チーム力問われる終盤 J2 第39節 草津 vs 岡山

2連勝でPO圏内を狙える位置まで戻してきたファジ。
ここへきて、プレッシャーの中で勝点を伸ばしていく難しさと直面している上位チームも多い。
残り試合は少ないですが、こちらがすべて勝てばまだ可能性はあるかもしれない。
東京V戦でミンキュンが出場停止、それに加え天皇杯で負傷した石原も欠場と、
前線の選手の入れ替えを余儀なくされたこの試合、若干の不安はあったのですが・・・・うーむ。
今節は簡単に振り返ります。


<スタメン>

vs草津(A)


<結果>


草津 1-0 岡山

SH 17-12
CK 5-11
FK 14-16
GK 10-18

得点者 後半39分アレックス・ラファエル


◎前半、風の影響で不発に終わる戦術チアゴ


どうなるかな?と心配していた前線の組み合わせは、結局チアゴ1TOPにケンゴ・関戸の2シャドーでのスタート。
ファジは普段の繋ぐサッカーというよりは、チアゴをターゲットとした戦術チアゴを軸とした攻めを展開。
ロングボール攻勢でほとんどよい結果を残したためしがないファジアーノなのでこの時点でどうなるんだろうな・・・?と思ってみたいましたが、特に前半は不運でしたね。

というのも、風の影響が強すぎて高いボールがどんどん戻されてしまうために、長いボールが有効に使えない。
これでは、ロングボールをチアゴに競らせてという狙いも肩透かしを食らうコンディションでしょう。
その上、押し込まれた時クリアしてもいまいちボールが遠くへ行かないのでしっかり局面をスイープしきれないことが多かった。またカウンター時にも勢いをそがれる印象がありました。
その上草津は前線のFWと、ボランチがこちらの仙石・千明(特にレン)へ厳しいチェックをしてきて自由を与えてもらえなかった。これは相当効いてました。

風で前へ展開しづらい上に、ボランチのところが自由にならず、ちょっとした手詰まり感が漂う前半。
チャンスらしいチャンスはセットプレイからの攻撃と、サイドへボールを出してそこからのアーリーをフリックしてという展開にとどまるのみで、そのサイドからアーリーにしたってレンがうまく相手を交わして前を向けたから出来た攻撃。やはりあそこのところで相手に勝てないといい攻撃が出せませんね。
前半はロングボールも使いづらく、相手の守備の手厳しさに相当苦しめられる展開でした。


◎チャンスを掴みきれなかったものが受ける報い


後半になると、相手の厳しい守備がだいぶ緩んできたこと。
特にFWのプレスバックがゆるくなってきて、4-4-2の4-2のブロック間がだいぶ空いてきました。
これにより、こちらのボランチが前を向いてプレーが出来る素地ができあがりました。
また風が追い風になったことで、一変して普段のファジらしいパスワークが蘇る。
対する草津は急にトーンダウンしたことを考えると、この試合のキーは風を味方につけられるかどうか?だったなぁと。

後半開始早々に、サワのクロスにチアゴがジャストヘッドであわせるもキーパーに防がれコーナー。
そのコーナーから植田のどんぴしゃヘッドもライン上で防がれ先制ならず。
その後にも、コーナーからチアゴがそらせて植田が美しいダイレクトボレーも僅かにバーの上と、立て続けに決定機を迎えるも点がはいらん・・・;何故はいらんのだ・・・!
ボール回しを取り戻したファジは、戦術チアゴの高さにトップにあててフリックしていく従来の攻めをミックスしたなかなかよい攻撃を繰り出すも遠いゴール。こういうときは決まるもんだよねセットプレイで。
試合終了も近づいた後半39分。
左CKからファーへのボールを折り返され、アレックス・ラファエルに押し込まれこんな時間に失点。
決めるべきときに決めきれず、セットプレイで一発でやられる。後半の草津はたまにチャンスを演出できていたものの試合をウチに支配されており、後半だけでみれば間違いなくウチのゲームだったのに・・・・
決めるべきときに決められないチームがよくやってしまうパターンで痛恨の敗戦・・・
やっちまった;;


◎薄いベンチ、戦力にならないサブメンバー


この試合に限っていえばチアゴのパフォーマンスは悪くなかったと思うんですよね。
しかし、チアゴを使うとチームとしてのやり方そのものにも影響を及ぼしますし、出た試合ほとんどうまくいっていないのは確かだと思います。
仮にミンキュン・石原が出れた場合、それでもなおチアゴを使うか?といえばそれはきっとないでしょうからね。
このチームの現状を考えると、
やはりシャドーの中核2枚を欠いてしまうと、攻撃は相当厳しいと言わざるを得ない。
ある意味別のチームになっちゃいますね・・・・こればっかりはどうしても。

そうはいってもケガやファウルトラブルは避けられませんから、サブメンバーでどんだけスタメンクラスのクオリティを維持できるか?そこがこの終盤、この試合で最も問われたことじゃないか?と思いました。


この試合では上條・岡崎・三村が投入されましたが彼らはここまでほとんどこれといった仕事が出来ていません。
各人とも出場時間が短いので、そういった見方は厳しいかもしれませんがね。
しかし、もし彼らに実力が備わっていて計算が立つレベルにあるのならば、主力にケガや出場停止がなくても押しのけてスタメンを取る機会がもう少しあってもいいはずですよね。

ちなみにこの試合でベンチに入った選手は、

篠原・服部・岡崎・田中・上條・三村ですが、それぞれのスタメン回数と出場時間を見てみると・・・
(天皇杯含む)


・篠原:546分(先発6試合)
・服部:815分(先発9試合)
・岡崎:55分(先発1試合)
・田中:99分(先発1試合)
・上條:288分(先発2試合)
・三村:93分(先発0試合)


とこんな具合。
服部公太を除けばほとんど若手で、若手の出場が少なすぎる現状になってます。
この中では唯一シノだけが自身の持ち味でスタメンを少し勝ち取れたかなあ?という感じでしょうか。
他の選手はまだまだ戦力になりきれていない。いまのファジのチームとしての戦力っていうのは、
スタメンの実力が占める割合が相当大きいといってもいいのではないか?と思います。
どうしてもスタメンがかけてしまうと大幅戦力ダウンってことになる。

ネクスから昇格してきた選手が3名。クラブの思惑としては自前で選手を育てヨソから買ってこなくてもよい環境を作りたいという意図も以前どっかの記事で目にしました。そういう意味では、トップ・ネクス2つのチームをもつファジアーノ岡山独自の取り組み、それを担っているのが彼らのような選手であると思いますし、どんどんスタメンをベンチに追いやるような成長を見せてほしいと切に願うばかりです。
まあ選手はそんな外野の期待とかどうでもいいから、
一心に個々のスキルアップに努めてくれたらいいんですけどね(笑)


ともあれ、これでPO圏内は相当苦しくなりました。
しかしもとより苦しかったんだよな。そこをなんとかワンチャンあるで?ってとこまで食らいついてきたんだ。
それならもっかい諦め悪く食らいついていくしかないでしょう。のこり3つ全部勝って、出来ることだけはしっかりやってリーグを終えたいですね!


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COMMENT 2

tko  2012, 10. 22 [Mon] 22:47

No title

残念ですねぇ。。。負けちまいましたよ。。。
でもでもでも、実は中途半端に「2引き分け」より「1勝1敗」の方が勝ち点はたくさんゲットできるですから。
次の水戸戦は必ず勝つ!!カンスタでの敗北のリベンジです!!

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Zerofagi  2012, 11. 01 [Thu] 19:14

No title

>tkoさん

水戸戦も残念ながら勝てませんでしたね。
けど、ここまでこれたこと。今年ほとんど中位から順位を落としていないこと。
ファジは強くなっているし、もっと強くなれる。そういうことも感じる2試合でした。

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