観客席からジャッジが正し"そう"かどうか見分けるコツ

さて、今日は2.観客席から怪しいジャッジと上手く付き合う秘訣の話をやっていきたいと思います。
ちょっとより正確に表現したほうがいいなと思ったのでタイトル変えました。


ピッチの上では敵がいて、味方がいて、そして審判がいます。
そしてサッカーというスポーツの特性上、誰でもミスから無縁でいることはできません。
敵も味方も審判もミスをする。ですからよく、サッカーはミスのスポーツと言われます。
特に審判のジャッジについては勝敗にどうしても直結するので物議を醸すことが多い。
得失点に直結する部分や、選手の警告の部分、ゲームにおいてデリケートな事柄もうまく裁かねばならない。
例えば他の競技であれば、微妙なシーンをビデオでリプレイし判定の材料とすることもありますが、
・・・・・・サッカーはないんだなあ。


あの広大なピッチで起こるさまざまなシチュエーションを、わずか3人と6つの眼で見分けねばならない。
ついつい自分も忘れがちになってしまいますが、サッカーの審判はホントに大変ですよ。めっちゃ走らないとダメだし。とはいっても、遠く離れた観客席にいてどうも間違いくさいジャッジを目の当たりにしたらやっぱ物申したくなるもの。ほんまにジャッジが正しいのか・・・やっぱ間違いじゃねーんか・・・うーん・・イライラ・・・
ってのはみなさん経験されたことがあると思います。あの手のストレスほんまイヤよな。
せめて観客席からでも下されたジャッジが正し"そう"かどうか?、
そこが判別できればモヤモヤイライラも大分マシになってくる。

ということで、今日は自分が普段やってるジャッジの判定方法を紹介してみる試み。


手前味噌だけどね・・・これ案外いいっすよ(笑)
これはたとえそのプレーを見のがしても判別できる方法なので、メイン・バクスタ・GATE10と場所を問わず使えると思います。こないだの試合で一個重大なミスジャッジらしきシーンがありました。実際のそのシーンを取り上げながらどうやって判断していったらよさげか?ってのも後でやりますのでお楽しみに。


◎観客席から正確に判別するのはまずムリと心得る


まず一番大事なことは、観客席から正確に判別するのはムリだと構えることが大事です。
自分はホーム戦を生で見て、その後に自宅で録画を見てレビューするってことを3年半くらいやってますが、ぶっちゃけ録画でしっかり見なければわかんなかったな・・・ってシーンは腐るほどあります。ジャッジのみならず、選手のプレーでも同じことで、録画を見て「あー、こいつが最後触ってたのかぁ・・」ってわかる、みたいなね。
「その瞬間は」何の前触れもなく突然に起こりますから、まあ正確に見ようってのも難しい話じゃわなあ。
なので、観客席から自分の目で確信もって「これはこうだ!」と言えることはそこまで多くないと思うほうがよいでしょう。


◎正しいかどうかは選手のリアクションに反映される


さて、その判別法はズバリ、
選手のリアクションを見て判別するというものです。
僕らはピッチから遠く離れてるので正確に見れませんが、実際間近でプレーしてる選手およびその周囲であれば、相当な至近距離から見ているわけで。ある意味、自分の目のかわりに選手の目を信じてしまえばいい。
冒頭でも述べたとおり、サッカーはミスのスポーツですから、選手とて「100パーセント正確無比なジャッジをしろ!」なんて思ってるやつはいません。仮にミスジャッジがあっても「(審判から)見えてなかったか・・」とか「見逃されたか・・・」とある意味仕方ないと思うしかないのがサッカー。選手も「ジャッジにミスの可能性があること」は十分にわかってる。
ですが、例えばせっかくきわどいプレーを巧みに切り抜け相手を上回ったのにそれを自分のファウルと決め付けられたらたまったもんじゃないって気持ちはよく分かる。そして、そういうときにどうしても感情が表に出てくる
それを見て判断したらよいのではないか?と。


つまり、観客席から妥当か不当かは分からないけれど、選手が不当と感じてアピールするのであればそれはミスジャッジであったかもしれないなと推定することが出来るんじゃないか?ってことですね。
まとめると、


・観客席からほんとうのことは見えないことが多い
・選手は審判がミスる可能性も十分わかっている
・選手は受け入れがたい不当なジャッジにはおおむね感情を出して抗議する
・問題のプレーの後の選手の振る舞いを見れば、ジャッジのあたりハズレを推定できる

ってこと。
では実際のシーンを取り上げながらちょっとやってみましょう。


◎カマタマ戦の2失点目のきっかけとなったCK(←おそらくミスジャッジ)


取り上げるシーンは、カマタマ戦の2失点目のきっかけとなったCKを取られたシーン。
時間は74分で、CKを取られる前にゴールから少し離れた位置からのFK。
ちょいと図を張ろう。


みす


キッカーの堀河がGKウッズの前で落ちるボールを蹴り込み、タナソーとの駆け引きに勝った藤井がシュートという流れ。


じゃっじ


録画で見る限り、タナソーは藤井に競り負けており、藤井が完全に前に出ているけれどシュートらしいミートは出来なかった。おそらくは膝のあたりにあたってラインアウトとなったように見える。
タナソーは藤井の背後から少しでも触ろうと足を伸ばしているけれど、当たっていない。


さてさて、この一連のシーン。さっそく、手順に沿って判断してみましょう。
人がゴチャつくセットプレーらしく、本当に大事なところがよく分かりにくいですよね。
大事なのは一体誰が最後に触ったのか?CKなのか?GKなのか?ですわな。
録画で見りゃ(けっこう分かりづらいけど)「あーこりゃ藤井さわっとるね、GK、GK」と確認はできます。
しかし、これをリアルタイムで、しかも遠い観客席から見ようってなると・・・・そりゃムリだわ(笑)
やはり、観客席から正確に判別するのはムリなんだよなー。
けど、誰が触ったのか?CKが妥当?GKが妥当?リアルタイムで現場で、それを知りたい。


というところで、次に選手のリアクションを見てみましょう。
まずは恐らく最後に触ったと目される3番藤井
スカパーの実況アナのセリフをそのまま紹介しよう。


「(藤井が)いいところに突っ込んできましたが、この芝生を叩いて悔しがっているー」


藤井は悔しがっている
タナソーを振り切って、ウッズの目前でボールに触れたのにコントロールまでは出来ずに膝に当ててしまった・・・。
格好のシュートチャンスを逃した・・・しまった!って感じでしょう。


ってことはですよ、
再び観客席にいたとしてきわどいシーンで触ったくさい選手が悔しがっているのが遠くに見える。
触ったかどうかのその瞬間は見えなくとも。結果悔しがってるわけで。
ん?じゃあ、藤井が最後に触ったんじゃないか?と推定していいな
そう思った方は、ちょいせっかちさん。
というのも、仮にタナソーが足に当てて外に出したとするならば、藤井は「触れそうだったのにクリアされた!しまった!」という意味の悔しさかもしれないからね。そういうシーンだって普通にある。
ということは、プレーに関わった藤井・タナソーをみてもこれだ!という答えにはまだ遠い。


そこで別の選手たちの目を信じてみよう。
ここは録画ではカメラのスイッチの加減で全体が見える絵じゃなくなってて残念なんですが、
カマタマの選手はしずしずときびすを返して帰陣をはじめていました。
そして、ファジの選手たちも「助かった・・・GKだ」という風に前線に向けて歩き始めていた。



てことはつまり、
プレーの周囲にいた選手がおおむね「こりゃGKだわ」とセルフジャッジしていたことになりますね。
GKならば、攻守交替でカマタマは戻る、ファジは上がるわけですから。
あの場にいた選手は、即座にこりゃCK!とは双方ともに信じないプレーだったと。
そして、ジャッジが下される。なんとCK。


これまた録画では捕らえられていませんが、ファジの選手が4.5人遠めでもハッキリと分かるくらい大きなアクションでジャッジの不当を訴えているのはハッキリと覚えています。
自分は遠いほうのメインスタンドにいましたから、プレーは見えなかったですがアピールしてる選手は見えた。
サッカーの中の駆け引きの一つに、審判にウソをアピールすることは普通にあることですし、可能性がなくても一応アピっとくってのはいくらでもみられる光景です。
ですが、ほぼ同時に4.5人もってなるとこれはジャッジのミスを疑ってもいいのではないか。


そして、帰宅して録画を見てみればやっぱミスジャッジくさかったな・・・・と。
手前味噌ですが、リアルタイムであの一連のシーンのファジのアピールっぷりを見てミスジャッジくさいなと推定したことは間違いではなかったのだなあと、まあ空しい作業でしたが(笑)


と、このようにプレーそのものはよく分からなくとも、その後の選手のアクションによってある程度のことまでは推定することが出来る。って話でした。こういうのは試してみるのが一番、是非今度のジュビロ戦でトライしてみてくださいませ。


◎カンスタの戦闘力をさらに上へ!さらに高く!さらに熱く!


いつかはこんな話をしたいなと思っていたんですが、このタイミングにで出来てよかったなと思います。
こないだの試合がああいう試合であったのもきっかけでしたが、昨今カンスタでの審判のジャッジに対するブーイングがメイン・バックともに大きすぎるなあと常々思っていたことが一番大きいです。
どうしても観客と審判との間に信頼関係が築けないこともありますが、こちらの不利益になるジャッジが下されるたびにブーイングがそれとなく上がるのは正直どうなんかなとおもうんですよ。
メインでこちらはしっかり見れますから、なかには当然ブーイングが不当な場合もかなりあります。
それってやっぱ審判に対してあんまフェアではないなあってね。
カンスタは日に日にすごい雰囲気をまといつつありますし、それにあまりいい影響を与えないんじゃないかな?と。
可能な限り、審判のジャッジに対しても冷静にジャッジでき、よいプレーやハードワークに惜しみない拍手を送り、敵ながら天晴れな選手には悔しいけど讃える。そんなカンスタになっていったら岡山もっと化ける。
ホームゲームのたびにその思いは強くなります。
今回そんな思いで書いてみました。
さあ・・カマタマ戦関連もあと一個・・・正直さっさと忘れて次の磐田にワクワクしたいところですが、手短にはなりますが次回はいつもどおりのレビューをやって今回のダービーについては終わりにしたいと思います。


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