我慢の夏 J2 第24節 岡山 vs 徳島

暑くなってきましたね~。
いよいよ梅雨も終わり、こっから本格的に夏になってきます。
夏といえばファジの季節、どこよりも走るチームだからこそ夏に飛躍したいところであります。
ここのところ停滞の雰囲気を漂わせているファジアーノ、後半戦初勝利をカンスタで見たい!
そういう試合でしたね。
※更新が遅くなってすみません。仕事激務化につきなかなか思うように時間が取れないので、今日は簡単なまとめということで。

<スタメン>

vs徳島(H)


<結果>

岡山 0-0 徳島


◎前後半を振り返って


後述しますが、やっぱ一度対戦した相手と当たっていく後半戦は実に面白いですね!
特にチームがどうでてくるか?という読みあいの部分なんかは実に味わい深いものがありまして、この試合はそういった部分が非常に分かりやすい形で出た試合だったように思いました。
前半、ファジは自陣にリトリートして、5-4-1・5-2-3・4-4-2と状況によって形を変えながら徳島にポゼッションを譲る構えを見せ、徳島のカウンターを削ります。
それに加えこの日はチアゴがいましたので、戦術チアゴを軸にサイドへ展開していくリスクを軽くした攻撃を見せ、慎重に運んだ前半でした。
これにより、ボールを持つ徳島・奪ってカウンターのファジという図式で試合はすすみます。

15分を過ぎたあたりから徳島のプレスがややトーンダウンしはじめると、ファジは戦術チアゴを担保しつつボール回しによる積極的な繋ぎを見せ始め、
23分バイタル付近でこぼれ玉を拾ったレンがブレ玉ミドルを一閃も・・・・おしくもバー直撃・・・
この日最大のチャンスが訪れたのは前半25分。
徳島がこちらの守備を崩せず、やや2バック気味にして前がかりになっていたんですが、
ファジは自陣ゴール前あたりからダイレクトで小気味よく繋ぎレンが前を向くと、2バックの外側を回り加速を始めていたケンゴがタテを要求!
レンからここしかねーだろ?っていう神サイドチェンジがケンゴしか触れない地点へ打ち込まれる!
これをケンゴがやや浮いたものの見事に収め、すわGK1vs1か!?と思われたものの・・・
ペナ内でバウンドをワンテンポ待った一瞬に帰陣したDFに触られクリア。
この日の前半の狙いが見事に結実した素晴らしい展開でしたが・・・まぁしゃーない。
この日はケンゴの日ではなかったとしか言いようがなかったと思います。
衛藤に裏を取られた右サイドが一回と、前半の最後あたりの左サイドでの鈴木の抜け出し、その2点以外に危なそうなシーンはなく、ほぼ完璧に近い形で徳島を封殺せしめた前半でした。


後半、徳島はファジのブロックの外周を回り攻めあぐねていたことを受け、2トップの足元に積極的にタテパスを打ち込んでいき変化を見せます。
ファジは、動きの落ちたチアゴを下げミンキュンを投入。これで流れが変わった!
チアゴ・ケンゴとがDFラインの近くでプレーしていて、クワシンはアレンジャー的なプレースタイルということもあり、高い位置でのゲームメイカー、ラストパスを出せるポイントがレンしかなかったファジでしたが、ミンキュンが入ることで高い位置からラストパスを出せるようになってきます。
57分、ケータから(ボランチの脇へわざと降りてきた)クワシン→ミンキュン→ケンゴと繋ぎケンゴのミドル!
60分、千明→田所→ミンキュン→ケンゴでペナに入るも抜ききれず
61分、右サイドサワからのクロスに、ケンゴが飛び込みシュートもわずかに外れる決定機orz

ミンキュンの投入を境にして俄然前への迫力を増すファジ。
なんとしても一連のチャンスで1つ獲りたかったところでしたが・・・
しかし、イメージの共有やプレイの呼吸といった面でやや前進できたのではないか?と感じさせる場面も増えてきているように感じました。
結果的にはそのままスコアレスドローということで、まーたホームで勝てなかったかぁ・・・という感じも確かにあるっちゃあるんですけどね~。
順位も8位から徐々に後退しつつあり「6位とおくなっとるが~><」という焦りも・・・。
だけどね、去年最終的に12位ですからね(笑)もうちょい楽観的にドッシリ構えたいなと思います。


◎二回り目の面白さ、影山監督の巧みなゲームプラン


冒頭で述べた2回目の対戦となる後半戦の面白さ、これについてのお話ですが、
リンクさせていただいている小野散言録さんのプレビューによれば、

徳島はスタミナに難があり、90分通して戦い抜くのが難しいということ、
それを受けて、自陣にリトリートしてカウンターを狙う戦い方で状態を上げてきたチーム
ということでした。

これに加えて、ファジとの対戦はどうだったか?というと、

前半は徳島の前プレにまさに完封状態でなんにもさせてもらえなかった
後半はサイドチェンジにより右サイドを炎上させ勝ちきった
という試合でしたよね。

ちょっと徳島の小林監督のコメントをのっけますが、

Q: 最初、岡山が引き気味に構えたこと、そういう戦い方は意外な印象でしたか?
「そうですね、ホームなのでそれはやらないだろうなと思いました。でも、そうやった方が岡山としては、固い守備で取ってカウンターに良かったと思います。」

というように、小林監督は「ホームゲームなので引く戦い方はしないんじゃないか?」という読みがあったことがこのコメから分かりますよね。
カンスタでは毎試合かなりの観客が入ってますし、なにより前節の横浜FC戦ではリトリートではなく積極的に行ってかなりいい試合を演じていたということが、小林監督にそういう印象を与えたんではないか?と推察します。
徳島はカウンターで復調してきたチームということもあり、ファジがボールを持ってくれたほうが都合がいいわけなんですよ。ところが・・・

ファジは自陣にリトリートしてブロックを形成してゲームに入りました。
このあたり影山監督のゲームプランというのは、小林監督の裏を取った見事な采配だったと思います。
そもそもファジは、
フラット型と呼ばれるオーソドックスな4-4-2に対する守備は無類の堅さを誇っており、大好物なんですよ。
栃木も4-4-2ですが、まるで良い攻めを展開できませんでしたよね。
おまけに徳島はカウンターが得意≒自分たちでボールを持つのは得意ではないという特徴もある。
結果、「そりゃ取れないわ・・・・」という前半になるのも頷ける話で。
おまけに前回完封された前プレは戦術チアゴでするっとかわせてしまう
前半イーブンで通過さえしてしまえば、ゲームはこっちのもの。
なぜなら持久力において両者の差は明らかだから。後半ファジが走り、徳島は走られることになるだろう。

あくまで推測に過ぎませんが(それが観戦の醍醐味なんだけどね)、
影山監督はこのようなプランでゲームに臨んだんではないかなと思いました。
惜しくも決定機をモノにできずドローとなりましたが、
もし1点とって勝ったならばまさに「してやったり!という会心の采配になった可能性は高かったと。

とまあこのように、前回対戦の内容やら、これまでの戦い方やら、そういったものをいろいろ考えながらゲームを見ていく楽しみってのが2周り目にはあると思うんですよね。
それが毎試合楽しめるんだからねえ・・・秋くらいがほんと楽しみですよ。
チームはいまだもがいてはいますが、少しずつ前進しているとおもいます。勝点が伸ばせずジリジリしますが、この苦しみが結実する日を信じて応援していきましょうや。


◎おしらせ


え!いまさら?感がマックスですが(笑)
分析系のファジブログをされている、

小野散言録さんのブログをリンクに追加してます!

自分は得意な話とそうでない話にけっこうバラついてるんですが、この方はどの方面にも満遍なく観察できる素晴らしい記事を書いておられてまして毎回更新を楽しみにしております。
残念ながらアウェーの記事は書かれないようですが、ホームゲームのレビューやプレビューはうpされていて、とくに相手チームに対する知識はとうてい及ばないものがあり、必見ですよ!


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