勝利の歌を歌おう(2) J2 第9節 岡山 vs 札幌

前半は攻守ともに今季で最も良い出来で後半に大きな抱かせる内容でした。
最終ラインもドタバタとした対応もなくうまく守れていましたし、前線からの守備もハマっていた。
ところが、うまくいっていても先制されてしまえばすべてが水泡に帰す。
影山ファジにとって先制点は試合をそのまま決定付ける重要な要素。なんとしても先制したい。
キレイな形でもセットプレイでもなんでもいい。とにかくスコアボードに先に1をつけたい。そんな後半でした。


<フォーメーション>


vs札幌(H)2


◎後半の序盤に訪れた大きな事件2つ


サッカーで試合が大きく動く要素と言うと、得点・失点、そして選手の退場があります。
スコアが動けばそれに応じて追う方追われる方の対応に変化が出てきますし、選手の退場はゲームプランそのものの変化を余儀なくされることが常。この後半にはそれが両方現れました。


とにかくほしかった先制点。それは意外な形でもたらされます。
後半4分。GKイ・ホスンからボランチへのビルドアップを"狙っていた"上田康太がキレイにかっさらうと、Gkに触られたものの左隅へ流し込み待ち望んだ先制点がやっとファジに!!いやーーー待ってたよ(泣)
ちょっと試合後コメから本人の弁を聞いてみましょう。

●上田康太選手(岡山):
(Q:ゴールについては狙っていた?)
「来ないかもな、という感じでしたけど、キーパーが何回もつないでたので狙っていました。キーパーが外に出す振りしてつけてきた感じだったので、それを読めたという感じだったのかなと思います。さわられたから危なかったですけど、点を決めた後、みんな駆けつけてくれて、喜んでくれたのですごい嬉しかったです。サポーターの人たちもすごく喜んでくれていたので、そこから気を引き締めて、最後までと思っていました。」



後ろから繋いでくる相手、前からとりに行ったファジ。
結果的に相手のミスを突いてという形になりましたが、とにかく先制点が生命線ですからほんとうに良かった。
リードを奪うとやっぱりチームは勢いづくもので、玉際・寄せの早さ・切り替えの早さに一段と力強さが出てきました。
札幌のほうもミスからの失点ということですこし冷静さを欠いていたかもしれません。


2つ目の事件は石原の突破をファウルで止めた、SB松本の退場。
後半11分の出来事でした。札幌は失点と退場のダブルプレイで路線変更を余儀なくされます。


◎パワープレイに出る札幌とカウンターを狙うファジ


一人少なくなった札幌は、トップ下においていたマエシュンを諦めて砂川を投入。
マエシュンをこういう形で代えなければならないのは不本意でしょうが、解説も言っていたように運動量が少なく後方からのビルドに絡む回数が少なすぎたと思います。(1)でも触れたとおりあのポジションはウチの泣き所なので、あそこにどんな選手が入りどういうプレーをするかはとても大事なトコでしたから、こちらとしては助かったなと。


守備時には441の形で守りながら、ロングボールを都倉に当てたりスペースにながしたりという攻撃に。
都倉はあいかわらずボールを落としていて非常に厄介でしたが、この日のファジの守備の集中特にセカンドへの意識は中盤のプレスバックも含めて非常に高かった。最終的には342と3バックにしてカウンターには目をつぶり、点を取りにきた札幌でした。


で、退場者が出た後のファジなんですけどね、ちょっと不満というか。
せっかく相手が一人少なくてスペースもポカポカあくのにもうちょい落ち着いてボールをまわせないものかなぁと。
上から見ていて監督が手のひらを地面のほうに上下させ「落ち着け落ち着け」ってやってましたけど、ほんとそう。


●上田康太選手(岡山):
「自分たちで有効に時間を使えるボール回しをする時間もあったんですけど、もっとやれたらよかったと思います」


とは、こういうあたりのことかなと思います。
カウンターでサイドを攻略したり、数的同数に近いシーンもいくつかあっただけに2-0、3-0と突き放していける最後のところここはまだまだだったなと思います。もう2点くらいとってておかしくない試合でしたから。


◎"王様"上田康太のエレガントなプレー


後半退場者が出てからは札幌が前からこれなくなり、押し込んでファジがボールを回すシーンが増えました。
しかしまあ・・・・上田康太はもう王様だね・・・
ファジの選手はJ2の中でも技術的に飛びぬけた選手が多いチームではないですし、影山ファジの選手たちの中でさほどに驚くようなプレーを見せてくれる選手はあまりいませんでした。ケンゴとかミンキュンとかかなやっぱ。
そこへきて上田康太ですよ。もう驚いたね・・・


こーたについて
こーたについて2


というツイートをしたんですが、合流してそろそろひと月。
最初はフィット感がいまいちでしたが、ここへきてとても馴染んできたんではないでしょうか。
まあ上手いこと上手いこと・・・・
見る・止める・蹴る、すべてにおいて余裕を感じるエレガントなプレーに魅了されました。
夏から~じゃなくってほぼフルシーズンこれを見られるんですね?(笑)


◎さあ連戦へ、また勝利の歌を歌おう


GWにはいりJ2は連戦が続いていきますね。
早速明日にはアウェイで山形(過去4戦4勝、山形キラー田所!)、そして熊本(影山vs小野)、ホームで福岡と立て続けにゲームがあります。初戦をやっと思うように勝ちおおせたファジですが、まだスタートラインにたったばっかというところだと思います。しかし、このゲームで見せてくれたようにようやっと状態がいつものファジに戻ってきたこと、上田康太が馴染んできていること、前線に意欲的なプレーが見られたことなどなど攻守に両面で少しづつポジティブな要素も揃ってきました。なんとしても勝ちを続けて、またホームで勝利の歌を歌いましょう。
時間的なアレで駆け足になりましたが、また明後日あたりに山形戦のレビューで!


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