ネクス契約満了の報を受けて

昨日、ファジアーノ岡山公式からネクスト所属5選手についてのリリースがありました。
「契約満了に伴い、来期の契約は更新しない」ということで退団することが明らかになりました。
彼らはある意味、トップで戦ってくれた選手たちよりも何故だか思いいれの深い選手たち。
どうしてもなんか記事にして残しておきたくて、PCに向かいました。
それぞれの選手について書いておきたいと思います。


◎思い出深い選手たち


・29 DF チョ ギュスン


まずは一番日の浅いギュスンから。彼は今年のネクスの救世主とも言える存在で、まさにこれこそ助っ人!と呼べる選手でした。中盤上がりを想わせる確かな足元の技術、3CBにいて的確に飛び出してカバーする察知能力の高さ。フィジカル的な要素もまったく問題なく、ゆくゆくはトップも十分にありえるのでは?と思った人も少なくないと思います。自分もそうでした。とりわけ突出していたのは、球足の長いグラウンダーのクサビのパスの美しい事美しい事・・・。仙石廉ばりの「誰も予想していないラインをなぞって前線に一発でつける」タテパスのレベルの高さと来たら・・・!次のチームは日本になるのかどうかわかりませんが、もしそうなら他所のチームとはいえそれ見たさにチェックしたくなる気がしています。ほんと助かったよギュスン。ありがとう。


・18 FW 上條宏晃


流経大から関戸とそろっての加入となった上條宏晃。彼はケガによる長期離脱に泣いた選手でした。
長期離脱から復帰したそのゲームで再び離脱とか・・・ほんとサッカーの神様を恨みたくなるような不運・・・。
トップからネクスに移ってはゴールも記録でき、若手をひっぱるアニキとして存在感を十二分に発揮してくれました。とりわけ、新中なきあとの前線の泥役を彼がしっかりとこなしてくれたからこそJFLでのネクスの戦いが成立していたと思います。マジで頼もしかったよ。アニキカミジョーありがとう。


・23 MF 宮田直樹


宮田も長期離脱からよみがえった選手。新中・西原の年長組みとユースあがりなんかの若手組みの間のポジション。特に年長組みがいなくなってからの今年のシーズンはかなり難しかっただろうによくやってくれました。中盤でのボールの刈り取りからの攻め上がりなど、JFLでは明らかに存在感が違うダイナミックなプレーを披露。なれないCBの起用にてこづったこともありましたが、フィジカル・高さはやはり別格感漂ってました。しかし、自分がやっぱり忘れられないのは地決山口ラウンドで組んだ坂本とのゴリゴリダブルボランチのクラッシャーっぷり。そして決勝点。ネクスにとって決して欠くことのできない要石でした。ミヤ、ありがとう。


・43 FW 呉 大陸


彼をはじめて見たのは2012のキャンプ前の紅白戦@カンスタでしたね。明らかにアピールする気マンマンのそのふてぶてしい態度の割にはサッカーに対してはかなり真面目というキャラ。とりわけドリブルに対する強いこだわりは、ファジアーノにとっては異色の存在でした。C・ロナウドを崇拝しきったそのスタイルはまあ良くも悪くも・・・でしたが、彼だって相当に成長しました。サイドにおいても前においても行ったっきりで取り扱い注意要カバー選手だったのに、いまやCBだもの・・・。あの当時一体誰が今のダイムの献身性を信じられる事ができただろうか。随所に見せた身体能力の高さはJFLでも十分に通用していました。ダーイムッ!ありがとう。


・30 MF 幡野貴紀

まさかこんな形でこんな記事を書く事になろうとは・・・・まったく予想してませんでした・・・・・。
はじめてみた時から足元のテクニックの高さ、豊富なターンのアイデア、トラップのとめ方、パッと見でも「あ、うまい!」と思わせる技術の持ち主でした。ゆくゆくはトップにかならず食い込んできてくれるだろうと、トップまでの道のりを追っかけたいそう思わせてくれたはじめての選手が幡野でした。プレースタイルはまさに「岡山の香川」で、相手の間で間でボールを受けターンして加速、ドリブル・パスを絡めながらボックスに入っていく。彼に関してはこれまで戦ったどのカテゴリでも「余裕感」がありました。昨年JFL初参入の年は少々フィジカル的なレベルの違いに戸惑いましたが、まさに芸は身を助ける。ボールスキルの高さからくる絶対的な自信がプレーの余裕を生みアタフタする様子はありませんでしたね。彼はほんとに相手が強くなればなるほど際立つ選手。記憶にしっかりと残った天皇杯での大宮戦でのパフォーマンス。レベルがかなり上の相手にも堂々たるテクニックを披露しふてぶてしいところを見せてくれました。しかし・・・・マジか・・・もう幡野を岡山で見れないのか・・・・・それがほんとにほんとに残念。ありがとう幡野。


◎地域-地決-JFLを戦った仲間を送ること


昨日満了が発表された選手たちはネクスの主力も主力でどの選手もバリバリのレギュラークラスでした。
おそらくネクスにも何かしら変化はあるのだろうけれど、ここは続報を待つしかありませんね。
それにしてもですよ、自分は選手サポ的性格は薄くて、チームサポ的性格のほうが強いほうだと思うんですね。
しかし、なんなんだろう・・・・この大きな喪失感は・・・・
はっきりって石原が松本に抜かれたときよりも大きな衝撃で、自分でも驚いています。
思い返せばネクスを見だしたのが2012シーズンからですから、ダイム・飯田涼が入ってきた年でした。
ネクスは中国リーグを戦っており、中国地方を転戦しているときでしたね。観客もまばらなネクスの試合を見にいくという行為が、なんかちょっとしたマニアックな道に手を染めはじめたようなワクワク感があって楽しかった。そして声をかければすぐ聞こえるような近さで選手を励ましたり、トップでは味わえないいい意味の貧乏くささが新鮮でした。後発のサポの自分としては、トップが中国-地決-JFLを通ってJ2へという道のりはまったく想像するしかない領域。


しかし、
彼らはトップが通った道を同じようにして、文句のつけようのない成績で、勝ちとって、JFLに到達した。


その行程をしっかりと見せてくれました。
規模やプレッシャーの違いはトップのころとはさすがにかなり違うはずでしょうセカンドですからねあくまで。しかし、重ねられた試合・遠征・大会がどんなものなのか、ネクスに乗っかって見せてもらった事で自分のサッカー観はかなり大きな影響を受けたように思います。おそらくトップを見守ってきた人もこれに近い感覚をもったのではないか?トップで体験できなかったことを、ネクスで追体験する目的は達成された。すべて、彼らのおかげでした。


ほんとうにほんとうにありがとう。
サッカーを続けるならば次のチームで、別の方向へいくのであれば豊かな人生を。
心のそこから応援しています。彼らこそ俺のファジアーノ。



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COMMENT 2

グンゼ  2015, 11. 21 [Sat] 15:26

コメント失礼します。

とりあえずJFLの選手からなんですかね。呉と幡野は今年はトップでの練習参加していたから来年度はトップでの戦力として考えているのかなって期待していました。後は小林だけって事かな。幡野みたいな小柄でテクニックで勝負する選手が好きです。トップでの契約満了と期限付き満了の発表を想像すると改めてプロの厳しさを思い知らせられます。後一年って思ってしまうけど、キリがないんですよね。

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Zerofagi  2015, 11. 24 [Tue] 15:58

No title

>グンゼさん

はじめまして。
幡野がトップに一番近いと思っていたので、これはほんとに意外でした。
もしかしたらトップ行きを考えられてる選手が他にもいるのかもしれませんが、なかなか難しい話なんだろうなとも。おっしゃるとおり、「ウチではここまで」と告げることも大事ですね。
実力がないのではなく、単に合わないだけなケースも山ほどあるのがサッカーですし。

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