ペースは譲ってもゲームに勝つ J2 第28節 鳥取 vs 岡山

大変おまたせいたしました;
更新のない日にもかかわらず多数の方にお越しいただきホントありがとうございますm(_ _)m


熊本に勝利し、それまでのイヤな流れを断ち切ったファジアーノ。
今節の相手はガイナーレ鳥取ということで、陰陽ダービー2ndlegでしたね!
ここ最近はかなり強敵を相手に厳しい試合を続けてきましたが、しばらく下位チームとの対戦も増えてきます。
一度失った流れを取り戻し再追撃をかけるには落とせない一戦でしたね。


<スタメン>

vs鳥取(A)


<結果>

鳥取 0-2 岡山


◎前後半を振り返って


鳥取は予想された4-4-2ではなく、4-2-3-1でのスタート。
前半からかなりアグレッシブな守備を展開して、ファジがボールを落ち着ける時間を与えてくれなかったことで非常にバタバタとした落ち着かない展開でゲームはすすみました。
ファジとしては鳥取の戦術にかなり戸惑ったこともあり、なかなかペースを握れず、逆に鳥取が自分たちの思惑どうり進めた分前へ!という勢いがかなり強かったように思いました。
ファジとしては自分たちのペースで試合を進められない苦しい試合となりましたね。

ところが、前半29分中盤でのボールの奪い合いからミンキュンに収まると、
なだれ込むような見事なショートカウンターで先制!
ミンキュン→石原→サワ→ケンゴと繋がった一連のパスワーク、すべてがワンタッチ・ツータッチのプレーによるもの。いやーーー見事すぎない?(笑)

先制はしたもののなかなか鳥取の勢いを殺しきることのできないファジ。
特に体の強さ・高さに秀でるFW久保をターゲットした攻め、トップ下にはいった美尾の自在なポジショニングには大変苦しめられ、鳥取にビッグチャンスをいくつか与えてしまいました。


後半運動量が落ちるか?と思われた鳥取でしたが、やはりダービーにかける意気込みでしょうか前半並みとは行かないまでもアグレッシブな姿勢を崩すことなく立ち向かってきましたね。
どちらのゲームだったかというとおそらく鳥取のほうだった思いますが、サッカーはわからないもんだ。
後半34分にセットプレイからタダシのファインゴールが決まりダメ押し。

7試合勝ちなしの時には、ゲームの主導権を握って優位に進めたのに、点が獲れず・・・
という試合展開を繰り返してきたのがファジアーノでしたよね?
それと比べると、ゲームプランをハメられ、かなり我慢を強いられたのに点を獲って勝った。
まるで、これまでの試合と立場を入れ替えたような試合展開じゃありませんか。
結局、そのまま2-0で勝利し陰陽ダービー3連勝!勝点を40台にのせ、10位に上昇!
再上昇の足がかりとして勢いをつける連勝となりました。


◎鳥取のゲームプランに苦しんだファジ


鳥取の順位が下から2番目ということで、実力的には格下といっていい相手だったと思うんですね。
しかしながら、フタを明けてみれば相当苦しめられてしまったということで・・・・。
「何故鳥取相手にこうも苦しむ?」
と首を傾げられた方も多いんではないか?と思います。
そのあたりのことを念頭において試合を見直していたんですが、やはり鳥取のゲームプランがかなり効いていたんではないかな?と思うんですよ。


◎4-2-3-1の難しさ


まずフォーメーションですが、4-4-2ではなく4-2-3-1でやってきたということ。
一見すると、「なーんだ2TOPがヨコかタテかの違いだけじゃん!」となるんですがこれがビミョーーに影響しちゃうんですよねぇ。以前草津戦のときにも触れましたが、
基本的に4-2-3-1を相手にするときファジの守備はやや不安定になるという特徴があります。
その原因は、トップ下に入る選手を誰が見るのかハッキリさせづらいからなんですね。

ウチの守備においては、ボランチを越えて上がっていった選手は後ろに任しちゃうことになってます。
相手が3トップで3枚のCBと同数にでもならないかぎりCBは余りますから、誰かがそのボランチを越えてくやつを見れるんでそれでおkなんですよね。
ところがこの試合における美尾のように、
ボランチとCBの間で「浮いて」サイドに出て行かれると途端に誰が美尾を見るのか混乱をきたします。
何度か美尾にフリーでボールを持たれるシーンがありましたし、オフサイドくさかったものの裏を取られてしまったシーンがありましたよね。あれもそうで、やっぱ誰が付くのか?ってとこがハッキリしてない。
逆に4-4-2なら話は簡単。
なぜなら3CBのうち2枚を付けてしまえばそれで終わりですからね。
4-4-2が予想された中で、4-2-3-1でやってきたのにはこういう狙いがあったんではないかな?と。


◎ファジに守備をさせないために


ご承知の通り、ファジアーノはいまだかなり堅固な守備を誇っています。
試合を重ねるごとに共通理解がすすみ、よほどのことがない限り大崩れは見込めない。
試合を見ていると、まだ鳥取にはなんでもないところでの繋ぎのミスや反応の悪さなどが散見され、あまり細かいパスワークでビルドアップしてっていう攻撃が得意ではないように見受けられました。


さあ、そこでどうするか?
自分が鳥取の監督だったらどうやってファジから点獲りましょうか?



もし拙い繋ぎで中盤でボールをロストしようものなら、ショートカウンターの餌食にされてしまいかねない。
実際この試合でもそうやって先制しましたし、前節でも見事なショートカウンターで点を獲っている。
できれば、そのリスクを回避したいとこですよね。

そこで鳥取が狙ったのが、早い段階でスペースに蹴り込んで裏を取る。取れなくてもセカンドの拾い合いに持ち込み、高い位置にプレーエリアを持ってくる。ということだったんじゃないかなーと。
期限付き移籍で加入した久保は高さと体の強さに秀でており、ターゲットとして十分見込める素材でした。
それに加えて上記のようにフロートなポジションを取る美尾をファジは捕まえきれないでいた。

ファジとしては、
前から取りに行ってはブロックの頭を越えるボールを蹴られる。
引いて後ろのスペースを消そうと思っても高い位置で起点が作れる久保がいる分、DFラインを無闇に下げられないという、非常に守備がハマりにくい展開
だったわけですよ。
やはりウチはいい守備というのがベースにあるチームですから、守備である程度バチッバチッとハメられないと厳しいものがある。
これがもし、鳥取に信頼できるターゲットマンいなかったならば、ファジはDFラインを下げてしまえばそれでおkです。じっくり構えてしっかり跳ね返し、セカンドを拾いマイボにする。得意の形ですよね。
相手が繋いでこようとするならそれもまた良し、もっと強いとこ相手でもしっかりブロックを作って奪う守備は定着していますから。


というように、鳥取のゲームプランはかなりハマっていたのが今回のダービーじゃないかな?と思います。
ちょいと余談になりますが、実はこの手のやり方ってのはすでに去年にも見られた手で、
ホーム岐阜戦、ホーム富山戦、アウェイ富山戦なんかはこの鳥取のやり方とそっくりでした。
結局、岐阜にはやられ、富山にもてこづったものの、アウェイ富山戦ではDFラインをわざと下げてから蹴らせ、跳ね返し勝利したという経緯がありました。そのときの富山にはターゲットになりえそうな前線の選手はいませんでしたから、DFラインを低くしやすかったのかもしれませんね。

かなーり苦しんだ試合ではありましたが、
やっぱ勝つときってのはココ!ってとこでやるべきことが出来てるもんなんだなぁと感心もした試合でした。
特に先制点を奪った一連のシーン。
ゲームが少し落ち着いた時間帯でしたが、相手のボランチがやや判断の遅いところがあってボールをかっさらわれるシーンが2度ほどあったんですよね。ビミョーにチャンスのにおいのする展開が2度続いていた。
そうしたら3度目、なんでもない中盤の奪い合いを制して見事なカウンター。
まさにここ!って狙いどころをしっかりモノに出来たなぁというシーンでした。
こういう抜け目のなさをもっと磨いていきたいですね!



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COMMENT 1

-  2012, 08. 18 [Sat] 11:41

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