8戦無敗5位浮上! J2 第16節 磐田 vs 岡山 (1)

昨年の神戸、G大阪に続いて今年はあのジュビロ磐田がJ2にいる。
思い起こせば2011シーズン、F東にホームでもアウェイでも勝ちには程遠い内容で力の差を痛感したことがありました。しかしながら、昨季は神戸に1勝1分、ガンバに1分1敗と成績の上ではさほど引けを取らない結果を残してきたファジ。はてさて、敵地ヤマハスタジアムに乗り込んだ今節はどうか?
7戦負けナシと絶好調を維持して迎えた一戦だっただけに期待のこもる試合でしたね。


<結果>


vs磐田stats


<スタメン>


vs磐田(A)


◎双方の狙いが得点を生む楽しい前半


磐田のフォメは攻撃時に4231で松井トップ下、守備時には前から行くのではなく自陣に引いて442のブロック。
ファジはHWLあたりからプレスに出る従来の構えで、最終ラインは高く押上げられていました。
この前半、早い時間帯にスコアが動き1-1となるのですがこの2つの得点には双方の思惑がしっかり焼き付けられた大変に見ごたえあるものだったと思います。順序は逆になりますが、まずは失点のシーンから見ていきましょう。元J1のチームというと高い技術力を生かしてショートパスを繋いでというスタイルのチームが多いと思いますが、この日の磐田はショートパスではなく後方からのロングパスからの裏狙いに重きを置いた攻めを展開してましたね。


◎後方の砲台から裏一気狙いの磐田


磐田のキーは両SHとCBの菅沼、ボランチの小林、そしてなにより悪魔のようなキック精度を誇る右SB駒野。ほったらかしにするとJ2ではあまりお目にかからないレベルのボールが出て、しかもそれを受けてシュートまでもってけるアタッカーが揃っています。出し受けともにハイレベルでまさにJ1のチームだなあと感じさせますねこの辺は。失点もその絡みなんですが、その前に開始してまもなくの3分そして9分のシーンをピックアップしてみたいと思います。ともに磐田の右サイド深くからのロングボールでの展開のシーン。


ペクちゃんす


GK八田→CB菅沼→SB駒野へと渡ったシーン。
駒野には一応セオリーどおりシャドーの石原が寄ってますが、まだこの時点で”仕留める”ようなロングフィードが出てくることは想像してなかったんじゃないかな。そして、ミム⇔ペク・ソンドンのマッチアップで、ペクは駒野が蹴れるということで猛然と裏へ走り出します。そしてそれに遅れるミム。田所は松井が気になってミムの背後のカバーに遅れる。結果、ペクが抜け出しシュートを打つけれどウッズが鋭く距離を詰めていて事なきを得たシーンでした。


確認しておきたいのは最終ラインが高く、裏のスペースがかなりあること。
ラインを上げて守備者の距離を縮めてコンパクトな陣形を保つことは大事ですが、その分裏を取られる危険性が増します。相手がスペースへと飛び出していくのを捕まえることや、そもそもパスを蹴らせないようにプレスに行くことで未然にそれを防げるんですが、もういっこ大事なところはJ2レベルではあまりみられないちょっと想像を超える遠さからの展開に選手が戸惑ったことではないでしょうかね。
ファジはあまりキレイに裏を取られることが少ないんですが、守備が上手くできていて前で制限できていることが半分と、あまりにも遠い距離からは相手の精度がたりなくてミスで終わることが半分だというのが実感。
この駒野の位置からのロングフィードはファジの警戒意識よりもさらに遠いので守備が難しかったですね。
左WBのミムと左CBの田所の間を高精度のロングボール+ペク・ソンドンのスピードで、という狙い。
これは繰り返されるんですが、9分にはタドがその辺察知して修正してきます。


peku2.jpg


後ろからの繋ぎで、今度はCBの菅沼から裏を狙ったロングボール。
ここでもやはり石原のチェックは遅れていて、余裕をもって蹴られてしまう。
高い精度のボールが送り込まれ、ミムの後ろを抜けられるんだけどタドがこれを読んでいて素早いカバーリングでセーフティに処理しきったというシーン。・・・うーん、まるでタダシのようではないか!(笑)
磐田はこのほかにも、左にポポが開いてそこから裏へ蹴り込みペク・ソンドンがナナメに真ん中に入ってきて~という形を見せたりと、ロングボールを主体とした攻めを展開してきてましたね。で、次は失点シーン。


それはだめ・・


前半18分ですが、駒野→菅沼→小林と渡り、磐田陣内で小林がドフリーになっちゃった・・・
慎太郎が菅沼に寄せたのに、それに続いて譲か康太が小林を抑えにいけずこの位置でフリーにしてしまった。
そこから、芸術的なロングフィードが裏へ送られナナメに走りこんできたポポが豪快にニアを破り失点と。
普通に見てると、「まあこの辺ならそんなクリティカルな展開はないだろ」ってボケーっとしちゃう高さなんですけどね・・・それは通じない技術なんだよなあと。譲どうしてココ行けなかったかな?もしかしたら松井の位置が気になったのかもしれません。いずれにせよ、


muzukasiitoosa.jpg

センターサークル付近から、もっと遠い磐田陣内でのロングボールの警戒の意識はさほど高くなかった。
そして、磐田はそこを突いてきていて駒野・小林・菅沼からの展開で裏を突くことに成功していたと思います。


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