J2第6節 vs東京V戦 レビュー 『矢島がいないとこうなりますよ?という試合』

開幕から順調に勝ち点を伸ばし、得点もリーグ1位と好調のファジアーノ。
前々節、前節と連勝で迎えたこの試合、相手はいまいち調子の上がらない東京V。
チーム初の3連勝をかけて臨んだ試合は、非常に固いゲームに。
結果的には3連勝はまたしてもまたしても!おあずけということで、何年待てばよいのか・・・・
このチームでもできないのか?と首をかしげるしかない結末でありました。



<スタッツ>


6節スコア

6節スタッツ




<順位表>




6節順位1
6節順位2





<フォーメーション>



6節フォメ

・ファジアーノは3421
・ヴェルディは442



<ハイライト>







◎前後半を通じて



この試合はなかなかに難しいゲームでしたね。
まず守備の方ではせっかく修正したvs4バックの前プレが通用しませんでした。
さっそく対策に対する対策ということで富樫監督手を講じてきましたね。試合後のコメントなんかでテツさんがヴェルディのボールサイドに人が集まるポジションの取り方に手を焼いたと言っていましたが、前プレ不発とそういうヴェルディの特殊な攻め手の影響で引いて守らざるを得ない試合でした。こちらとしてはボールの取りどころがないので、ミスってくれるの待つかシュートやクロスまでいかれてしまうかどちらかでないとボールが回収できない苦しい展開。
特に前半押されっぱなしとなってしまいましたなあ。
一方攻撃の方も厳しかった。その主たる理由は矢島マンマークによる起点潰しの徹底です。
ファジの攻撃のはじまりを担当する矢島に対して、トップ下にはいった南および2トップで厳しく警戒、なかなかにいい形で前が向けない状態に追い込まれます。これにより、ビルドアップがサイドに流れたり、単調なロングボールに流れたりとなかなかしっかりとした攻めが展開しづらい状況を作られていました。


流れが変わったのはJデビューとなった期待の大卒ルーキー藤本佳希の投入から。
疲れの見えだしたヴェルディに対してスピードのある藤本や、こちらも加地と代わって入ったタナソーのタテの推進力でサイドを押し込んでからの折り返しで再三決定機を演出。75分にはセットプレーから片山瑛一今季初ゴールとなるヘッドが炸裂!苦しい試合をセットプレーでこじ開けられるのは今年の大きな強みですね。
さあ3連勝は目の前だ・・・と思った89分、豪快なミドルシュートが不運にも突き刺さりまたしても終盤ギリギリで逃げ切り失敗。
京都戦に引き続いてまたしても逃げ切り失敗でドローと。ため息に包まれたCスタでありました。




◎矢島を消されるとどうなるか?という重いテーマ



この試合は特にこのテーマが重要だったのではないか?と思います。
今年五輪に、まず間違いなく矢島は行きます。長い期間ファジアーノは矢島不在で戦わなければならない。
この試合では(京都戦とかもそうだったれど)矢島に対してかなり厳しいマークが付けられていました。
このチームが攻撃を組み立てて行く上で重要な役割を果たすのが矢島慎也ですから、そこを抑える事で攻撃を封じ込めるという目論見ですが、ヴェルディは半ばそれに成功したと言っていいでしょう。この試合矢島から有効なボールはあまり出てこなかったですからね。つまりこの試合で見られた攻撃は矢島が使えない時のファジの攻撃の現状であると。
「矢島いないとこうなりますよ?」という試合であったのではないか?と思います。
もちろん工夫が見られるシーンもあり、ファジもだまって封じ込められてるばかりではないんですが、
やっぱり矢島経由の攻撃と比べればクオリティが落ちる感は否めません。
今後マークは継続的にきついままだと思うので、矢島自身の成長とチームとしても「非矢島路線での組み立て」についてはさらに習熟して行く必要があるなと感じさせられた試合になりましたね。五輪までのファジの宿題ってな所でしょうか。




◎ついに初お目見え!ルーキー藤本佳希がかもし出す期待感



この試合押谷が直前の練習中でちょっとしたトラブルがあり、念のため出場を回避したということでベンチ外でした。
またスタメンで起用されたトヨはポルトガル遠征から帰国して間がない状態。
これまではトヨ→オッシー、オッシー→トヨで運用されてきたFWの交代策でしたが、そういった事情もあってか藤本が出場機会を得ましたね。得点に絡む活躍とまでは行きませんでしたが、スピードを武器にサイドをタテに引っ張るドリブルや、矢島の決定機を演出したフリックなんかには、新人離れした余裕を感じさせてくれました。
自分は彼をしっかり見るのは2度目だったんですが、TMを見た人の感想では上々の評価を得ており、彼はホンモノだということで非常に期待しています。これから少しづつ出場機会を増やしていく事だろうと思いますが、じっくりとプレーを見ていきたい楽しみな選手が出てきたな!と。
・・・・ああ、そう考えてみれば彼がどんだけできるかはもしトヨも五輪行きが決まった場合の保険としてすごく重要なポイントになるかもしれませんね。FW陣は枚数豊富とはいえ、スピードあるタイプは限られてくる。



◎度重なる終了直前被弾に思うこと



この試合はまたしても終了間近に同点弾を打ち込まれてしまい逃げ切りに失敗してしまいました。
試合全体を通して考えてみれば、攻撃も守備もけっこうやられていて決定機は与えていないものの我慢の展開だったと思うんですよね。そこへセットプレーでリードが取れて、と願ったり叶ったりだったわけですが、
やっぱり思うのは1点差では足りないな、守れないチームだなということ。
この試合でのミドルシュートはあんなの何年に1本決まるかどうかみたいなシュートですよ。


でも決まるのよねそういうのが。決められた瞬間「ああ、やっぱりな」ってみんな思ってるぞ?
相手がああいうゴラッソを蹴りこんできてガツーンと交通事故みたいな失点することもあるし、考えられないミスだって起こりうるのでやっぱり2点差は取りたい。とりわけリード時の試合の進め方の下手さは何年も前からの課題です。
強いチームはこういう失敗を何度も何度もやらかさないでしょう。
せっかくセットプレーを中心に得点力には着実な進歩が見られるのでそれをムダにしないようにしっかり勝ちきれるチームになってほしいなと思います。今日はこんな所で。



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1.06.12


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COMMENT 2

ssaka  2016, 04. 04 [Mon] 23:06

お疲れ様です !

今節はほんと 対策されてましたね いつまでも高い授業料を払い続けるのはよろしくないですなァ …
ですが 昨季までなら負け試合だったでしょうから 進歩と思いたいところです
しかし なんせ 藤本選手はこれからが楽しみですね!

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Zerofagi  2016, 04. 06 [Wed] 22:43

>ssakaさん

先日はどうもでした!
藤本くん楽しみですね。もうすこし長い時間でたらどんなプレーするのかもっとわかると思うので、次に期待したいです。

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