何故ファジは弱きに弱く、強きに強いのか?

今年ここまでファジはかなりの苦戦を強いられました。
上り坂をグイグイ駆け上がっていく勢いを感じた昨季に比べ、どこか停滞感という言葉が離れないもどかしいシーズンとなりそうな気配ですね。その主な理由はやはり下位のチームからの勝点が少なすぎることにつきますが、ではそれは何故なのか?ざっくりそのへんの理由をふりかえってみましょう。


◎数字から見る「上に強くて下に弱い」ファジ


3バック移行が2011シーズン。ですからここ3年継続してファジは3バックで成績を上げてきました。
最初はいつものボトムズ扱いを受けていたファジですが、昨年8位と中位躍進を遂げましたよね。
そのため今年はその上を!となっとるわけですがこれがうまくゆきません。
今年これだけ苦戦しているんですがね、ちょっと思い出してみると・・・


・vsガンバ大阪 1分1敗 勝点1
・vsヴィッセル神戸 1勝1分 勝点4
・vs京都サンガ 1勝1分 勝点4
・vsジェフ千葉 1勝1分 勝点4
・vs徳島ヴォルティス 1勝1敗 勝点3



と、現時点での1~6位のチームに対し、
4勝4分2敗総勝点15。1試合平均勝点で1.5と非常に高い数字を残しています。
・・・・・てか4つも勝ってるのかよ!スゴイね(笑)
この5チームは明らかにファジより戦力が高いチームですからそれを考慮すると素晴らしい成績ですよね。
仮にこの戦績で40試合を戦ったとすれば、16勝16分8敗勝点64ですよ奥さん!これは4位千葉と同じです。
では、逆に現時点での下位5チームとの戦績はどうか?


(富山はまだ1試合残っているのでかわりに北九州を追加)
・vsガイナーレ鳥取 1勝1分 勝点4
・vsFC岐阜 1分1敗 勝点1
・vsザスパクサツ群馬 1勝1敗 勝点3
・vsロアッソ熊本 1分1敗 勝点1
・vsギラヴァンツ北九州 1分1敗 勝点1



・・・・・・。
2勝4分4敗で総勝点10。1試合平均勝点1.0か・・・。
仮にこれで40試合を戦ったとすると、8勝16分16敗勝点40。これは現時点で20位、残留争いコースですな・・。
というように、数字の面でも上に強くて下に弱いファジアーノというイメージはばっちり符合します。
では何故こうも極端に成績に違いが出るのか?
これについてはいろいろな要素が絡んでいると思いますが、自分としては大きな要因は2つあると思ってます。


◎強いチームは自分たちのサッカーを貫く


今年はガンバ・ヴィッセルとJ1にいるべきクラブが2チームもJ2で戦っており、
勝点を稼ぎまくった分混戦模様を呈してきているリーグ戦。
ことし彼らと対戦した4試合を見てしみじみ思うのが「強いチームは自分たちのサッカーを貫く」ということです。
簡単に言えば、自分たちの良さを出すためのサッカーで、相手の良さを消しに来ないサッカー


なので、劣勢にたたされはしますがファジとて反撃の余地が残されている印象がかなり強い。
なんちゅうかね、スキがあるなあって感じです。
ガンバは別格としてヴィッセルなんかはどうするんだろう?J2っぽい戦いでやっていくのかな?と思いきや、ウチとの対戦でもそうでしたがJ2っぽい戦い方なんて関係ないねという振る舞いでしたよマジで。
まあそれだけの戦力が整ってるわけですし、見据えるのはJ1ということでしょうからそれはそれで全然アリなんですが、川鉄ダービー@カンスタなんてのはかなり守備のところがユルいと感じました。スキがあるんですよやっぱ。


では、逆に下位チームとの対戦になるとどうか?
じっくりとスカウティングをしてファジの良さを徹底的に潰しに来ます。
自分たちの良さをしっかりだそうというJ1クラスの考え方とは違い、まず相手の力を出させないことに重きを置かれたサッカーを展開され、それに苦しむと。ざっくり言うと、
自分たちの良さを出すことにはある程度目をつぶってでも、相手の良さを消しに来るサッカー
という感じでしょうか。
今年戦った中では、ホームの熊本戦や一番分かりやすいのはホーム岐阜戦。
まさにそういうサッカーを展開された印象で、結果は2敗でした。


ちょっと余談になりますが、この強いチームは「自分たちのサッカーを貫く」法則に挑戦したけれど力が足りなかったのが山形でしょうかね。自分の中ではそういうイメージがあります。


◎ポゼッションとの関係性


前の話ともリンクしますが、
もう一つの大きな理由がボールをどっちが握るのか?ポゼッションとの関係性です。
強いチームと対戦するとき、ファジはボールをあまり持ちません。というか相手のほうがうまいので自然と相手のボール保持が長くなります。したがって自陣にブロックを作り、奪ってカウンターという構え方で試合が経過する時間が長くなるわけですが、これはサッカーでは一番リスクが少ない方法です。なぜなら攻撃すること≒リスクを背負うことだからです。攻撃にはいると陣形が崩れますし、ミスでボールを失う可能性も増えるからね。


現時点でファジの総失点は43ですが、これはリーグ3位の成績です。つまり堅守は健在。
ガンバ戦では長谷川健太監督が「岡山は嫌」と言ってましたが、やっぱ固いんですよウチの守備。
つまり、強いチームは自分たちのサッカーを貫き、ボールを持つ。
これに抗しうるだけの守備力がファジにはある・・・→→→4勝4分2敗!

雑に言ってしまえば、こういう図式がなりたっとると思うんですな。
マグレとかじゃなくてそんくらいウチの守備は勝点をはじき出せる源泉であるわけだ。


ところが、これが下位チームになると立場が逆転!
"自陣にブロックを作り、奪ってカウンターという構え方で試合が経過する時間が長くなり"、相手が"奪ってカウンターという構え方で試合が経過する時間が長くなる"と。
どちらがポゼッションを握るかについて、vs上位とvs下位では逆転現象がおこるわけですね。
・・・っても、下位チームからすればファジはボール回しのうまい"中位チーム"なわけで当たり前といえば当たり前なんですが(笑)問題なのはそこで、下位クラブの守備を崩せるだけの攻撃力がないということです。やっぱ守高攻低なチームのあり方、さらなる得点力をという壁にぶつかっているんだな、と。



例えば、ガンバの宇佐美とか去年のダヴィや、うちにいた救世主もですが、
ああいう強烈な個が一枚いるだけでこの問題の解消につながるケースも多々あると思います。
しかし、ウチでは宇佐美やダヴィは獲れない。そしてケンゴのような大当たりはそうそうない。
あくまでウチの手の届く範囲の選手で、得点を稼いでいく意外に解決策はないのかなと思います。
壁にぶつかってるとか停滞感が・・とか言うとスッキリしないところがありますが、逆に考えるとたくさんあったはずの課題がかなり絞られてきたと捉えられないこともない。
得点力は、結局クラブの力も大きく左右する部分(FWの選手は基本高いので)ですから、もしかしたら時間が解決する部分でもあるのかなと思います。そのために出来るサポートを出来る範囲でしていって、近い将来J1に行きたいなと思うこのごろであります。


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COMMENT 2

-  2013, 11. 14 [Thu] 18:59

要するに自分達のサッカーをしてくる相手には勝つ術は持っているがドン引きサッカーに対してはまだその守備を崩す術も攻撃的な状態での守備を維持出来るだけの力は無いということですね。
柏のネルシーニョや山雅の反町さんみたいに相手に対して戦い方をするチームには苦戦しそうですね。

これを見るとまだJ1は遠いと思います。

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Zerofagi  2013, 12. 02 [Mon] 10:41

No title

>18:59さん

返事が大変遅くなり申し訳ありません・・・
おっしゃるようにJ1はまだまだ遠いと思います。できればこちらも相手に合わせて臨機応変に立ち回るような器用さが身についてくるともっと成績が上がりそうだなと。

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