていたし、そういう役割を求められて彼は岡山に来たと理解していましたから。
昨年の石井正忠監督(現大宮)との対談の抜粋をペタリしておきます。


”岩政 勝ちに行く時の町の雰囲気ってありますよね。あの雰囲気を作るためには、クラブだけが動いても難しい。町全体を巻き込んでいかないと。あの感覚を味わえるのは鹿島の財産だと思います。

石井 そういう点で岡山はどうでした?

岩政 岡山は比較的あるほうでしたし、J2のなかでは相当あります。鹿島と同じでサッカーしかないし、鹿島を本当にリスペクトしているんです。だから私が呼ばれた部分もあったと思います。

石井 なるほど。

岩政 ただ、鹿島は最初の時点でジーコが勝負に対する厳しさを伝えましたが、岡山はその部分がまだまだです。すごく温かいがゆえに、甘んじてしまう空気があるんです。
 私がやりたかったのは、とにかくその空気を変えて、みんなが勝負に対して厳しい目を向ける体制を作ることでした。もっと常日頃から勝負にシビアな姿勢を持っていないと勝負所で勝てない。鹿島はクラブハウスに入った時に「つまらないことはできないな」という空気がありますが、あれは日常のちょっとしたことの積み重ねが作りだしていると思うんです。そこにどう持っていくかばかりを考えていました。”



鹿島と岡山の違い、それは何なのか?
それを分かるようになるには鹿島を知るほかない。そういうわけでめぐりあったのがこの本。
大正解でした。すんごく鹿島というクラブの性格がわかりやすかった。



簡単に言うと、ジーコイズム。プロフェッショナリズムの徹底と継承これが鹿島を鹿島にしているゆえんです。
Jリーグにはたくさんクラブがありますが、心底「プロらしい」なと感じるクラブはそこまで多くないんですよね。
とにかく勝利を求める。妥協をしないこと。お客さんにプロの仕事を届けること。
こういうことを容赦なく追及していくのが当たり前のクラブ、それが鹿島アントラーズだと思いました。
だから勝てる。勝ち続けられるんだな。
ぼんやりと自分の中にある「プロとはこうあるべきでは?」というイメージをこの本に出てくる鹿島は裏切らないんだよなあ。



鹿島はどうして鹿島になったのか?



その答えは、「ジーコイズム。プロフェッショナリズムの徹底と継承」でした。
この本は、「プロとはどうあるべきなのか?」を教えてくれる本です。
自分のクラブと付き合っていくうえで、「一度日本のトップはこうです。」というのを知っておいて損はないなと。
岩政大樹が残した言葉、「ここは岡山、鹿島じゃない」と口をつぐんだはずの言葉、それをもっと知りたいと思った方に特におすすめです。



ゼロファジの質問箱→https://peing.net/zerofagi



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前回の記事では阿部選手の獲得についてのお話でしたが、
今回は今年彼に期待したいことそしてゆくゆくの将来についてお話していきたいと思います。
せっかくここまでのスター候補を獲得できたわけですからね。
しっかり準備して存分に彼の活躍を楽しみにしようではありませんか。





◎高卒選手がプロ1年目を戦う難しさ





まず、最初にチェックしておきたいのは高卒新人にとってプロの壁はかなり高いということです。
毎年高校やクラブユースから高卒選手がJリーグの門をたたきます。
いずれも将来有望な選手たちですが、はっきり言って一握りの選手しか活躍の場を得られていないのが現状です。J1で高卒選手がポジションを得るなんてそうそうないことですし、もし出てきたらいずれ日本を背負う選手になります。そのくらいズバ抜けた逸材ということですね。なので多くの有望選手はJ1では出れなくともレンタルでJ2へとか、U-23のあるクラブだとJ3でとか、下のカテゴリに活躍の場を求めたりするわけです。



ではJ2において高卒新人はどうなのか?
2017シーズン、高卒選手がどのくらい試合に出ていたのか?ランキングを作ってみました。
J2だと総勢30名くらいの高卒選手(高3リーガーも含む)が2017年ルーキーイヤーを過ごしました。
J2リーグと天皇杯での出場を含めた時間です。
たぶんファジの選手のデータと比較するとわかりやすいと思うのでいっしょに添えておきます。
見比べてみるとどの選手がファジのどの選手と同じくらい試合に出たのかわかりやすいかと。



高卒試合

2017ファジ時間

まあ…主力としてある程度の実績を残したといえるのはどのラインなのか?そこの線引きはいろいろあると思います。
さすがに10試合前後の出場だとたまーにちょろっと出てくる感じで主力とは言い難いかなあと。
ファジで言うとニコくらいの感じですからね。(あ、彼は半年でしたね・・・)
やはり21試合以上の出場くらいが目安として妥当なのかなあ。J2が42試合ですしね。
そうなるとランキングトップの6名くらいまで、つまり30名の中から6名程度がJ2の主力になったってことですな。
トップの冨安選手、杉岡選手あたりは、ウチで言うと喜山・関戸並みの稼動ですからこりゃ文句なしのド主力ですね。

しかしだ。
逆に言えば大半の高卒選手はJ2であっても出場機会がない、ポジションが取れない、という現実があります。
とくに下位のクラブになればなるほど高卒選手の出場の機会が乏しい傾向もある。おそらく現実的に勝点を稼がないと降格の危険性があるので、高卒選手を我慢しながら使う余裕はないということなのでしょう。J2ならJ1より出れると言ってもなかなかに難しいところもあるなあと感じる次第です。
しかし阿部海大の2018年を占ううえで心強いデータがあります。



このトップ3の冨安、杉岡、岩崎の3人とも、
FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017の本戦招集メンバーです。


世代トップクラスの選手であれば、
高卒でもJ2の主力に十分なりうる。




競争相手は実績のある選手ばかりですが、
もう海大はスタメン獲ろう。高卒一年目でド主力獲っちゃおう。
そういう期待感をもって見ていい選手です。あーワクワクするわぁ・・・・!





◎ファジの高卒選手たちと石原崇兆





いい機会なのでこれまでファジアーノ岡山の高卒選手はどうだったのか?という話をしましょう。
これまで、ファジが獲得してきた高卒選手はざっとこんな感じのようです(ツイ主様より「抜けがあったらごめんなさい」とのこと)。



まきゅつい




ネクスがあった分強化方針がちょっと特殊だったこともあって、高卒選手がトップチームに貢献できた例は少なかったという事実があります。
福岡に移籍した篠原なんかはかなり辛抱強く育てて主力に成長してくれましたが、彼も元々はネクススタート。
例外的にトップチームで主力になってJ1でもプレーする選手まで育ったのが2011年加入の石原崇兆選手(現松本)です。多くのファジサポにとても愛された選手で、プレースタイル的にも非常に人気を集めました。
彼がどうしてあそこまでの人気選手になったのか?
一つ見逃さない要素としては高卒の若者が成長する過程を見る楽しさが大きかったのではないか?と見ています。そして彼の入団した2011年以降というのはチーム自体も右肩上がりに成績が伸びていく時期で彼の成長とシンクロするようなところがあった。ある意味2010年台前半の岡山を象徴する選手だったのが石原崇兆だったのかなぁと思います。
そんな石原のファジでの出場記録を見てみましょう。



石原出場



29試合1521分という数字はまさに主力級だったことを証明していますね。
先のランキングに当てはめてみても7位相当の記録。
当時自分はファジサポ1年目でしたが「高卒でこんな試合出てたら先々楽しみだな・・・・」と何回も思いました。
プロで主力としてチームの責任もいくらか背負いながら積む経験こそが選手を大きくしますからねえ。
・・・・まあ、育ちすぎて他所に獲られちゃったけどな!(苦笑)
一つの目安として、海大にはまずこの石原の1年目を越えてもらいたいと思っています。



石原が岡山で順調にキャリアを積み上げられたのにはいくつか理由がありますが、
一番でかいのは競争相手のレベルがそこまで高くなかったことがあります。
2011年当時のファジは成績的には前年ブービーで、ようはプロクラブの最下層にいました。練習場もなく選手獲得に苦労して、誰もが知っているような選手がほとんどいませんでした。いまでは、かなりの選手がファジに来てくれるようになりましたが、当時の選手層だと高卒選手を思い切って使ってみる決断は下しやすかったろうと思います。それに、当時は降格もありませんでしたからねえ。そして当たり前ですが、石原には素晴らしいスピードと豊かなスタミナが備わっていた。実力があった。これは間違いない。ぶっちゃけると、2014年のホーム札幌戦でのすさまじいパフォーマンスを見て「あ、これは岡山においておけなくなるかも」と覚悟しました。あの時はほんと凄かった。知り合いの札幌サポさんが「石原君ていつもああなの?」って聞いてきましたからねそんくらい際立ってたということでしょう。いまやJ2屈指のシャドーですよ。
それもこれも高卒1年目にして主力として稼動できた2011シーズンがあればこそだと思います。


海大の置かれている状況は当時とは全く異なりますし、石原のような芽が出やすい環境ではないと思います。
まず競争相手のレベルが違うし、リーグにおけるファジの立ち位置も違います。昇格もあるが降格もある。
2011年当時とは比べ物にならないくらいハードルはあがってきています。
でも、海大クラスならできるんじゃないか?
もしかしたら(レンタル移籍組ではなく)岡山が保有する選手として初めて五輪を戦う選手になるかもしれない。




・・・そういうワクワク待ってました!もーほんと楽しみ!






◎順調に成長した先にあるもの





ここからは仮定のお話になります。
もし海大が石原のペースを抜くような勢いで試合に出て順調に成長していくと、絶対に他所から欲しいと言われます。
もうこれは避けては通れません。いまや、J1ですら海外から抜かれてしまいますから、J1のトップクラスでも選手を引き止められない時代ですからねえ。ましてやJ2のクラブであれば言わずもがなでしょう。
クラブに選手を引き止められる力がなければ選手は出ますからね。
海大が先々どのようなキャリアを描きたいと思っているのかはわかりませんが、先ほどランキングのところで名前をあげた3選手いますよね?彼らと同じ大会に出場していた元G大阪の堂安律選手はオランダのクラブへレンタルで移籍していきました。もうこの年代くらいから欧州に渡って向こうでのキャリアを築くのが当たり前になってきつつあります。そして、まさにランキングトップだった福岡の冨安選手。ベルギー1部のシント=トロイデンVVへ移籍することになりました。なんでも億単位の移籍金を残しての移籍だったとか。こういう世界なんですよねもう近頃は・・・笑
だからいい若手はJ1も欲しがるし、海外も欲しがるってことですね。



とらぬたぬきははいけませんが、海大も順調にいけばそういうルートが開ける可能性は十分にあります。
だからいずれ岡山においておけなくなる日が来るかもしれないし、
そういう日が来るような活躍をさせなきゃいけないのもあるなぁ・・・・ていう。
DAZNマネーが入ってからようやく日本国内での移籍にも移籍金を支払ってほしい選手を取りに行く流れができてきています。
いずれ、岡山に置いておけないクラスの選手になることを見越して契約年数であるとかクラブにとっても選手にとってもいい出口を見つける戦略が必要になるんだろうなと考えておりますよ。・・・夢のある話だなあほんとに。
ということで、阿部海大選手についてのお話でした。
彼の2018シーズン、ケガがなく活躍できることを期待しています。





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今年初めての更新!



みなさま今年もどうか当ブログをよろしくお願いいたします。



今年で8年目となるゼロファジブログですが、昨年に引き続き月に2本をめどにコラムめいたものを書き綴って行こうと思います。
また試合のレビューについてですが、今年はちょっと試したいこともありますので去年よりかは多くやりたい!
と思っておりますので、シーズンはいりましたらそちらもお楽しみにしていただけたらと思います。
さて、今年一発目のネタは、ゴールデンルーキー阿部海大選手についてのお話から!






◎ゴールデンルーキー 阿部海大選手





カイト
(写真:@fyusoccer)


阿部 海大(あべかいと)

■生年月日 : 1999年9月18日
■ポジション : DF
■身長/体重 : 182cm/71kg
■出身地 : 大分県
■チーム歴 : きつきFC - スマイス・セレソン - 東福岡高校

■主な戦績
 2016年 全国高校選手権優秀選手
 2017年 全国高校総体優秀選手
 2017年 U-18日本代表、日本高校選抜



スキンヘッドに180cmを越える長身。フィジカルの強さ、ジャンプの高さ、足元の技術。
ファジアーノ岡山のルーキー史上最高のタレントといっても差し支えない選手が今年からファジでプロのキャリアをスタートします。現U-18代表であり、世代を代表するCBという評価をうけており、高卒新人では最高クラスの人材。
普通ならJ1の強豪がまずもっていってしまうレベルの選手です。
そんな選手がなんと岡山をスタートに選んでくれたんですよね・・・!






◎みんな”どんな選手が岡山を選んでいるのか?”を見ている






移籍とか契約のお話というのは内幕を知らない自分のようないちサポーターには全く見えない世界ですから、どういう経緯とかどういうやり取りがあるとか全然わからないんですよね。だから、外から見ている身としては岡山を選んでくれてウチへ入団してくれた選手の顔ぶれを見て岡山の交渉力を推測するしかないんじゃないかなあと思うんですよ。有名な選手が取れた時なんかは、「岡山もこのレベルの選手が選んでくれる地位まで来たんだな」と確認できるっていう感じで。
で、おそらく他の選手から見ても「あ、岡山って○○選手が選ぶレベルまで上がってきてるんだな」というのを、岡山に行った選手の顔ぶれを見て判断しているところもあるんじゃないかなぁ?というのが素人ながら実感するところです。



ファジアーノ岡山はトップチームの強化において毎年右肩上がりの成長を遂げてきました。
2009年にJリーグに参入したときなんかはまさに一番ビリの地位でしたから(J3もなかったし)いい選手を押さえるのに苦労していました。そこからしばらくして2011年にはJリーグベストイレブンを取ったこともある元ブルガリア代表のストヤノフ選手が加入。2013、2014年あたりではJ2下位のクラブで際立った活躍をした選手を引き抜けるレベルに到達。
そして、戦力の充実という意味ではピークを迎えた2016年。
岩政、加地の元日本代表の二人に、J2屈指のGK中林、前線に赤嶺と豊川、中盤に五輪の10番矢島と。
数年前では全く考えられないほどの豪華な顔ぶれがそろうことになりました。
それぞれの段階において、「○○選手が岡山を選んだ」というのは移籍市場において大きな宣伝にもなったであろうと。
とりわけ、岩政、加地の元日本代表選手の獲得はそういう意味でも影響があったのではないか?と思います。
そういう意味で、選手獲得って結局”獲得実績”がモノを言うんじゃないの?と思うようになりました。
いい選手を獲得したという実績こそがクラブの格を高め、世間に宣伝してくれるんじゃないかなあと。
みんな”どんな選手が岡山を選んでいるのか?”を見ている
トップチームのほうはそれがとてもうまくいっているんじゃないでしょうか。
しかし、高卒年代においてはどうか?







◎阿部選手を獲得した実績が開く未来






これまでも高卒でファジに加入した選手はいました。
どの選手もプロに呼ばれるだけの能力の持ち主で、ファジを離れてもいろんなカテゴリで活躍してくれている選手ばかりです。
しかしながら、これまで加入してくれた選手が世代を代表するレベルであったかというとそこまではさすがにというところ。
前述のとおり阿部選手は世代を代表するCBで、J1の強豪がまずもっていくレベルの選手です。
このレベルの選手がキャリアのスタート地点として選ぶクラブになった。
それを世間に高らかに宣伝する極めて画期的な補強だったのではないか?と。




”そしてみんな阿部選手が岡山を選んだのを見ている”



今後岡山は”阿部クラスが行く岡山”として新人獲得に乗り出していくことになるのでは?とワクワクしています。
競争がありますから毎年勝ち取れるとは限りませんが、これまでよりも有力な新人が来てくれる可能性は間違いなく高くなっていくことだろうと思います。そう考えると、目先の戦力のみならず先々も見越して動かないといけない強化の奥深さを感じますね。
彼の獲得にあたっては水面下で熾烈な争奪戦があったことでしょう。
Jリーグの中でもトップクラスのクラブが獲得に動いていたのではないか?と予想されます。しかし、岡山が獲得!
ここに強化部の静かなる大勝利の証があると言っていいんじゃないでしょうか。
・・・ほんとにすごい!お見事でした!
ということで、阿部海大選手獲得にまつわるお話でした。
次は、阿部選手を応援する楽しみと彼の将来についての記事を書こうと思いますのでそちらも是非!




ゼロファジの質問箱→https://peing.net/zerofagi




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