『今』をしっかりと見つめてみよう (2)

では続いて主に攻撃について図を使いながらやっていきます。
影山ファジが目指しているサッカーはかわっていないと前の記事では述べました。
正直、いまだに完成していないですからいったいどういうサッカーがやりたいのか?サパーリわからん!という方がほとんどなんじゃないかなと思います。まあ自分もその一人なんですが(笑)


わからんわからんとはいえ、これまでにとられてきたアプローチからなんとなく想像することはできるだろう、ということでひとつ自分の思う「これがたぶん影山ファジの完成形」みたいなものを図でやって行きたいと思います。
本筋に付け加えて枝葉の話も織り交ぜていきましょうかね。そのほうが次ファジ見るときに注意するポイントが増やせるかもしれませんし。若干読みづらいかと思いますが、これは本筋・これは枝葉と分けてみていただけたらと思います。


◎ビルドアップは後ろから-ロングボールは裏へ


ファジはいつもの3421。相手は442で表現しています。
いまファジがボールを保持し、後ろからビルドアップ(ボールを繋げてゴールへ迫ること)していくいわばスタートの絵。


スタート


さきに枝葉の話からしておくと、この後ろから長いボールを蹴ってFWに裏を取らせる攻撃もしばしば見られます。
図にするとこんなやつ。試合中けっこうみかけますよね?


裏


ウチの場合、荒田やオッシーなど裏をとるのに自信がある選手が多いのでそれをいかして~という攻撃ですが、まああんまりうまく行ってないのが正直なところ。CB陣から出てくるパスの精度も高くないですし、こちらのFWのほうもマークを振り切ってキレイにフリーになるシーンは皆無に近いです。うまくいかないときのファジはひたすらこの可能性の低い攻撃に終始してしまうことがありますね・・・・。まあ一見ただのプレゼントパスじゃねーか!なんだけどね。この裏狙いという攻撃相手が警戒すればするほどメリットが出てきます。


裏2


それは相手の最終ラインを押し下げることが出来るということです。
相手にしてみれば、自分たちの背後でFWにボールを受けられてしまっては即失点コースですからね。それはさせまいと当然動くわけで、ボールの出るところを予測してFWの裏抜けを警戒しラインを下げてスペースを消すことで対応してくる。
この攻撃には実は副産物がありまして、それは黄色のゾーンです。442のブロックの4と4の間のエリア。最終ラインが下がるので、それに連動して下がらないとこのエリアのスペースが広がっちゃうんですね。
ここが広がれば、人と人の間で受けるシャドーなんかのMFがより仕事をしやすくなりますからそれはそれでメリットになるってわけです。このエリアを空きやすくするためにロングボールで裏へ、ってのも地味に利くことがあります。


次は本筋の話。後方からビルドアップして、ファジはボランチがゲームを作ります。
そこからスイッチを入れるタテパスを打ち込んで、いよいよ崩しの段階に入っていく。
ここで大変大事なのがゲームを作る(相手に切り込んでいく合図を出す)人が前を向いてプレーする必要があるということ。フリーなら最高、マークが付いてても前を向いてプレーできるならおk。
でも横を向かされたり、後ろを向かされているようではそこからの前の展開はあまり期待できない。
当然、相手もこれをさせまいと守備してきます。


ゲームメイク


富山戦と群馬戦の共通点はなにか?それはボランチの自由度が低い試合だったということです。
逆に自由度が比較的高かった千葉戦では、千明がバンバンタテパスをつけてゲームを作ってました。この3戦で千葉戦だけが比較的攻撃に期待が持てたのはその辺に大きな理由があります。
図のように厳しく仙石千明へマークをつけていれば、ボールを持ってるタダシはサイドのCBかシャドーかWBか、いずれにしても長い距離のパスを出さざるを得ず。ショートパスでタテにってのがめちゃ難しくなります。
となるとちょっと苦しいサイドチェンジでWBへ~とか、上記のFWを裏へ走らせて~なんて攻撃に誘導されてしまい、相手も読みやすくなっちゃうよねって。
ウチのボランチはゲームを作れる選手がいますからそれを生かしたい。それが影山ファジです。
ところが、ボランチを封じられると根底からこちらのやりたいことを抑えられかねないという問題があります。


こちらのダブルボランチにマークが張り付いていてそれでもなおゲームを作らせるためにはなにが必要か?
一つには、ボランチがマークを引っぺがして瞬間的にフリーになる技術を発揮できるようになる。
あるいは、ボランチのところで枚数を増やしてやり、マークとこちらの頭数をズラしてやる。
なんてのが思いつきます。いずれにしても、なんらかの工夫なくしてボランチがゲームを作ることは叶わないのが現状。もう長いことこの問題は存在していて、ここまでこれといった改善が見られません。


ダブルボランチは消される、と。でもゲームは作りたい。
ではどうするか?CBに作らせるという手があります!
たまにタダシがボールをドリブルで持ち出して展開することがありますよね。あれなんてまさにそれです。
ウチのCB陣はもともと守備専の選手が多いので、なかなかその素養を持った選手がいませんが、
タダシに次ぐ、適任者は植田龍仁朗です。
群馬戦の前半なんてよくギャップを見つけてバシバシオッシーへつけるパスがさえていた龍仁朗。
このような仕事はテツやケータでは役不足なところがあり、龍仁朗が入ると不思議とビルドアップが左中心になる傾向が強いのはそうした事情の影響が大きいのではないか?と見てます。とはいえテツやケータとは逆に守備がうーん・・・というところがあり失点によく絡んじゃうからね。ある意味やつはやっぱバクチ的なところがあります。
でね思うんだけど、多分鎌田翔雅はこの役回りをこなせるはずだと思うんですよ。
昨年辛抱たまらんかったので、サポ仲間には「CBの補強はよ!!」とこぼしていたんですが、理由は上記の通り。ボランチがダメならCB。ところがCBにその素養がある選手が不十分だと。じゃあ獲ろうよ!っていうね。
なので一刻も早くしょーまの右CBが見たいです。ここらあたりの問題の解決策の一つになってほしいと期待してるので。


◎小まとめ-後方からのビルドアップについて


長くなるので小まとめを挟んでいきましょう。
ファジはボールを繋ぐ。そこはおk。そのためにはゲームを作れるボランチが前を向く必要がある。ここもおk。
しかし、そこに工夫がなく相手の対策の狙い通りに封じられ思うような攻撃が展開できないのが問題。
まとめると3行かよ!(笑)ですが、後ろからのビルドアップについてはこのような感じで見てます。


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