サポーターカンファレンスに参加して (2)

冒頭お話を進めていく前に、いくつかおしらせを。



・自己紹介
まず自分のことですが、Zerofagiといいまして2011年からブログやユーザー生放送でファジアーノの話題を中心に情報発信を行う形で活動して来たいちファジアーノサポーターであります。普段はメインスタンドで観戦しておりまして、試合のレビューなどを主に発信してきました。岡本リーダーとは面識があり、何度か酒の席をご一緒させていただいた事もあります。
サポ歴も五年と浅く、声だしサポでもありません。


・岡本リーダーについて
ご本人からのご要望もありましたので、
今回の一連の話の中でサポ側の代表者・責任者は岡本リーダーのみとして話を進めさせていただきます
あらゆるアクションは岡本リーダーの意思のもとに展開されていて、そのすべてに責任をおってらっしゃるものとします。GATE10という言葉にあまりなじみのない方はよくわからないとおもいますが、こちらのGATE10公式サイトを一度ご覧いただくと幸いです。


・議事録内でピックアップする箇所
サポカンにおいては多数の質問がでているんですが、とりあげるのは質問者5の質疑と応答のみです


こばしつばさ氏によるサポカン議事録の要約が非常に便利なので紹介しておきます。
ワインレッドのつばさぶろぐ



◎サポカンとは何だったのか?岐阜での騒動との関連は?




さてそれではまず「サポカン」の話に入っていきます
実際に参加してやり取りを聞いて、後日議事録を読み返してみて改めて認める所ですが、
今回のサポカンは、
「サポ側からのフロントに対する告発」と「Challenge1の成果報告会」の2本立てだった。

こういっても過言ではなかったと思います。
初の開催ということもあったでしょうが、当日の様子は少し重い緊張感が漂う空気感で、フロントのほうもカンファレンスでどういった話題が出るのかはあるていど予想していたように自分には思えました。
また、岐阜における「ぶちくらせ」ダンマク掲出騒動とサポカンは基本的に無関係で別個のはなしです。
あまりにインパクトの大きい出来事でしたし、関心の最も集まる所だと思います。
モヤモヤする気持ちはあると思いますが、後々必ず触れますので一旦「岐阜での騒動」は置いておいて、サポカンのほうへフォーカスしていきますのでよろしくお願いします。
今回この記事では「Challenge1の成果報告」にまつわるアレコレはばっさりカットして、
「サポ側からのフロントに対する告発」に焦点をあわせてお話していきます。




◎サポ側からのフロントに対する告発、サポ⇔フロント間のズレ



ファジアーノ岡山は地方クラブの雛形的なポジションを占めており、
他所の地方のクラブがお手本にすべく視察によく来ます。
多くのクラブが財政面や観客動員の分野で苦戦を続ける中、地方クラブでありながら成績面でも興行の面でも右肩上がりを続けており、競技成績よりもある意味フロントの業績の方が全国的には知られているかもしれません。
サポーターの中でもフロントに対する信頼感は非常に高く、文句を言う人をあんまりみかけません。
自分も年々とサポ歴をかさねていくうちに、勝手にフロントの無謬性みたいなものを盲信していたのですが・・・・


質問者5氏によって明らかにされたのは、ファジアーノフロントの不誠実、そして”ズレ”でした。
この点については、正直ほとんど話題にされてないですが非常に重大なことだと考えています。



ファジアーノがJリーグに参入して以降、上昇してきた要因の一つに、
フロントとサポーターの足並みがそろっていることがあると思っていました。
ここがそろってないクラブは悲惨です。なんかあれば「社長出せ」「バス囲め」。
お互いがリスペクトしあうことなく足を引っ張り合っていっこも前に進まん。
他所の詳しい事は知りませんが、ありませんか?そういうクラブ。
ウチはそういうリスクを回避出来てきたんです。これまでは間違いなく。
それはクラブ側もサポ側も、地域リーグのころから大事にしてきたものを双方しっかり維持していたから。

ところが、その連携がないがしろにされる事態が起こった。
このまますれ違っていく両者がたどり着く未来はどこか?「社長だせ」「バス囲め」かもしれない。


岡本リーダーがサポの窓口としてフロントと向き合う中で、
きっとガマンするところもあったと思います。しかし、限界を越えた。
それゆえにこのようなオープンな場で、いわば身内の汚点をあえて晒すような手段をとらざるを得なかった。
だから「プラスになるかマイナスになるかはわからない」けれど、胸中に秘めて墓場まで持っていくのではなく、
ウチのフロントはいまこんな風になりょうるけどどう思う?と見える形にしてくれたことについて感謝したい。
よくぞ、決心して告発してくださいました。
これは事実上岡本リーダーにしか成しえない仕事です。「できるひとができることを」やってくれたなと。



フロント側はこの告発に対し、非を認めています。
吉田取締役
「地域のクラブはみんなで作るもので、そこは変わってはいけないし、忘れてはならない。ここを無くしたらファジアーノである意味がない。みんなで作り上げてきたこの後から加わってくれたサポーターやファジの選手とかフロントとかスポンサー、声援を送ってくれる人も含めて、みんな仲間。親会社の無い地域のクラブはそうでないと成立しない。でもそんなことを新しく入ってきた社員にいつからか伝えなくなって、逃げていた。そこの気持ちをまずは社員に伝え切れていない。それが言えない時点で木村代表は社長としてダメだし、支えている我々取締役もダメだろう。多くの方に来て頂いて、これだけの方が関わっているということを、もう一度原点に返って、会社全体で締めて一人一人が考えられる組織にしていく。」



直前に岐阜の騒動があっただけに、なかなかこの事実をすっと受け止めにくい所だとは思います。
しかしながら今回のこの告発にはとても大きな意義がある事は声を大にして言いたいのです。
正直個人的にはフロントにも相当ガッカリしました。
まあ無意識的にこちらが勝手にハードル上げちゃってたとこもあるけど、それを差し引いてもちょっとヒドいわ。
ファン・サポーターとか何ぼ言っても基本は客だということを忘れすぎですね。
そこはどんだけ信頼関係あっても粗末にされるべきではないと思います。

しかし、このすれ違いがもっとどうしようもない事態に陥ってから明らかになるのではなく、このタイミングでオープンになったのはほんとうによかった。くさいものにフタをしたって、どうせいつか表に出てきますからね。


フロント側の吉田取締役もよく回答してくださいました。
結果的に、クラブもサポーターもみんな仲間であり、方向性を合わせていかなければならない。
そのためにひろくサポーター全体とクラブ側と一緒に考えていく場を持っていくことになったのは素晴らしいと思います。



ファジアーノが積み重ねた12年の歳月。
サポーターもはやいろんな人がいます。
声だしサポーターもいる。バックスタンドの人もいる。自分のようなメイン民もいる。
それぞれがそれぞれに思うことを持っていて、ひとつひとつ大事にされなければならないと思います。
それがJリーグってもんでしょう。



次回はサポカンと岐阜での「ぶちくらせ」ダンマク掲出騒動の関係について、
推測ベースになりますがお話していきます。


◎まとめ


・サポカンは2本立てだった「サポ側からのフロントに対する告発」と「Challenge1の成果報告」
・サポカンと「岐阜でのぶちくらせ騒動」は別個のもので基本的に無関係
・サポカンで告発されたのは「フロント⇔サポ間」のズレ
・フロント側に非があり信頼が崩れはじめた
・フロント側から謝罪がありこの先ひろくサポーター全体とベクトルを合わせるように動くと回答があった





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