J2 第7節 岡山vs松本 プレビュー 特別版

なんでかわからんのじゃけど、ものすごい気合入ってきました。
明日はどうしても負けられない負けてはいけない相手、松本山雅。


なにか不思議なめぐり合わせを感じるチームです。


自分はファジサポ2年生なので昔のことは良く知らないですが、
選手の行き来があって、今年も喜山とクッキーがレンタルで移籍しているこのチーム。
実は、反町監督が就任したということで、J2で2つのチームをJ1に導いたこの指揮官が昇格したばかりのチームを率いて一体どういうチームを作るのだろう??と、いちサッカーファンとして強い関心を持っていました。
いつかやりたいなと思っていた話をする絶好機と思いますので、今回のプレビューは特別版でやってみます!


◎反町康治監督の描くチーム作り


まず、今年これまで6試合経過した時点で見えてきた反町監督のチーム作りについて、そしてそれから垣間見える今現在の松本山雅というチームの状況について。
(・・・・なんですが、当然自分はファジサポなのでファジほど詳しくは観察できておりません。あくまで3試合を見ての感想をまとめたものとして受け取っていただけたら幸いです。)


最初に結論から言ってしまいますが、反町監督が最初に手をつけたのは守備。
そしてその手法は、「5-2のブロックで流れからの得点を止める」というもの。これっていってしまえば、


2011シーズンのファジの手法とまったく同じものです。
ファジと山雅は奇しくも同じスタートラインから始まっているチームだといって差し支えないと思います。


昨季のファジはそれまでの4バックから3バックにチェンジ。そして臨んだ開幕戦で、(これまた奇縁!)反町監督率いる湘南を相手にアウェイで0-5の大敗を喫し、開幕早々守備のやり直しを余儀なくされました。
その後、震災による中断期間にファジは3枚のCBの脇を両WBをベタ引きで守らせる5-2のブロックでもって守備の建て直しを図り、一月経過したチャリティマッチ愛媛戦で主導権を握らせながら失点0に押さえ込むという結果を得、一定の成果を上げました。これが昨季のファジの堅守のスタートライン。

対する山雅は、ご存知のとおり昇格したてのチーム。
そして率いるはJ2チームを2度昇格に導いた、「J2マエストロ 反町康治」。
J2に関しては右に出るものはないのではないか?という人物です。

当然ながら手持ちの戦力に対する査定についてはその経験に基づいたリアルなモノとなったであろうことは想像に難くない。そして導き出された答えは「守備で計算できるようになってからカラーを打ち出していくプラン」ではないか?と。それを達成するための「3バック採用―5-2ブロックによる堅守の構築」だったと自分は見ています。


◎5-2ブロックのネックとは?

今の山雅を見ることは、そのまま昨季のファジの強みはどこにあったのか?という話に直結します。
それではその5-2のブロック(2はダブルボランチね)のネックとなる部分のお話に移りましょう。
ちょいと図を出しますが。

5-3-2.jpg

ドン引きの5-2-3では、黄色の部分に大きなスペースが出来でしまい、ここからクロスを上げられやすくなります。
なんで、それを受ける3バックの強度。跳ね返す強さがなければこれは成立し得ない。
とにかくココでしっかり跳ね返すことが出来ないようなら守備の計算などできない。
今年の反町監督の試合後コメントを紐解いて見ましょう。

開幕戦vs東京V戦から
「後ろの3枚あたりは、しっかりとしてましたよね。もしかしたら向こうのDFよりもしっかりと対応していたかもしれないですよね。DFのリズムはしっかりとできていたと。」

初勝利を上げたvs北九州戦から
「野澤(GK)・飯田・飯尾・多々良と後ろのラインが集中してくれたのは、これからマネジメントするにあたって自信になったかなと思って嬉しく思います。」

と、2つほど守備陣の健闘を称えるコメントが見つかりました。
他に選手を褒め称えるようなコメントはなし。ソリさんがなんとはなしに3バック・GKの出来に気をかけているんだなぁとうかがい知れるコメントでした。そこで計算が出来ないようでは、今後の段取りに支障がきたしますからひとまず3枚置いて守らせたら出来た・・・よし!というところでしょうか。

ファジの3バックについても、昨年はその対人の強さ・体をぶつけ合う強さについての影山さんのコメントは多く見られたように記憶しています。実際ハイボールに対しては文句ない強さを見せたファジCB陣、全員が180cmを超えるという「岡山山脈」はウチの大きな強みでした。
そうして、跳ね返すことが出来ることで「流れからの失点」が大きく減少したのがファジ。
さて山雅はどうか?
3失点した富山戦から、

(守備は)流れの中から攻められたのはなかったので、その点は大きく破綻しているとは思いません。

・・・・・これは。
あたかも開幕から6試合経過した時点で「流れからの失点が止まった」と宣言されたようではないか・・・・

これでひとまず反町監督は、「流れからの失点」の可能性を抑える手ごたえを得たと言ってもいいでしょう。
これは個人的な推測に過ぎませんが、おそらくこの守備力を軸に山雅は対戦相手にとって「勝ちにくい」チームとなっていくんではないか?と予想しています。それはまさにファジが通った道ですから。
そうして守備に割く時間が減ると同時に、他の攻撃面での充実が図れるようになるだろうと。そこで初めて反町山雅のカラーといいうものが全容を現し始めるだろうとも。山雅が厄介な存在となるのはまさにこの試合以降だろうと思いますね。

とうことで誤解を恐れず言ってみると、

現在の山雅≒2011のファジ(春)

なんではないか?と個人的には思っています。つまり今節のvs山雅戦の持つ意味とは?

山雅という名の昨年の自分たちを相手に回し、どのようなサッカーを見せられるか?どのように成長したかを示せるのか?

ということではないかと。
私たちのチームは、あたかも一年前の自分たちのようであるチームを相手にして負ける訳にはいかない。
では、プレビューです。


<両チームのフォーメーション>

岡山vs松本(H)プレ
ともに3-4-2-1のフォメ

<対戦相手について>

上でつらつらとしゃべってきたように、今の山雅はいる選手のタイプのちがいこそあれほとんど去年の春のファジと同じ地点にいると言ってよいのではないかと考えている。この守備は崩せない守備だ。ファジが昨季証明したようにね。影山さんもそのことは当然熟知しているはずだからどのように出て攻略していくか非常に楽しみである。

山雅で気になる選手はまず弦巻。
シャドーに入る選手で、ボールを収める力・ちょっとした変化をつけるアイデアのある選手で実にシャドーっぽい動きが出来る選手。よい選手だと思う。他には、左WBに入る鐵戸のクロスは良質のボールが入ってくるので警戒が必要だろう。セットプレイではDF飯田の高さを警戒したい。
一発警戒という意味では、木島兄弟のドリブルには十分注意したいところ。

山雅がウチとの試合でどう出てくるか?については申し訳ないがさっぱり読めない・・・
というのも、富山戦では若干繋ぐスタイルも見せ始めていて、単なる堅守からのタテポンカウンターサッカーとは違った顔を見せ始めているからだ。
彼らがどうでてくるかは、反町監督がウチをどのように評価しているかに依存するのではないだろうかと思う。
こちらのつなぎを高く評価し、中盤でのやり取りは危険と判断すれば5-2ドン引きのカウンター命作戦もあるだろう。しかし、ウチ程度の繋ぎならなんとかなるだろうと思えば中盤でのやり取りに参加してくる可能性もあるのではないか。そっちのがずいぶんラクだけど。


<見所>

この試合は、両監督の采配に最も見所が凝縮されているのではないか?と考えている。
上で述べたとおり、こちらの出方・相手の出方は正直言って読めない;
相手が引いて主導権をこちらに渡してくるならば、今節は服部のエンジェルクロスが見たい。
図のように、引いて守ればアーリークロスは上げ放題になる可能性は高い。
FWと相手CBの空中戦に活路を見出したいという作戦。

この試合は2012のファジvs2011のファジのミラーマッチと捕らえてしまえば、昨年私たちが感じた強みや弱みはそのまま山雅のそれと同じだ。

昨年のウチが何に苦しんだか?
それはまずセットプレイでの失点。そして早い時間での失点による追いかけなければならない試合展開だった。
守備に重きを置いた戦術では、先制点をやってしまった時点で相当な不利をこうむってしまう。
少ない得点で逃げ切りたいというゲームプランそのものが崩壊してしまうからだ。
なので、

従来の試合よりも先制点の持つ意味はデカい!


絶対に先制点を与えてはならない。これだけは間違いなく断言できる。
彼らはゲームを90分戦う体力を欠いている。それは富山戦でクッキリと浮かび上がった事実だ。
そんな彼らに健闘をさせた要因は、前半をイーブンで回ったことや、リードしているという精神的な部分に大きな理由があると思う。彼らにがんばらせてはいけない。むしろ、「あ、またダメだわ・・・」と思わせるためにも早い時間での得点が欲しい。

ファジは影山さんが「オレはいいやつを使う」と宣言したことで、よい意味で全選手がフラットな立場でポジションを勝ち取る「自分自身との戦い」の中にあるそうだ。素晴らしいことだと思う。ベンチとスタメンに格差がナイチームでしかそれは出来ないから。
しかし、山雅との対戦で彼らは必然的に「自分自身との戦い」を強いられることになる。
サッカーはなにがあるかわからないスポーツとはいえ、丸々一年分後ろを追走してくる相手をいなせないようでは「6位以内」の目標など達成できようはずがないと思う。勝とう。いや、勝たなきゃダメだ。
クラブ史上初の3連勝を達成して、上位進出をはかるのはここをおいてない。


それはさておき、クッキーと喜山がみたいですソリさんよろしく頼みます・・・


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