本当の勝負がはじまった J2 第13節 岡山 vs 岐阜

8戦して無敗。
Jの舞台に上がって、かつてないほどの快進撃を続けてきたファジアーノ。
サポとしては、なるべく長くこの流れに浮かれていたい・・・・
連戦最終戦、苦手意識のある相手とはいえ今節の相手は最下位の岐阜とあれば、ここもいけるだろう!
かけつけた観客は9,534人。天候も晴天と最高のコンディションで迎えたこの試合でしたが・・・・
ファジが新しい局面を迎えたことを告げるような試合になりました。


<スタメン>

vs岐阜(H)


<結果>

岡山 0-1 岐阜


◎前後半を通じて


ファジが終始ボールを持ち、岐阜が守備を固めて守る展開で試合は進行。
ファジが7位、岐阜が22位ということで、実力差をそのまま反映したような展開になった試合でしたね。
岐阜は、なかなか手堅く粘りづよい守備でもってこちらの攻撃を跳ね返していくんだけど、いかんせん攻撃においてはロングボールを放り込んでそこでゴネて何とかするといういかにも苦しいチーム状態であり、こちらにミスがなければまず失点しないだろうという感じでした。
対するファジは・・・判断悪し、ミス多しと低調な出来。
岐阜の4-4ブロックにてこずり、サイドチェンジは完全に対策され、そうして攻めあぐねてはちょろっとカウンターを食らう展開が続くといった試合。玉際のファイト、動き出しの少なさも尾を引いてチームに躍動感はなく、
「今日は重いなぁ・・・」と前半から感じさせる内容でしたねぇ。
ボールは保持する、高い位置まで持っていくけど打てないシュート。攻めるけど攻め切れない、そんな展開で時間ばかりが経過して次第に高まるイヤな予感・・・・
試合終了間近にカウンターから失点。・・・やられた;マークの受け渡しのミスが原因と。
最下位相手に1点の勝点も取れないという、やってはいけない試合をやってしまった。無念。


◎完封されたサイドチェンジ


ファジのオハコとも言えるサイドチェンジですが、ここまで対策されながらもシャドーがフォローにいくことによってまだ機能していたと思うんですね。ところがこの試合、岐阜の徹底した対策の前にほぼ完封されてしまいました。これまでファジの攻撃の柱として有効だったこの攻めはもはやこのままで通用しない。
そういう時期になってきたなぁとつくづく感じました。
以前「図解で見る!サイドアタックと、4バック・3バック」で取り上げましたが、この日の岐阜は右WBのサワに対してSHもしくはSBがブロックを離れてマンマーク気味に見る形をとってきました。
ちょっと図にしてみるとこんな感じ。前半10分のシーンですが、
サイドチェンジ封じ

ボールが左サイドにあるうち(レンがフリーで持つまで)は左SBは4-4ブロックの一端を担うんですが、サイドチェンジの気配を感じるとスルスルとブロックを離れ、あんなところまで出て行ってサワを見る。
レンからボールが出てもサワはプレスを感じたプレーしか出来なくなり推進力はそこでストップ。
オマケにフォローに来るミンキュンを、服部が老獪な読みでマークしてシャドーへの落としすらさせてもらえないシーンも。・・・・うーんお見事。この日10本くらいサイドチェンジをやってるんですが、素直に前向きで受けられたシーンは皆無でした。


◎本当の勝負が始まる

で、この試合って岐阜がうまく凌いで守って守って最後に数少ないチャンスを決めて勝った。
そういう試合だと思うんですよね。でもこれって、これまでファジがやってきたことそのものだよなぁと。
これまではファジはボトムズのチームでしかなかったし、それ相応の実力しか有してなかった。
なので、自然そういう戦い方でとなっていたわけだけれど、
今年このような成績が出てまた実力が相手に評価されたことで、今度はそういう戦い方をされる側に回ることになった。そう、もう下位じゃないんだよな。
だから下位レベルの水準にいてはこの位置を維持することすらままならないだろう。もう一段成長しなければ。
この試合の持つ意味はそこにこそあるんではないかなーと。
陰陽ダービーでの勝利はボトムズからの決別と書きましたが、この岐阜戦の試合模様はまさに"ボトムズvs上位"で上位が食われる典型的なパターンですよね。


ボールを持たされ、堅い守備にてこずるよう仕向けられ、前がかりになったところを狙われ、さして上手いともいえない攻めに慌て、ミスから失点し、負ける。


きっと、下位のチームはこの試合のように徹底してくると思います。
勢いだけでは上位は望めない。昨年の栃木どうだったか?北九州はどうだったか?
どちらも最終的には10位、8位ですからね・・・・中位からうえに上がることは相当に厳しい戦いになることは間違いない。本当の意味で攻守の高いレベルでのバランスが必要になってくるでしょう。

ここからが本当の勝負で、ここからのチームの成長力がすべて。

上位のチームとやったとしても、ウチの守備はかなり計算できると思います。
しかし、攻撃はまだまだもう少し時間がかかるだろうなと。技術はあるんだけど細かいズレがまだまだ多い。
攻撃面での成長がどの時期で守備のレベルに追いついてくるか?これによって今シーズンを左右してきそうな気がしています。


9500人の大歓声の中での敗戦。ホーム連勝ストップ。無敗記録ストップ。しかも最下位相手に敗北と。
悔しがるなってのはムリだよ、悔しいに決まってる。


非常に残念な敗戦ではあったけど、まだ9位。
成長できなければ転落するまで、しかし絶対に壁を乗り越えてくれると信じているしそのポテンシャルはある。まだまだよ、ファジはこっから伸びるはず。本当に痺れるような中位キープ戦・上位進出戦を楽しみにしましょうや。去年「北Qいいなぁ楽しそう」とか何度か思いましたが、今度はウチの番だね(笑)
影山監督の手腕に期待して次節、天敵東京ヴェルディ戦まで待つとします。
選手たちはほんとにお疲れ様でした。この難しくタフな連戦をケガなくクリアしてくれてほんと良かった。
ゆっくり休んで英気を養ってまた上っていこう。

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  • 2012.05.09 (Wed) 11:36 | まとめwoネタ速neo