図解で見る! サイド-中央-中央、フリックを使ったポストからの突破

さあ!ということで、前の記事を受けまして今日のTMで散見されたファジの新しい崩しの形を分析してみましょう。久々の図解シリーズではありますが、今日はサクっと手短めに行こうかな。
前の気合入りすぎて長かったですしね><



ということで、「サイド-中央-中央、フリックを使ったポストからの突破」
まずはこちらをご覧ください。

フリックして中へ1


ちょっといつもと図の向きが違いまして、左→右が攻める方向です。
エンジ丸がファジ、緑丸は相手、青が敵GK、黒丸がボール。相手は4-4-2のフォメ。

これが「サイド-中央-中央」の第一段階。
こちらの左WBがボールを保持しているので、その右の緑丸=相手のSBが寄せてきているのがお分かりかと思います。注目はこの黄色で囲った部分狭いとはいえ多少のスペースがあります。
赤い直線は人の動きを示してますが、左シャドーがスペースを察知し、ズレる動き出しを開始します。


次へ移りましょう。「サイド-中央-中央」の第2段階。


フリックして中へ2

左WBからズレてきた左シャドーへパスが通ります。黒線がボールの動き
ここで注目なのは、左シャドーがズレたことで、相手のDFがその動きについていってます。
白い枠で囲った部分、上の図と比べてみてもらうとよくわかると思いますが、シャドーが「釣りだし」ていますね。それと同時に、黄色で囲った部分には新しいスペースが出来ています。
ゴールにかなり近く、ここでフリーに通れば決定機。そういうシーンです。
うまくいくときは、トップやシャドーだけでなくボランチもこの崩しに参加できます。
見比べてもらえば位置の違いがわかると思いますが、「クサビが入りそうだなと感じボランチが前へ進出した」として、この位置までポジションを上げています。
さて、このシーン。
ボールを受けた左シャドーには2つ選択肢がありますよね。
1つ目はボランチへ落とす。2つ目は抜け出しかけてる1トップへ流し込む。
実際にはより可能性の高いほうを選択していた印象ですが、いずれにしろフリックをうまく使って、軌道を変え打開を狙います。


さあいいとこまで来た!「サイド-中央-中央」の第3段階です。

フリックして中へ3


左シャドーのポストプレイでぽっかり明いたスペースへ1トップが侵入し、そこへパスが通る。
相手の緑丸のDFも懸命に寄せますが、時すでに遅し。
白丸で囲ったところですが、1トップがこのようにして抜け出しに成功。シュートまでたどり着きました。
黒線でそれまでのボールの動きを示してますが、わずかに2本ほどのパスで崩しに成功してますね。「く」の字になってるとおり、フリック一発で裏を取ることが出来ました。


これが今日の収穫、「ポストプレイをうまく使って中央を攻略する」です。
まあ上記のシーンは相当うまくいったシーンでやってますので、実際にはポストからの落としを受けて前を向いた選手がスルーパスというのが多かったのですが、コンセプトはなんら変わりません。


ところで、これまで似たように左WBにボールが入ったときはどうしていたか?
その違いを見るとしましょうか。
図はもう一度最初のシーンに戻ります。
左WBがボールを保持、シャドーが動き出しを開始。ここまでは同じ。しかし、そのベクトルは異なります。


フリックして中へ4

黄色で囲った部分、相手の右SBがファジの左WBに寄せたことで大きなスペースがサイドに出来ましたね。
赤線の通り、ここへ向けてシャドーが侵入を開始。
それにあわせるように、左WBからタテへスルーパスが出ます。
抜け出したシャドーがクロスなり、マイナス折り返しなり、サイドを使ってフィニッシュという形ですね。


あーコレはよく見たなぁ、という感じしませんでしょうか?
これが、昨季頻繁に使われた左サイドでの崩しの形ですね。


もちろん、この崩しも不正解ではないですし、この展開から得点も十分狙えます。
有効な攻めなので、今季もこのような形はよく見受けられるだろうなぁと思います。
しかしながら、昨季までは明らかに「サイドにいかなきゃ崩せない」という問題点がありましたよね。
なんちゅうかサイド一辺倒でしかなかった。
それではあまりにバリエーションが少ないでしょう?と。
監督もその点を認めていましたが、ひとつこの形がその回答なのかなぁと。

こうしてみるとシャドーの動きというのは攻撃において極めて重要だな、と痛感しますね。
ここはファジのポジション争いでは激戦地となっていますが、今日見た中では特に桑田の動きが秀逸でした。慣れているということもあるんでしょうが、非常にスムーズにチャンスを拡大していましたね。今年の彼は注目です。
それから、イチオシ選手の関戸は、機を見てボランチからペナ周辺までどんどん上がって行き攻めの最終局面までしっかり絡んでいました。
こういう動きが、仙石・千明にはあまり見受けられなかった大きなアピールポイントで、フィニッシュまでいっちゃいそうな攻撃力がファジの攻めに一味加えてくれそうだなとまた期待しちゃうんだなああ(笑)


外-外-中、というリスクの低い攻めのみならず、外-中-中とより難易度の高い攻めにチャレンジできているな!
と、確認できてチームの成長を感じたTMでした。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。


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COMMENT 2

雉麿  2012, 02. 27 [Mon] 17:35

先日は

交流会、お疲れ様でした。

目の前に座ってた、雉麿です。

マイブログのお気に入りに登録させていただきました。

これからもよろしくお願いします!!

Edit | Reply | 

ゼロファジ  2012, 02. 28 [Tue] 23:28

No title

>雉麿さん

ようこそいらっしゃいました。
こちらもお邪魔しに行きますね!よろしくおねがいしますm(_ _)m

Edit | Reply |