岐阜での「ぶちくらせ」ダンマク騒動とサポカンについて思う (3)

それでは引き続きまして、岐阜での騒動とサポカンについて話していこうと思います。



◎サポカン開催に至る経緯を時系列で追う




今回の岐阜での騒動を理解する上で、時系列で整理して見ることがなによりわかりやすいと思います。


8月23日 ホーム福岡戦 ゲートフラッグめぐるフロントとの食い違い発生
            (サポカンに向けた動きのはじまりの地点?)

10月 1日 小川雅洋 常務取締役 統括本部長の退任

10月23日 サポーターカンファレンス実施のご案内

10月30日 サポカン申し込み締め切り

11月14日 ホーム最終戦vsジェフ千葉 シーズン終了のセレモニー

11月15日 サポカン開催



サポカンが開かれた理由は、フロント・サポ間のズレが見過ごせるレベルを越えたからでした。
このズレを公開するためのサポカン。
それにより自分なんかも問題点を知り、話題とする事ができたというわけです。


そのきっかけは8月23日ホーム福岡戦。
8戦勝ちなしで「とにかく笑顔!サッカー楽しんでる?」の幕が出た試合でした。
ゲートフラッグをめぐるフロント側からの不当な干渉があった日ですね。
その後の10月1日。衝撃的なニュースが流れます。小川統括本部長が退任する報でした。
自分はあまりお話したことなかったのですが、聞く所によると非常にサポーターに近く、その声もよく拾い上げてくれていた方で、サポーターからの信の厚い人物。これは・・・本当に痛かったろうなと。本当に残念です。
質問者5氏の発言の中にも「小川さんがいてくれたら」というのがありますが、きっとこれまでサポ・フロントの間に立ってうまく事態を収めてくださったことだろうと思います。自分の知り合いのファジサポの小川さんに対する信頼を耳にすると、極めて高いものをいつも感じていました。
しかし、そのキーパーソンがファジアーノを離れてしまったのが10月1日
その3週間後、突如として知らされる事になった10月23日リリースのサポカン開催の知らせ。
いわゆる水面下で岡本リーダーとクラブ間で進められていたであろうサポカンの話がここで広くオープンになりました。しかし、このときの事を思い返して見ると「うん?正直なんでやるんかな?必要?」という感は否めませんでした。確かに成績は振るいませんでしたが、サポカンを開いてどうこうというほどでもなかったですしね。30日には締め切り。そして、11月14日ホーム最終戦を経て、
翌日の11月15日ようやくサポーターカンファレンス開催となります。


ざーっとかいつまんで時系列に並べてみましたが、8月23日から11月15日まで実に2ヶ月半以上の時間がありました。この時間がサポカン開催にむけての準備期間だろうと考えています。やろう!っていってすぐできるもんじゃないでしょうし、やっぱ準備にはそれなりに時間はかかっただろうなと。おそらくその間岡本リーダーは悩みながらもフロントを告発する構えだったのだろうと推察します。


重要なのでもう一度2点確認しておきますと。
・岡本リーダー側はフロントを告発すべくサポカンの準備を進めていたであろう事
・サポ・フロント間のズレ、ゲーフラをめぐるフロントとの意見の相違がきっかけである事





◎北九州と岡山、そして「ぶちくらせ」



自分はサポ歴が浅いので昔の事は直に聞けた話以外は知りません。
ただ、北九州と岡山、富山と岡山はかつての昇格を目指す途中で非常に印象深いエピソードがありゴール裏同士が大変仲がいいということは知っていました。それゆえ岐阜でダンマクが出たときも「何故?」とは思いませんでした。無論驚きましたが。
北九州のサポではないので、詳細を語るに十分な情報も持っていません。
しかし、どういう事が起こっていたかは確認する必要があります。
ですので、必要な箇所について抜き出して北九州での動きも時系列で追ってみましょう。



7月17日 北九州公式「応援に関するギラヴァンツ北九州の見解について」リリース

10月23日 北九州公式「スタジアムでの応援に関するクラブの基本的な考え方」リリース

10月30日 北九州公式「スタジアムでの応援に関するクラブの対応について」リリース

11月1日 北九州ホームのvs京都戦にて「ぶちくらせ」コール

11月6日 北九州公式「第39節 京都戦に関する観戦ルール違反者への対応について」リリース



という流れになります。
10月30日の北九州公式「スタジアムでの応援に関するクラブの対応について」リリースにて「ぶちくらせ」ダンマク掲出やチャントもやったら違反とするというルール変更が行われ、11月1日サポーター14名がおそらくあえてダンマクの掲出およびチャントを行い、11月6日には処分が下り無期限入場禁止処分が通達されるという流れでいいと思います。繰り返しになりますが所詮他所のサポに過ぎませんので、自分は北九州での出来事に意見するつもりはありません。しかし事実はみておく必要がある。


というのは北九州のケースにしたって、
サポとフロントのズレやサポに対する外部からの干渉が話の核になってると思うんですね。
それって、さっき確認したとおり岡山のケースと一緒じゃありませんか。
展開とか表に出てきた形は違いますが、まさに他人事ではなくて北九州にしても岡山にしても同時期に同じような問題に直面していたわけです。サポもフロントも。



◎2つの時系列をまとめてみてわかること



ちょっと2つの時系列を一つにまとめて見ましょう。


8月23日 ホーム福岡戦 ゲートフラッグめぐるフロントとの食い違い発生
            (サポカンに向けた動きのはじまりの地点?)

10月 1日 小川雅洋 常務取締役 統括本部長の退任

10月23日 サポーターカンファレンス実施のご案内

10月30日 サポカン申し込み締め切り
10月30日 北九州公式「スタジアムでの応援に関するクラブの対応について」リリース
(ぶちくらせやったら出禁になるという趣旨のリリース)


11月1日 北九州ホームのvs京都戦にて「ぶちくらせ」コール

11月6日 北九州公式「第39節 京都戦に関する観戦ルール違反者への対応について」リリース


11月8日 アウェイ岐阜戦での「ぶちくらせ」ダンマク掲出

11月14日 ホーム最終戦vsジェフ千葉 シーズン終了のセレモニー

11月15日 サポカン開催


本当にこの北九州の一件のタイミングはなんとも言いがたい・・・・・。
岡山は岡山の事情を解決すべく8月末から準備を進めてきたであろうと思われます。
11月15日がサポカン当日ですが、まさにその直前になって北九州での一件が起こってしまった。
事情を全く知らない人にとってはまさに青天の霹靂であった岐阜での「ぶちくらせ」ダンマク掲出は、こういうタイムラインの上で起こった出来事でした。とにかくサポカンまで時間がない。試合数も3つしかない。しかも2つはアウェイで、ホームは最終戦しかない。
何かしらアクションを起こすにしてもなんてタイミングなんだっていう・・・・。


◎8月23日からサポカンに至るまでの話の筋



先ほど述べたとおり、岡山と北九州は同じような問題に直面していました。
また北九州のゴール裏とは地域決勝のころから縁もある。
無論そのよしみでということはメインではなくて、
北九州のゴール裏を排除するやり方が確かにあまりにも露骨でしたからねちょっと変ですよあれ。
心情的に北九州のフロントのやり口に異を唱えたいというのはわからない話ではないと思います。
というか他人事として傍観はやっぱできないだろう
という感じで思ってます。


しかし誤解のないように明言しておきますが岐阜での一件は賛同できません。
この件についてはすでに謝罪文の掲載もありますので、突っ込んだ話はしませんが。
あの騒動でかなり多くの人が悲しんだり、怒ったり、ほんとにみているだけでもしんどかった。
サポカンがもう一ヶ月早かったら・・・・きっとこんな大騒ぎにはなっていなかったはずです。
しかし、岐阜での一件はすべてを吹き飛ばしてしまった
ネットではありとあらゆる想像、意見、中傷、暴言の乱舞する戦々恐々とした空間と化してしまい真っ二つ。
サポとフロントのズレどころか、サポとサポの間のズレを浮き彫りにする騒動に発展してしまった。



とにかく同じクラブを応援するもの同士がののしりあうのはもうたくさん、これが自分の一番の気持ちです。



せっかく岡山のために準備されたサポカンの内容もほとんどの人が理解できず意味が伝わらなかった。
また感情的に受け入れがたい騒動があり言動に不信感を持つ人が一気に増えてしまった。
あの騒動のあとでは、どんなに説得力ある内容を提示しようとも、一度閉じた心を開かせることは至難の業でしょう。



(1)で貼り付けたアンケートは、そういう人たちの声を反映しているものだと思います。
別に反感を持ちたくて持ってる人ばかりじゃない。単純に理解するための手がかりが難しすぎるんです
8月23日から11月15日にいたるまでの流れ、駆け足で話して来ましたがこれで幾分理解できる筋になったでしょうか。



◎まとめ



・岡山では8月23日を起点にサポカンの準備が進んでいただろうということ
・北九州の問題は岡山の問題と同じような構図を持っているということ
・岐阜での一件はサポカンもなんもかんもふっ飛ばして、サポーターを2分してしまった
・サポカン議事録は一読して事情がすぐに理解できるほどわかりやすいものではない



※3本だてとしていましたがあと1本を15日にうpしてこのシリーズの締めとしたいと思います


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