再出発までの我慢大会 J2 第28節 熊本 vs 岡山

岐阜、G大阪とホームで破れ今季初の連敗を喫したファジアーノ。
ここ5試合では1勝3敗1分と大きく成績を落としまさに今がどん底といえる状態
なんとか点を取って勝ちきり、3連敗を避け再浮上の切欠としたい試合でした。


<スタメン>


vs熊本(A)


<結果>


vs熊本(A)stats


◎vs3412の熊本マッチアップ上のポイント


前回対戦では442で臨みほぼ完璧なファジ対策を施して完勝した熊本。
監督が解任されいまは社長が代行しているというようですが、
フォメも3-4-1-2とトップ下を置くシステムに変わっていましたね。
いま日本の3バックと言うと3-4-2-1とか3-1-4-2が多いですが、この3-4-1-2はあまり対戦する機会がありません。ということで、久々にマッチアップを確認してどこがポイントになりそうかチェックするとしましょう。


熊本まっちうp


3バックと3バックの試合なのでほとんどマッチアップするんですが、見て分かるように違いが2点。
熊本のトップ下藤本を見れる選手がいません、そして最終ラインでタダシが余ると。
よく対戦する3421だと相手も1トップ2シャドーなので、タダシもマークに付ける選手がいるんですが、
3412の場合トップ下にシャドーが常に一枚降りた形になってるのでどうしても余るわけですね。
このトップ下の処理についてはファジはマークの受け渡しでなんとかすることが多いですが、元々マンマーク気味に守るチームなので流動的に動かれるとそれがおっ付かなくて浮いてしまうことが多い。


◎トップ下藤本の処理に手を焼くファジ


ともに3バックのチームでしたが、両チームのスタンスが正反対なのが面白かった前半。
ファジはご存知の通り成熟してきた左サイドアタックが強みな反面、インサイドの崩しはヘタクソなチーム。これに対し熊本はサイドアタックは消極的な反面、2トップ1トップ下の質の高いチームということで、ちょうど真逆な強みをもつ両者の試合となりました。


熊本は前半をかなりセーブして戦っていた印象で、WBが高い位置を取ってどんどんクロスをみたいなシーンはほとんどなくむしろ守備に入ったとき3バックの脇を空けないことを重視。
守備>攻撃で考えられたサイドの戦い方だったと思います。
サイドvsサイドの刺しあい勝負ではファジが優勢なので、ファジとしては得意の左サイドを使ってクロスへ持ち込みたいところでしたが、ボールを奪った時点ですでに5バック状態で守る熊本の最終ラインの固さがありな唯一28分の左サイドの崩しで、タドがカド100%をとった以外は有効な攻撃は出来ずでしたね。


一方インサイド、これはやはりトップ下藤本の対応に手を焼いた前半でした。
前半開始早々にそのようなシーンが出るんですが、2分の決定機。


藤本背中とる1


ボランチの原田からサイドチェンジで右WB蔵川へ。
トップ下の藤本は2トップの位置にいて、もともとのFW堀米は左サイドに落ちてます。
千明が原田へプレスに出たので、レンのワンボランチ状態になってますね。


藤本背中とる2


蔵川から仲間にタテパスが通り、仲間がこれを落とす。
レンは仲間にパスが入ったので上だと挟むように反応、その背後には・・・落ちてきたトップ下藤本。黒丸のエリアがガラ空きになってしまってます。


藤本背中とる3


ワンタッチで藤本へ落とし、パス&ゴーでワンツー狙いの仲間。この辺の連携はキレイでしたね、ウチもこういうのもっとあっていいんじゃないか?と思います。ビックリするくらいこういうのできないからね。
僅かにタメを作って裏へスルーパスを出した藤本。少しだけタイミングが合わず、龍仁朗がからくもクリアというシーンでした。


他にも、前半33分堀米とのコンビネーションで決定機を作るなど藤本-堀米の関係性のよさが出ていた熊本。ファジのほうとしては捕まえづらい熊本の前3枚でした。
これに対応するべきく、先ほどのマッチアップ図のようにタダシが余ってるので藤本につけるアイデアも出ますが、最終ラインの関係が難しくなりこれは危険でした。
やはり何とかしないと自在に動く藤本にやられかねない。ということで前半の終盤影山監督が動きます。


◎3142へのフォメチェンジで守備を明確化


藤本封じ


千明を落としアンカーにすえたいつもの3-1-4-2へフォーメーションをチェンジ。
これにより藤本を千明が見れるようになり誰が捕まえるのか?という問題が解消し守備が落ち着きました。
こういうミスマッチが起こるゲームで前半のうちからフォメを変えて対応するのは影山ファジではあまりないことで、それほど熊本の前線の選手の動きに脅威を感じていたということでしょうね。


◎前半を振り返って


熊本のインサイドのうまかなよかな攻撃に手を焼いたファジでしたが、フォメチェンジで対応できた点は良かったと思います。守備においてはそのほかでも前線からのプレスがハマって熊本にロングボールを蹴らせ、それを岡山山脈ではじき返してマイボにするシーンがあったりと、相手のボランチより後ろに対する守備はなかなか良かったんじゃないかなと思った前半でした。


一方で攻撃、こっれはキツいね・・・
ガンバ戦で見せたようなタテパスを使った連動した崩しなどは皆無で、赤い壁に引っかかるばかりでしたし、サイドはといえばCBやボランチを使った攻撃で左サイドからクロスはあがるものの中が少ない、精度がないでチャンスなしと。おおよそ得点のニオイのしないお寒い攻撃だったというほかないでしょう。
前線の選手にけが人が続出していることもありますが、当分トンネルは抜けれないかな?と思うような攻撃でした。


(※ひとまず前半まで、後半は後日うpします)


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