8戦無敗5位浮上! J2 第16節 磐田 vs 岡山 (2)

<メンバー>


vs磐田(A)


◎ボランチ脇を攻略せよ!ファジの先制点


さて引き続いてえーちゃんの豪快な左足のミドルによってもたらされた先制点を見ていきましょう。
この試合、前後半を通じてファジの狙いとしてボランチの脇のスペースをシャドーに使わせてスピードアップして攻めよう!というのがありました。これが前半は相手の修正がなされず先制点のシーン以外でも効いてました。

得点1


ファジが狙っていたスペースは赤色の四角のエリア、ボランチの脇のスペース(特に右サイド)
ここにシャドーを下ろしてきて、フリーで受けさせ一気にスピードアップして相手のボランチを置き去りにして最終ラインを攻略していきたい。先制点はこの狙いがハマったしてやったりの得点でした。
譲に前田が寄せ、ケータにトップ下の松井が寄せる。

得点2

おそらくポポはケータ→しょーまのパスコースが気になったのでしょう。
そして、譲へのパスコースを提供するために康太が動き、これに小林が釣られます。


・・・この康太の動き、スペース作るために非常に効果的だったんですが偶然かな?と思ってたんですよ自分は。
でも、スカパーのダイジェスト番組MDJで康太に名波がインタビューしていてね、こんなこと言ってました。
名波「ゴールシーンの引き出しなんかも良かったと思うんですよね。
片山がギャップに入ってくる前の。右サイドに張っててちょっとインサイドにはいってくるっていう」
・・・・意図的なおとりだったのかよ(笑)
事実、この得点のあとも明らかに先の展開(ギャップで受ける)を導くための動きがしきりに入っていて上手く行かないこともありましたが、ボールにさわらないでもつなぎに貢献してましたね。以上余談でした。


ポポとボランチの小林の間がガラガラになって、シャドーのえーちゃんが落ちてくる。
そこへケータからのタテパスがズバっと通り、この位置でえーちゃんがドフリーで前を向けました。

得点3

磐田の左SB宮崎はこちらの右WBのタナソーと、前進するえーちゃんとの局地的な2vs1で苦しい。
どっちかに付けばどっちかが必ず空き、クロスなりシュートまで行かれてしまいそうな展開。
えーちゃんは誰も付いてこないので、しばしドリブルで運ぶ。
さてこっからが大事なところ、最後の崩しの段階。
逆サイドのシャドーの石原が、宮崎-藤田の間にスペースが空いているのを見つけて猛然とスペースに飛び込みます。これにフェルジナンドが気づき、石原と併走しますがスピードは石原のほうが上でしたね。

得点4

で、ここで素晴らしかったのはファジが今季ずっとやってきたペナ内でのコンビネーションが出せたこと。
石原は、体が流れながらも壁パスの壁役をこなし誰もいなくなったバイタルエリアにボールをリターン。
そこへえーちゃんがやや遅れながらも反応して切り替えしてブロックにきたフェルディナンドのスライディングをものともせず豪快に左足を振りぬき先制!いやー美しい!
この形はあれだわ、岐阜戦で見ましたね。
あれは康太→片山→妹尾でしたが、ペナ内で壁役がいいボールを落としてシュートに結びつけるっていうね。
チームとして、最後のところを崩すためにちょこっと変化をつけるそういう意図を感じる崩しでした。


◎双方ともに修正を加え引き締まった後半のシーソーゲーム


ということで、前半はそれぞれがそれぞれの思惑通りの形で得点を決めた面白いゲームでした。
それをうけての後半はやはり修正合戦。
ファジの失点はラインの裏を取られてという形だったので、明らかに最終ラインのカバーリングのスピードがあがり、警戒意識が強まりました。これにより、安易に走られていたDFラインの裏をしっかりとスイープできるようになり裏一発!のシーンは減っていきます。
それに対し磐田は、ファジに狙われていたボランチ脇のスペースに降りてくるシャドーをボランチがかなり警戒するようになりファジはタテパスをギャップに流せなくなります。
両者ともに修正を加え、相手の良さを消しあった展開になりましたね。
この日はデーゲームでかなり暑かったということもあり、体力的な消耗が勝負の鍵になりそうな試合でしたが、先にファジの前線の消耗が激しく、ボールを大きく動かせされると付いていけなくなり次第に押し込まれます。
だいたい70分くらいまでは動けていたんですけどね、前線で抑えが効きにくくなった分最終ラインが下がり押し込まれる要因になったんじゃないかなと推察してます。CKから決定機を一つ、カウンターから決定機を1つ作られてしまいましたが、ここを良く凌いだおかげでリードを与えず、最後の10分を迎えることが出来ました。


ファジも消耗してましたが、最後の最後ではやはり持久力の差が出てきます。
80分からはファジが押し込んで、動けなくなった磐田のスペースをどんどん突いていきシュートを浴びせましたがもう1点まではあと僅かに届かなかった・・・・。康太のフィードからオッシーがカットインしてからの右足もビッグチャンスでしたし、89分にはCKからケータがドンピシャのヘッドを叩き込むもなんとなんとポスト直撃・・・!
決定機の数では磐田相手とはいえ、互角の戦いを見せてくれた!


いやー・・・・勝てた勝てたよこの試合。悔しいね;


双方ともに持ち味を出した非常に楽しいゲームは1-1のドロー。
ファジとしては連勝こそ止まりましたが、敵地ヤマハスタジアムでドローなら悔しいけど十分な結果でしょう。
順位も5位が確定し、PO圏内を維持。
長崎-磐田-松本と続く、前半戦の天王山3連戦は、ここまで1勝1分となかなかの成績で負け越しはなくなった。
さあ、次は松本ですね。ここぞというときに星を落として涙を飲んできたファジでしたが、ここで決別しましょう。
今季のチームは苦戦が予想される試合でも勝ちをひろえて来ています。
負けフラグクラッシャーの雰囲気を一番感じるチームになってきたよ!
来週勝ち試合をレビューできることを信じて今日はこの辺で。


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