東南亜細亜雉団活動報告書-ミャンマーレポート- (2)

オーロラビジョンにはミャンマー代表と共に我等がファジアーノのエンブレムが。

アグさんレポ15.5


ただでさえ観客が少ない上にファジアーノグッズを身にまとった観客は俺ら2人だけ。
早速、見つかり某統括本部長からご挨拶をされる。

「日本からですか?」
「いいえ、バンコクからです」
「今日は宜しくお願いします」

アグさんレポ16

残念ながらサッカー専用スタジアムでは無いし、バックスタンドは改修中で恐らく立ち入り禁止。
座席とピッチの間には乱入防止の為か有刺鉄線が張られ、クリアボール避けの為か
ネットまで張られている環境でした。おかげでカメラのAFが選手じゃ無くネットに合っちまって
撮影が困難な状況に。
客席がガラガラで、ゴール裏は誰も行けず基本はメインスタンドのみ。
ホーム側、アウェイ側という区別も無い状態だったので、試合前練習でファジアーノが
練習して居たサイドで観戦する事を決める。

ミニゲーム練習では影山監督からボールへの寄せを徹底して厳しく当たるよう
指導が入ってました。

アグさんレポ16.1

アグさんレポ16.2

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個人的に嬉しかったのは前十字靭帯断裂して今季一年をほぼ棒に振った
近藤が全体練習をこなしていた事。おかえり近藤。



試合開始時には日本人会や日本人学校の生徒さんが応援に駆けつけてくれたらしく、
ファジアーノを応援する奴が、俺ら2人ボッチって事は流石に無かった。
近くに座ってくれた日本人と友人に向け、俺独断によるファジアーノ岡山の選手講座を開催。
J2日本人得点王の川又、スピードスター石原、ゴッドハンド中林、山椒と千明は小粒でピリリと辛い。
ギネス級ヘディング得点王ドラゴン植田、マレーシア出身竹田といった主要キャラを説明。

「日本語の解説付きで試合が見られたので、ファジの選手良く知らなかったけど楽しめた」と
友人からは、試合後にお褒めの言葉を頂きました。
同行した友人は岡山出身ですが、かつてサンフレッチェ広島のユースセレクション最終選考まで
残った実力者です。
彼はファジアーノの試合をスタジアム観戦するのは初めてでしたが、お気に入り選手は
途中出場の澤口選手という事で、

「オフザボールの動きが秀逸。他の選手の動く為のスペースを作ったり動きで周囲へ指示するタイプ」
・・・もはや俺の解説など必要無い感じでした。

アグさんレポ16.4

アグさんレポ16.5




日が沈み日中の暑さも落ち着いた頃、ファジアーノ岡山の恐らく今季最後の公式戦が始まりました。
選手入場時にはタオマフを掲げSomewhere over the rainbow(独唱)でお出迎え。

アグさんレポ17

その後、キックオフ直前になってメインスタンド中央から「おーかやまです、おかやまです」と
桃太郎チャントの一部をコールして頂いた方が!
残念ながら、途中で止めてしまわれたので、後を引き継ぐ形で桃太郎チャント(独唱)を実施。
チャント後にミャンマー人の観客からも拍手を頂けたのは、嬉しくも恥ずかしくも有り。


試合展開では、やはりファジアーノのボール支配率6~7割といった所か。
千明のキャプテンマークはレアですね。この試合でも相手にボールを奪われた瞬間の寄せと
読みでミャンマー代表のカウンターチャンスを潰し続ける姿は見事でした。
公式戦では初タッグであろう、もう一人のボランチには岡崎が入りましたが
良く頑張っていたと思います。
椎名選手も公式戦では初スタメンだったのでは無いでしょうか。
前半はミドルシュートをキッチリ処理したり安定していました。
WBは右にタナソウ、左に期待のレフティー三村を起用するという影山監督が来期へ向けて
テストも兼ねているのだと思われる布陣でした。

前半にカウンター攻撃で川又のポストプレイからDF裏へ飛び出す石原へ
絶妙のスルーパスが通り、キーパーとの1対1を落ち着いて決めた石原による先制点。
三村も前線での守備は頑張っていましたし、タナソウもオーバーラップから
マイナスのクロスを狙う展開を何度か作りました。

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HTに2シャドーの石原とミンキュンを交代した事により、前線からの守備とDFラインからの
ボールの受け手にズレが生まれ、竹田が下がってDFラインコントロールするのが
ドラゴン植田になった事で彼が力んでしまったのか、ペナルティエリア近くでファウルを犯し
FKを献上。

アグさんレポ20

このチャンスを逃さずゴール右隅へ決めたミャンマー代表を褒めるしか無いでしょう。
あれは正GK中林でも止められなかったと思います。
静かだったミャンマーの観客も盛り上がる展開です。
ここから観客から、ようやくミャンマーコールが出始める。

ラスト10分ではピクシーのFW闘莉王ならぬ、DF圭太を前線に残したパワープレイも敢行。
しかし残念ながらゴールは奪えず1-1のままタイムアップ。
セットプレイから得点出来ないのも相変わらずです。来季への課題ですね。

ファジアーノはサイドチェンジも多用したかなり積極的な攻めをしていましたが、
後半相手は有る程度のサイド攻撃は無視してクロスを中央で跳ね返すという作戦に
変更した様に思います。

また攻め焦りも有ったのか、DFラインにボランチが下がってボールを受けた時、
2シャドーとの距離が離れすぎていてパスコースが無いという事も起きていました。

ラスト10分は相手の足も完全に止まっていたのでチャンスだったと思いますが、
決め切れませんでしたね。

アグさんレポ21


ミャンマーの背番号8番はテクニックが有り、地元で一番人気だそうですが
彼が途中出場する時が一番客席が沸いていました。
とは言ってもドリブルが好きなダケなのか、篠原が冷静に対処していて殆ど良い場面は
作らせませんでしたが。

ピッチコンディションはのキーパーの居る位置の芝は少し剥がれていましたが、
悪い状態では無かったと思います。
ただファジアーノの選手で足を滑らせる選手が何人か居たので、
スパイクが合っていなかったのかも知れません。



試合中、日本人学校の生徒さん達がずっと「ファジアーノ」コールをし続けてくれたのは、
本当に感動しました。
彼らこそ間違い無く、この試合のMVPだと思っています。
一部の子供達は試合後に選手の出待ちまでしてました。

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全てのチルドレンに、ありがとう。

遠い異国の地で、こんな充実した疲労感を再び味わえた事に感謝している。
東南亜細亜雉団の活動は今季、これにて終了。

そして俺は夜の帷のヤンゴンへと消える。


アグさんレポ23



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