図解で見る! 5-2-3が誘うファジの罠

おひさしぶりです!


当初2週間くらいはかかると聞いていたネット環境の復旧が意外な早さで解決し、部屋の片付けもようやくひと段落。ということでひさびさの更新となりました。ずいぶん長い間更新が滞っていたにも関わらず、閲覧者数のカウンターがけっこうな数を記録していたと知ってめっちゃ驚いてますよ!嬉しい!ありがとうございますm(_ _)m
お待たせしました。ゼロファジブログ再開です。


さてさて、復帰一発目は図解!シリーズではじめてみます。
と・・・そのまえにざっくり今後の更新予定のお知らせを先に済ませてしまいますね。

<今後の更新予定>

京都戦のレビューについては録画見直す時間もあんまないので、お休みします。
次節福岡戦につきましてはプレビューはお休み。レビューはうp予定です。
各クールごとの振り返り記事については、もうこのさいですし21節(10節+11節)終了時に4分割のクールと扱って、2つまとめてしまおうと思います。二転三転してすみませんがそっちのがいいと思うのでね。
福岡戦のレビューからは通常運転に復帰できると思います。

さてそれでは本編に参りましょう!記事書くの久しぶりすぎてなんか違和感(笑)


◎ついに日の目を見た雉式カウンターアタック

京都戦、1万1千人をこえる大歓声の中非常に強い相手に完敗。
カンスタで2連敗をいうことと、のべ2万人の観客の前で勝ち試合を披露できなかったこと。
この点だけは心残りな感じもしましたが、この京都戦は今後に向けて一つ大きな光明が見出せた試合でもありました。それはなぜか?

これまで形にできなかったカウンターが完璧に遂行できたはじめての試合でもあったからです。

今回のネタは、5-2-3のフォーメーションに潜む罠とカウンターのお話。
まずはファジの守備時のフォメのおさらいからサクっとしておきますね。


◎5-2-3フォメで空くスペース


5-2-3スペースカウンター

5バックの上に5角形。もうおなじみになってきましたがファジの守備時の基本姿勢はだいたいこんな感じ。
まず赤丸の部分ですが、この5角形の内部への侵入に対しては厳しくチェックに行き外へ外へ締め出します。
中がダメなら外へ。
大方の相手は黄色の部分でボールを落ち着けそこから攻略する時間が長くなるってことでした。
ここまでがおさらい。
では次に5-2-3での守備時相手とのマッチアップを見ていきましょう。(4-4-2でやってます)


◎5-2-3でのマッチアップ

カウンター噛み合わせ

濃い枠で囲っているところがそれぞれのマッチアップ。これはちょっと余談ですが、
こうしてみると1トップの恩恵が浮き彫りになってきますね。
ケンゴ一枚に対して、相手のCB2枚ですからここで数のミスマッチが生まれてます。フィールドプレイヤーはお互い10対10なわけですから、ここで「浮いた一枚」は別のところで「あまる一枚」に化ける。
そう、植田です。あくまでこの図ではってことですが1トップで浮いた一枚は最終ラインで1枚余ることになり、これがファジの守備の強み・旨みにもなってきます。

各組み合わせを見ていくと、2箇所どーにも距離感が難しいところがでちゃうんですよ。
それは、左右シャドーと左右SBの距離感です。ここは難しい。
というのも、シャドーは中に絞って5角形を広げないようにしないとインサイドへの展開を許してしまいます。
けれど、相手のSBにボールが出たらそこへはチェックに行かなければならない。なんちゅうか2正面作戦って守り方ですよね。SBは基本的にライン近くに位置取りますから、シャドーがそれを見ようとすると中に絞っておいてから外へダッシュしてついていくしかない。シャドーはまじ大変なポジションじゃな・・・

こういう守備を採るようになってからというもの、
SBにボールが出てそこへ遅れ気味についていくシャドーの姿はどんな試合でも見かける光景となりました。
では実際に左SBにボールが出たとして話を進めてみます。


◎「シャドーはつらいよ」ハードワーク編


SBが持つ

さあ左SBにボールが出ました。
この図ではミンキュンが立ちはだかって「間に合ってる」状態にしてますが、このエリアこのもたれ方だと前述のとおりシャドーは遅れ気味になります。
ここでシャドーがボールホルダーのSBを放置してしまうとどうなるか?右の枠の部分を見てください。
ここのタテの関係で、敵SH・敵SBの2枚に対しこちらは右WBの一枚のみとなり数的不利を抱えてしまいますよね。それを避けるためにハードワークして中へ外へとシャドーは走る。
それに加え赤枠の部分、「やらせない」エリアであるはずのところを見てください。
外に位置するSBに展開し、シャドーを引っ張り出したことで、開いた格好になり中に展開しやすい形になってます。こうした形でズバズバ侵入されることはあんまないですが、相手もボールを動かしてこちらのズレを狙ってくると、そういうシーンでもありますね。
いずれにせよ、SBに持たれると相手に主導権を握られがちな守備になる可能性が高い
こう言ってもいいんじゃないかと思います。
それでは、SBがミンキュンを振り切りそのまま侵入したとして進めていきましょう。


◎5-2-3に潜む罠


いかん、それはワナだ!!!

SBはファジの右サイド深くに侵入することに成功しました。
ファジとしてはなんとかしないといけないピンチとなりそうな場面です。が・・


これはファジの罠です。


そもそもこちらの人数は1枚さらに余ってますし、時間をかけさせて遅らせることさえ出来れば相手に展開できる手はどんどん減ってしまう。クロスは上がってしまう可能性はありますが、CB陣は岡山山脈ですからね。相当いいクロスでピンポイントならやられるでしょうが、それは相手を褒めるべきでしょう。
スピードを抑えさせたらどんどん寄せが来ますし、
もしこちらが首尾よくボールを奪取したりルーズボールを拾ったりしたら・・・・・
濃い枠の部分、

SBが空けたスペースはガラ空き。スペース食べ放題の極上カウンターチャンスじゃないか・・・!

おのれ謀りおってええ!みたいな(笑)。


◎まとめ


ちょっとここでまとめておきましょうか。5-2-3の守備において、

1.中をやらせないことで外からの展開が増える
2.シャドー⇔SBの距離のミスマッチからくる不安定な守備→SBの攻撃参加を促しやすい
3.SBを誘い込んだ上で、足りてる人数を武器にストップすれば、SBの背後がら空き。カウンター発動!

と、こういうことがおこりだしておるんではないか?と思うんですよ。
そういえば最近のファジは強い相手と当たる時や、リードした場合自陣に引いてじっくり構える守備がスタンダードになってきましたよね。あれってただリスクを減らすためだけではなく、もしかしたらあえて相手にスペースを与えることによって自陣に相手を呼び込んで、カウンターチャンスを生みやすくする狙いもあるのではないか?と。
以前の図解で守備の図を作っているとき、「あれこれサイドは目をつぶることになるよな・・・」と思ったんですよ。で当然プレッシャーの低いところは相手にとって侵攻しやすいところでもあるわけですから、もしかしてこの形はSBを誘い込んでその裏を狙うつもりなのかな?とふと思ってはいたんです。
しかし、なかなかスパッとそれが決まることがなかったから守備の図解の時にはくっつけなかったんですが、


ようやく京都戦で見事なカウンターから点を獲ってくれた!


右サイドで千明がプレスをかけルーズになったボールをサワがかっさらうとすぐさまSBの裏にいたケンゴへ出しパス&ゴーでスペースへ猛然とダッシュを開始。
ケンゴがマークについていたCBを軽くいなす間に、サワは誰もいないスペースを悠々と抜け出しケンゴのスルーパスを受ける。そのままドリブルでスピードを殺さず前進し、逆サイドへサイドチェンジ。
田所がミンキュンとのワンツーでペナに侵入しシュートからゴールと。


まさにSBの裏を狙うことを前提にした一連の動き、もう完璧。あの美しさよ・・・


フォメからくる雉式トラップからの雉式カウンターがついに日の目を見た。京都戦はそういう試合でもあったなと思います。得点力がいまだ伸び悩むファジですから、カウンターでキレイに最後までやり切れたのは素晴らしいよまじで。今後さらに精度・連動性などが向上してきたら、先制したらもう逃げ切れちゃうチームになってくれるんじゃないかな?と期待感が上がってきました。
最後に京都戦についてちょこっとふれて終わりたいと思います。

ファジの守備を仮に「チョキ」の守備だとすると、京都の攻撃は「グー」。
京都のようなチーム以外のチームの攻撃はだいたい「チョキ」か「パー」だからファジの守備を崩せない。
ファジは懸命に「チョキ」を出し続けてなんとか「グー」でも勝たせないようにしてみたけど、まぁムリだわな。
噛み合わない手を出し続けるしかなかったのでああいった試合になっちゃった。

とこんな感じがしました。
正直こちらにとって「京都はあわねぇわ」ということ以外なんら失うもののない敗戦ですし、ファジの守備に問題はない。他のチームであればあんなにやられることはないでしょう。それよりカウンター実らせることが出来たので収穫ある敗戦だったなぁと思います。


ふう。今回はこんなところで。


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  • 2012.05.25 (Fri) 03:14 | まとめwoネタ速neo