J2 第9節 岡山 vs 鳥取 陰陽ダービープレビュー

さあ!明日ですね、陰陽ダービー!


日本のダービーはサポが作るダービー。
自然発生したものであれ、イベントとしてあつらえられたものであれ、サポがサポがその気になって「のっかってしまう」ことで、徐々に特別な風格を持った試合に化けていくものだと思ってますよ。
この2試合は単なる42分の2ではない!
何があっても負けてはならない2試合なんだと「のっかって」楽しみたいね!


<両チームのフォーメーション>

vs鳥取(H)プレ
鳥取は4-2-3-1

<対戦相手について>

鳥取はJ2昇格2年目のシーズン。
昨年は序盤こそ「初物の利」を生かし順位を上昇させることにある程度成功していたものの、チームや戦力のあらましが相手に理解されるにつれ徐々に成績が低迷をはじめ、最終順位はブービーの19位。
8勝7分23敗 得点36 失点60 という結果ではじめてのJ2シーズンを終えている。

今オフで監督が交代し、チームの核であった元日本代表服部年宏が岐阜へ移籍。
新監督の下、新たな挑戦をスタートしたばかりである。

鳥取については、前節の甲府戦を観戦。
相手が甲府だったので終始押し込まれ気味に展開しただけに、良さのわかりにくい試合であった。

鳥取のトレードマークは前プレス

相手が甲府であっても、前半から積極的にプレスを敢行する鳥取。
少々飛ばしすぎではないか?とこちらが心配するほどの追いかけっぷりで、時に敵陣深くまでチェイシングしていき、繋ぎを阻害してくる。これはある程度効果をあげていた。
連動性であったり、コンパクトさであったり穴のあるところも見受けられたが、甲府戦では後半の中ほどまで圧力を維持してきた点は注目すべきところだろう。
それに加え、甲府のJ2屈指の強力2トップを押さえて見せたCBの守備力もある。
守備はまずまず悪くないチームという印象を受けた。


それでは攻撃はどうかといえば・・・
こちらはサッパリという印象。

チームとしてどういう攻めを軸にしたいのかはっきりせず、1トップの福井にボールがほとんど収まらないので、タメが作れず、しっかり時間をかけた攻めがそもそも展開できないという欠点がある。
そして、激しいプレッシングでボールを奪取しても、その後の展開力には大きな問題点があり、ボールホルダーが出しどころを探すうちに再奪取され・・・という展開も多い。繋ぎはまだまだ時間がかかるだろうなと思う。
そういうわけで、攻めのバリエーションの少なさが目を引き、

・可能性の低いロングボールをサイドに流す
・両翼のスピードを生かしたカウンター

大きく言ってこの2点でしか攻めにかかることが出来ず、ほとんどチャンスらしいチャンスは作れなかった。
甲府は4バックであり、両翼の前にスペースがなかったことがその手詰まり感を助長した点はあるが。

最後にデータの部分に目を向けてみよう。
今季ここまで8試合を消化しているが、

ガイナーレ鳥取  1勝2分5敗 勝点5 20位 得点6 失点15
ファジアーノ岡山 3勝3分2敗 勝点11 12位 得点6 失点7

注目すべきは鳥取の15失点。
前節のスコアレスドローでようやく今季無失点試合を達成したとはいえ、
1試合平均で2点近い失点は頭の痛いところだろう。
サッカーでは1点とるのも簡単ではないが、その上2失点を計算しなければならないのは明らかにしんどい。
面白いのは失点の内訳で、前半4失点後半11失点と、

鳥取は圧倒的に後半の失点のほうが多いチームである。
後半だけで2失点、3失点と複数点失うケースが多く、やはり前半勝負のチームなのかな?という印象を受ける。


<見所>


甲府相手でも果敢に前プレに来る鳥取だけに、おそらくウチに対しても同様にやってくるだろう。
バタバタとした展開から、間隙を突くのは相手の望むところなので、

いかにして前プレを不発に終わらせるか?

という点には注目したい。
具体的に思い浮かぶのは、丁寧なビルドアップでいなしていまう展開や、ロングボールを蹴り込んでトップに当ててセカンドボール勝負に持ち込む展開。毎度毎度のことになってしまうが、玉際・セカンドボールそこで負けていてはお話にならない。
これはダービーマッチだ。絶対に負けてはならないこところだろう。
こちらがしっかりボールを保持できたら、しっかりピッチの幅を生かした攻めを展開し、

大きなサイドチェンジからのサイドアタックをカマしたい。

4バック相手であるし、両SHに攻守に大きな運動量を求める鳥取なので、その裏にもぐりこんでSBを叩きたい。
また守備においては、甲府戦とは様子が異なるので十分注意が必要だろう。

守備について注目したい点は、

こちらの両WBの裏のスペースをめぐる争い。

単純なロングボールの放り込みでも、こちらのWBが5バックを形成する前の段階であれば、
ここに蹴りこまれてしまうとヨーイドンの展開を強いられてしまう。そこでボールが収まってしまうようであればまんまと鳥取にペースを握られてしまうことだろう。千葉戦の後半、千葉がやってきたように。

攻めにおいてはイマイチピリっとしない鳥取ではあるが、「こういう攻めを軸にする」と決まることで攻めの意識が統一され、チーム全体で意思統一が出来たサッカーを展開してくる可能性は高い。
また両SHの小井出・美尾、控えの奥山などスピードある選手もいるだけにココをめぐる攻守は必見。


鳥取で最も注目したい選手はやっぱりこの人。
ミスターガイナーレ、実信憲明

トップ下、ボランチでの起用が予想されるが、前線の選手のクオリティに乏しい鳥取にあって欠かすことの出来ない攻撃の起点はやはりこの人を置いてない。ボールを収めて時間を作る動き、アイデアあふれるスルーパス。
ちょっとした変化を付けられる選手で、出来るだけ自由を与えたくない選手だ。


鳥取の特徴から言って、前半を無難に過ごせたならばこちらのペース。
最後まで諦めずに走りきることこそファジアーノの真骨頂。
後半まで相手を圧倒する運動量で走り勝ち、陰陽ダービー連勝でGW連戦に向けての弾みをつけたい。
ここで負けていては駄目だ。絶対勝とう。


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