2011シーズンを振り返る

ちょっと前に今年の漢字が発表されましたが、今年は「絆」だそうで。
まさに今年を象徴する一字ですね、ほんと大変なことが起きてしまった一年だった。
日程の変更があったり、Jリーグもすくなからず影響を受けた今シーズン。
今日はその第1クールから第4クールまで、
印象的な試合を上げながらわれらがファジアーノの今季の挑戦について私見をまとめてみました。


◎第1クール 第1節~第15節 3勝2分4敗 勝点11

まずは、開幕戦からH北九州戦までの9試合。
それまでの4バックから3バックにフォーメーションを変えて入った開幕戦で湘南に0-5の大敗、数多くのファジサポを不安のドン底へ突き落としてしまった試合でしたね。
そこからチームは再び守備からチーム作りに着手し始め、ようやく勝ち星も少しだけ積めたそんなクールでした。

・印象に残った試合・・チャリティマッチ愛媛戦
公式戦ではなかったんですが、自分にとってははじめてのファジの試合観戦でとてもとても印象深かった。
この試合は中断期間に行われた試合でしたが、開幕戦を見れなかった自分としては「ファジはどういうチーム?」という印象を初めてしっかり把握できた試合でもありました。
ざっくりその頃の印象を言葉にすると、「攻撃は0。守備しかないチーム。」
うーん、こっからスタートかぁ・・・と少なからず尻込みしてしまうような気持ちもありました(笑)
自分の中では今年のファジのスタートラインとなったのはこの試合ですね。

このクールはチアゴ・ミンキュンがウィンドーギリギリでの加入がありましたが、これが大変大きかったですよね。特にチアゴは状態も良くモチベも高く、面白いように点を重ねまさに救世主そのものでした。
しかし、逆に言えばいわゆるチアゴ頼み状態とも言えるわけで良くも悪くもチアゴ次第でしたね。


◎第2クール 第16節~第3節 3勝3分4敗 勝点12

A徳島戦からH熊本戦までの10試合、夏のクールでした。
セットプレイからの失点が多く、またファウルでカードもボコボコもらって・・・と守備面での苦闘は続きました。しかしながら、流れの中では失点しない守備力が次第にモノになりつつあり、その後の守備のベースとなる形がようやく出来始めたクールだったと思いますね。
また攻撃面では、チアゴ以外の得点が増えたこと。そして走り勝って終盤にしとめるスタイルが定着。最後までしっかり走ること、自らが掲げたスタイルを忠実に表現した結果ですね。

・印象に残った試合・・・ホーム熊本戦

後半に入ってあれよあれよとなんと4得点。勝ったのももちろん嬉しいけれど、まさか4度もゴールを見れるなんて!と帰り道はホクホクでしたよホント。大勝は大勝でしたが、実際実力をつけたからこのようになったとはどうも思えず、うれしいけどどっか不安というのが正直なところでした。本当に地力で勝って勝利するのはもっと後、第4クールまでのおあずけでしたね。


◎第3クール 第24節~第31節 2勝2分6敗 勝点8


苦しみぬいたこの10試合、第3クール。
のっけから東京Vに0-4の大敗で始まり、鳥栖には0-6・2-4、FC東京に0-3と負けに負けた時期でしたね。
相変わらずセットプレイからの失点が多く、しかもゲーム序盤に失点することでこちらにとって不利なカードを延々引かされる展開が続くなど、持ち味をなかなか発揮できないクールでもありました。
いやー思い出してみてもこの時期はキツい。

・印象に残った試合・・・ホーム鳥栖戦
とまあ苦しんだクールでしたが、チアゴの離脱を契機としたかのようにチームは新たなチャレンジを始めました。それが顕著に確認できたのは、やっぱこの津山の鳥栖戦だったのではないか?と思います。
その後のFC東京戦でその流れがはっきりし、さらには第4クールでの躍進につながったわけですが、勝点やゴールなど結果として目に見える形になかなかならなかったこともあって、影山監督としても最もツラい時期だったんじゃないかなぁと思ってます。


第4クール 第6節~第38節 5勝2分2敗 勝点17


ホームでの鳥取戦から、最終戦ホーム徳島戦までの9試合。
第3クールの苦しみぬいた戦いが一気に報われたクール。
もともと持っていた堅い守備に、DFライン・ボランチからしっかり繋いで展開していく攻撃が実を結び、なんとなんと5勝をあげる大躍進。何度思い出しても痛快。

・印象に残った試合・・・ホーム鳥取戦
悩みどころでしたが、やっぱこれでしょう。まさか!ファジが!?と我が目を疑うような流れるパス。相手を食って掛かるようなフォアチェック・ショートカウンター。選手たちには風格のようなものを感じ、自信に満ちた振る舞いにサポは酔う。欲しいもののほとんどがあった試合。今季ベストゲームです。


一年通して見ると、よく成長したよな・・・と感慨深いものがあります。
スタートラインのチャリティマッチ愛媛戦と、最終戦の徳島戦なんて比較にならないくらいチーム力に差がありますよね。間違いなくチームとして一段登った、そういっても差し支えない。いいシーズンでした。


・シーズンを終えて影山監督について


3バックへの変更、低迷した序盤などなどいろいろと批判も飛び交ったであろうと思いますが、
個人的には「影山さん、バクチに勝ったな」と思っています。
システムが変われば、起用される選手も変わる。
これはチームの根本から変わるようなとても大きな変化ですし、まさに博打みたいなもの。
昨季を土台にすることが出来ないわけですから、今季はまっさらのところからスタートせねばならない。
それゆえにシーズンに入ってから煮詰めなければならない修正点は次々に出てくるわけで。
結果は出さねばならんが、チームも育てなければならない。
影山ファジの2011シーズンはこのように常に二兎を追う必要に迫られたシーズンだったと思います。
自分も序盤はこの大きな変化を素直に歓迎できない気持ちを持っていました。
なぜなら、3バックにしてプラスになった部分があまりなかったから。
しかし、次第に後ろに人数をかけてしっかり守る守備力が見えてきたころ、むしろこれでいいんじゃないか?と思うようになりました。失点数はまったく歯止めがかからず、数字だけを見れば守備は相変わらず崩壊してるかのような状態でしたが、いつだったか調べると失点の半分がセットプレイなんですよね。
数字に出ないところで確実に成長している部分があった。
4バックベースのがっちり組み合うシステムよりも、こうした相手と違うシステムを敷くことで意図的にギャップを生み、こちらにとってのやりやすさ・相手にとってのやりにくさが生まれるのであればそれはもう勝ちでしょう?
第4クールを思い出せば、我らがファジは一試合平均失点0.6という信じがたい堅守を見せるところまでたどり着いた。まぎれもなく影山監督がブレずに修正に修正を重ねた成果です。
これは高く評価されるべきでしょう。すごい数字だもの。
どんな状態にチームがあろうとも一度チームを任された指揮官は結果を厳しく求められますし、求めるべきだと自分は思うんですね。そういった意味では、影山監督にとっては苦しみぬいて我慢を重ねようやくチェックポイントを通過したそういうシーズンとなったのではないだろか?と思います。
来季はこの第4クールの出来がメルクマール。
影山監督の手腕に期待したいと思います。



最後に、自分的今年の漢字を発表しておきます。
今年の漢字は・・・・・














「雉」!
これっきゃない!

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