影山ファジにとってのラスボス J2 第38節 群馬 vs 岡山

かなり秋っぽいというか、ともすれば冬っぽさも感じる季節になってきました。
J2のこり5節。前節愛媛戦もドローでつみあがった引き分けはなんと17ですよ!
そして今節の相手は群馬。
週間に所属選手の不祥事というとんでもない出来事がありました。
よそ様のことですし、ここであえて何かを言うことはないですが、群馬としてはリーグ戦の行方という意味だけでなく、クラブそのものの信頼が大きく揺らいだ中で、それでもきてくれるサポの前で何が出来るか?それが問われた一戦でもあったことでしょう。そしてまたしても3421。なんとミラーゲーム4連戦ですよ・・・。
状況的にもフォーメーション的にもそうやすやすとは行かないだろうことは予想に難くない試合でした。


<スタメン>


vs群馬(A)


<結果>


vs群馬(A)stats


◎不発のサイドアタックと運不運


ということでまたしてもミラーゲーム。
前半からほとんどファジがボールを保持し、群馬陣内でゲームを進める展開でしたね。
ミラーゲームですからマッチアップする、なのでファジとしては両サイドに大きく開いたCBを高い位置に送り、そこからサイドを使ってのアーリークロスを軸にした攻撃を展開。
対する群馬は長いボールを使って前線の選手を走らせるのだけれどほとんど有効な攻撃は展開できず。
・・・・まあぶっちゃけると双方の攻撃がしょぼすぎて非常に迫力に欠けた塩成分大目の試合でした。


ファジは浮くCBからの攻撃そのものもクリティカルでなかったですし、いいクロス自体が少ない。
そしてサイドサイドに固執するあまり、ブロックの外周をああでもないこうでもないと回し続ける悪癖がここでも顔を出し、シャドーもトップも攻撃自体に絡めないという・・・。
またこの試合では久々に澤口が右WBで出場し、左WBには久木田がスタメン。
ボランチにも仙石千明のコンビを起用してきましたが、ほとんど失敗だったなと思います。
まず、澤口はゲーム感の鈍さからかミスが多くややブレーキ気味でした。そしてレンは柏戦でもパッとしねーなあ・・・と思ってましたが交代は当然ですね。久々のスタメンとなったクッキーは良かったと思います。


試合は31分、群馬の攻撃をペナ付近で防いでボールを持ち出した近藤がミンキュンへ繋ごうとしたところ・・・
なんとこれが主審にあたりインターセプト・・・
かっさらったボールをつながれ、慌てて戻ったミンキュンが振り切られキレイなループを決められ失点と。
まあ・・・物議を醸すシーンではありましたが、個人的な実感としてはミラーゲームをものにするためのほんの少しの運を見事群馬はつかんだなという感じがしました。
持ち出して繋いだ小林にしても、ゴールを決めた星野のシュートにしても見事なプレーでしたよ。
どちらの攻撃もゴールを取れそうな気配がほとんどしない展開で、まさにミラーゲームっぽい試合だったのですが、ほんのわずかな運をしっかりモノにした群馬が勝つのはまぁ仕方ないかな・・・と。
ファジが点取れないのが悪い


得点が望めないミラーマッチで先に失点しては少ない勝機もさらに少なくなるもので、
後半あせりからか攻撃がさらに悪化してシュートにすら辿りつけない始末。
どうして動かないのか?点が欲しくないのか?
何故うまくいってもいない攻撃を延々と繰り返し、時間ばかり浪費するのか?

もっと早い時間からパワープレーでいいんじゃないか?などなど疑問が尽きない後半でした。
そして、カウンターから追加点を被弾し2-0。ゲームは決まってしまった。


◎ミラーゲーム=影山ファジにとってのラスボス


詳しい数字はまたシーズン終わってゆっくり拾ってみようと思いますが、
ざっと手集計でファジのvs3バックの勝率はたったの9%しかありません。これは大問題だよ。
10回やって1回しか勝てないんだからね。



ファジアーノが3バックにシフトチェンジしてはや3シーズン。
初年度は仕様変更に伴うもろもろの整備に時間を費やし、まさに後で飛ぶために膝を曲げぐっと力をためる年でした。昨年は川又堅碁というスターが生まれ、それにともない順位も上昇。シーズン中にもどんどんとボールを持てる時間が増えて、相手チームからもポゼッションを警戒するようになってきましたよね。
ところが今年、3バックのチームはおろか4バックのチームもウチのやり方に対策を施してきて勝率がかなり低下してしまいました。昨年実はvs4バックだと50%の勝率があったのですが、今年は遠く及びません。


そもそも何故ファジアーノが3バックで中位チームまでのし上がってきたのか?
理由はいろいろあるかと思いますが、主に攻撃においては守備者とマッチアップしないフォーメーションでギャップを使えるから。これに尽きると思うんですよね。
フォーメーションのかみ合わせ上、マークに突けないスポットが生まれる。だからファジの攻撃者にはわずかながら余裕が出来る。だから攻撃ができると。ところがこれが3バックだとそうはいかない、なので勝てないと。
相手も研究を重ねてきますから、わざとマッチアップさせてくる試合も増えてきました。
マッチアップしておけば勝率は9%ですからね、ほとんど負けにはならない。


では、この状況をどう覆してvs3バックの勝率を上げていくのか?
このテーマについては自分ももうちょいしっかり腰を落ち着けて考えて一つの記事にしたいと思います。
まだ終わってませんが今季もここまで有効な手立てを感じる試合はありませんでした。はたして影山監督はこの問題をどうクリアするつもりなのか?それが出来なければこれ以上の上昇はちょっと望めないかな?という気がしてきます。3バックとしてちゃんと戦えるシーズン、その2年目がもうすぐおわろうとしている。
もしかしたらもう1試合ぐらいミラーゲームがあるかもしれませんから、そのときは意識してみてみようと思います。この敗戦によってたしかにPO圏内は厳しくなったというかほぼ望めなくなりました。けどね、もともとPOなんてなかったじゃないか?とも思うんですよ。3位までしか資格がなかった2年前でいけばすでに昇格戦線は敗退しており、一個でも高い順位を!と思ってる頃ではないでしょうか。
PO圏内どうのこうのはともかく、個人的には絶対に一桁順位でフィニッシュしてほしいと願ってます。ここから転落しては絶対にダメだ、踏みとどまって上がらないと!
最後の最後までファジのサッカーを見守りたいと思います。


最後に、こちらとしては痛すぎるでも力のなさを痛感させられた敗戦でしたが、対する群馬としてはこのタイミングこの背景での勝利、心から欲しい勝ちだったことでしょう。ほんとおめでとうと言いたい。
サッカーの出来不出来で他所のクラブが揺れるのははっきりいって仕方ないんじゃない?くらいにしか思いませんが、このように悲しい出来事で罪もない人たちがゆれなきゃならんのは似たような地方クラブの1サポーターとしてやっぱ心が痛むところがあります。J2のサポはクラブがなくなる危機感だとか、そういうものを少なからず背負ってるものだと思うので、そういう意味でがんばってほしい。来年こそは正田醤油で勝点3をもらわないといけませんからね。また同じような秋で、この2年の屈服をすべて清算してPOに行くような、そんな勝点3を取れたらいいなと思ってます。


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COMMENT 2

あ  2013, 10. 30 [Wed] 21:10

おそらくガイナーレ戦もミラーマッチになるのではないかと推測しています
とりスタでの試合以上に厳しいものになるとは思いますが、非常に楽しみです
自分には見守ることしか出来ませんが

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Zerofagi  2013, 11. 07 [Thu] 00:07

No title

>あさん

どうもこんばんは、お返事遅くなってスミマセン;
なんとか勝利することが出来、もうすこしだけ望みを繋ぐことができましたね!
もう他所は関係ない、自分たちの出来ることで可能性を広げてほしいです。

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