影山ファジの第2章 J2 第34節 岡山 vs 湘南

※甲府戦はリアル事情で更新できませんでした。すみません;
 あああ、これで2試合飛ばしちゃった。どーも最近イカン!


前節、J2首位の甲府を相手にかなりの手ごたえをつかんだファジ。
敗れはしたものの、リトリートして守る相手を幾度も崩し、決定機を作ることができた試合でした。
それを受けての今節。相手は湘南。
湘南といえば、3-4-2-1のハイプレス!
ミンキュンをして「ウチより走るチームをはじめて見た」と言わしめた強豪。
マッチアップゲームになり、ガチの1on1を楽しむことになるだろう、と思いきや試合はまったく予想外の展開に・・・


<スタメン>


vs湘南(H)


<結果>

岡山 3-1 湘南 (3-0、0-1)

SH 12-12
CK 4-6
FK 15-11
GK 17-13

得点者 前半34分 仙石廉 前半41分 田所諒 前半45分+2 川又堅碁 後半17分 古橋達弥


◎出来の悪い4バックをサンドバックに


前半、なんと湘南は3-4-2-1ではなく4-2-3-1でのスタート!
中2日の日程の影響か、ケガ人による影響か、監督の考えはまったく読めませんでしたがこの日の湘南の4バックは非常にレベルが低く、3-4-2-1のときの半分も力を出せていないのではないか?そんな印象を受けました。
前プレは単発的で、ファジの3CB+仙石千明をあわてさせたり、ロングボールを蹴らせるシーンも少なかったため、こちらとしてはしっかり後ろから繋いで、タテパスを打ち込んでいく体勢が整っていた。
湘南はリスクをかけずに、ボランチ・SBの押上げも控え気味の攻撃。
それによって、前線の4枚でなんとか攻略していく。
ファジはバックラインから繋ぎ、時にサイドチェンジを織り交ぜてビルドアップ。
このような図式で試合はすすみました。

この日の前半、秀逸だったのはファジの1トップ・2シャドーのボールの引き出し方
そしてそれを引き立てたのが、
湘南の中途半端な前プレと、
WBに対しSH・SBとサイド2枚使ってどう守るかが整理されていない4バックの未熟さでした。
1点目のシーンにそれが現れています。

湘南左狙い撃ち

ボールの行方(黒線)は、千明→竹田→篠原→石原→サワ→ケンゴクロスとなるんですが、
まず薄い黒丸のエリア、ダブルボランチの脇へシャドー(石原)が降りて、篠原からボールを引き出してますね。
篠原に対し菊池が詰めてますがタテパスのコースが切れておらず、キレイに繋がれてしまいました。
石原がボールを持ったので、
左SBの島村がチェックに来てますが・・・その裏には広大なスペースが。(赤枠)
石原からボールを受ける間サワはケンゴの動きを確実に見ていました。
ケンゴはその広大なスペースへダイアゴナルに走りこみ、そこへサワからボールが出たことでクロスまでたどり着けましたというシーン。
サワに出したと同時に石原がタテに動き出したことで、CBの大野がそれに反応。
ケンゴにはもう一枚のCB遠藤が付いていってましたから、
湘南はCB2枚がゴール前から両方引っ張り出されてしまうという・・・なんともバタバタした対応でしたね。

結局、ケンゴのクロスはワロスでしたが右SBの鎌田が中に絞ってヘッドで跳ね返すも、
そのセカンドをレンに拾われ、レン→ミンキュンのフリック→レンのミドルでゴール!!ということに。
鎌田がドフリーなのにヘッドしてくれたのでこぼれが拾えたわけですが、ここで湘南の選手が「フリー!(だから冷静におさめていいぞ!)」と一言怒鳴ればそれで終わりってシーンでした。
しかしながら、ミンキュンに下村が付いていてバイタルは永木一人だったと。それでは上がってきたレンと1枚vs1枚ですからね・・・・。
行くのか引くのか判然とせずスペースがポコポコ空き、捕まえられずにズルズル下がり後手を踏んでしまう。
やっぱこの湘南の4バックはお粗末というよりないでしょう。かなりらしくなかったなぁ。
ちなみに2点目もこれととてもよく似た形でのものでした。


◎プレイスタイルそのものをフェイクにする金民均


・レンにリターンし、アシストした1点目
・右サイドに出てマークを連れ出し、ヒールでチャンスメイクして見せた2点目
・同様に、収めて時間を作ると見せかけまたヒールでカウンターに火を点けた3点目


この日のミンキュンは別ミンキュン!


ここ2戦でファジの攻撃が何故こうも「怖さ」を持ってきだしたのか?
それについては別の機会で触れるとしますが、
その怖さを最大限に発揮して見せたのが岡山の誇る変態ボールキーパー金民均でしょう!
上記の通り3点に絡むという文句なしの出来だったわけですが、何故ミンキュンがあのように相手を出し抜けたのか?その理由は彼自身のプレイスタイルによると考えてます。


そもそもミンキュンというプレイヤーはどういうプレイヤーか?
小柄ながらフィジカルに優れ、独特のリズムを持つドリブルや細かい体のフェイントを駆使してボールを収める。
そう、ボールを持つ技術が際立った選手ですよね。
彼以上にボールを持てる選手がいないチーム事情、そして彼自身が足元で受けてプレーしたいタイプということ。
この2点がよりその印象を強めてきました。


フリーにしてしまうと、決定的なパス(・・・個人的にはちょい不満)も出せミドルでゴールも決める。
相手にとってはケンゴとならんで最もマークしなければならない選手なわけですよ。

それを証明するかのように、この3点を演出した3つのシーンすべてでミンキュンにはタイトなマークが付いてました。これまでのミンキュンであれば、それでもボールを収めて体勢を整えて次のプレーに移るなりしたところでしょうが、この日はすべてワンタッチではたいてしまった。つまり、ボールを持たないことで決定機を演出しちゃった。


そら読めないわ・・・・。


だってファジサポでもそういうミンキュン、イメージできなかったくらいだもの。


ミンキュンに象徴されるように、動き出し・シンプルな繋ぎというコンセプトは前線の選手に共有されつつあり、それがここ2試合攻撃の原動力になっていると見ています。いやーーーこっからのファジはきっとすげー楽しいはず!
ギクシャクしていた湘南を前半で3点リードし、後半1点返されたものの逃げ切りこれで13勝!
昨季同様再び右肩上がりの秋冬を予感させる見事な勝利でした!
影山ファジの第2章がこの試合からはじまった!・・・・・・かもしれない(笑)


【告知】
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COMMENT 2

tko  2012, 09. 21 [Fri] 02:10

No title

こんばんわ。
いやぁ湘南戦すごかったですねぇ(^^)
湘南戦といえば、多くのファジサポにはトラウマがあるはず。2011年の開幕戦です。これを充分払拭できたのではないかと思います。

しかし、ミンキュンもさることながら、最近「すごい目立ってる」と感じている選手がいます。 
 №8 千明聖典 でございます。

特にDFが神!って感じです。
相手がボールを持っていても、スススーッと寄ってきて、サラッとボールを奪ってしまう。いったんボールを持つと、決してそれをルーズすることもない。
攻撃・守備共に、非常に「効いてるなぁ」という印象を受けます。

なんかすんごい安定感でてきた。ファジ恐るべし。これからも期待です。

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Zerofagi  2012, 09. 25 [Tue] 19:55

No title

>tkoさん

いらっしゃいませ~!
湘南はほんとトラウマの相手でしたよね(笑)
おっしゃるとおり、千明の守備はもう・・・シブいけど効いてますよね!
特にボールホルダーから次の選手へという展開を読んで、ススっと寄せてあわよくば取っちゃうあの守備は大好物です。

残り少なくなってきましたが、最後までがんばっていきましょうや!

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