観戦中に気をつけたいファジの3つの弱点

現在の所ファジアーノ岡山は13試合で12失点を喫しています。
一時かなり失点がかさんだ時期がありましたが、だんだんと落ち着いてようやく1試合平均失点も1.00を割ってきました。
また前々回の記事でとりあげたようにファジの守備も改善が進んでいます・・・・が!
まだまだ注意したいポイントが残されているのも事実。
ということで、今回は失点シーンを見なおして検証した結果うかびあがるファジの3つの弱点について話をして行こうと思います。



この3つのポイントを押えておくと、試合観戦中「あ!このパターンヤバイやつだ!」となって、
より試合をスリリングに味わえるようになるかもしれません笑





◎ファジの得意な守備はどんなの?




弱点の話に入る前にファジがうまく対応できる”強い守備”のほうを紹介しておきましょうかね。
こういう攻撃に対してはファジは崩れることなくまず対応できますよ~というお話。


・vs外外のボール回し


外外


これは前々回の記事(長澤ファジの3412の守備をみておもうこと)でも取り上げましたが、
こちらの守備ブロックの外→外をパスで回してくる攻撃に対しては改善されてきていてボールホルダーに継続的にプレッシャーを与えることが出来るようになってきました。これにより、なかなか相手が外→中と侵入しにくい守備が出来ていると思います。
注意点は体力的に落ちてきてしっかりとした守備陣系を維持できなくなると外→外のボール回しに遅れてくること。





・vs空中戦


対空


いわゆる”放り込み”と呼ばれるようなロングボールを蹴って長身のFWにハイボールを競らせる攻撃に対しては、
移動型対空兵器IWAMASAがいますので、彼がかなりポジションから飛び出て広範囲に空の安全を確保します。ときどき目測を誤ってボールが落ちてくる地点を間違えることもありちょっとしたスリルを提供してくれますが、昨季驚異的なハイボール勝率を残した高さは今季も大きな守備の強み。
IWAMASAが飛び出て競れない場合は”ただ単にポジションに穴をあけてしまった状態”になる点と、
IWAMASAの守備範囲外での放り込みについてはちょいと留意が必要です。





◎弱点1 両WBのキャラクター




それでは本題の弱点の話にはいっていきましょう。
まずはWBのところから、右WB加地、左WB片山という配置が今年の目玉でもあります。
この2人ですがそれぞれにそれぞれの事情があり個人レベルで守備の弱点になっています。


WBs




・右WB 加地の弱点(アジリティ不足)


みぎWB


加地はご存知のとおり日本を代表するSBで、豊富な経験をもつ本職の人です。
なのでDFとしてのふるまいについて心配事はないんですよね。
むしろカバーとかみていてさすがだなと思う。
ただ、体力的な衰えは隠せるものではなく、アジリティ勝負になるとまず負けるので、瞬発力のあるサイドアタッカーとマッチアップすると手を使わずには止められなくなってきています。
しかしながら、この図のように右サイド深くまで押し込まれて加地が1vs1になるシーンは少なく、ここまでピンチになってる印象は薄いですよね?それは、おそらくファジの右ではなく左の方がよく攻められるからだと思います。



・左WB 片山の弱点(経験不足)



ひだりWB


加地とは実に対照的なんですが、右WB片山瑛一は本職FWの選手でDFの下地がない選手です。
昨年の久木田のCBコンバートでもそうでしたが、彼らコンバート組はDFとしての危機意識が鈍い弱点があり、決して軽い対応をしていい場面ではないのに軽い対応をしてしまうきらいがあります。これは失点源となっています。(例:京都戦の2失点目)


ということで、WBはそれぞれに問題を抱えている。できれば足して2で割りたいな!笑




弱点1から踏まえておきたい注目ポイントは、


「加地vs相手の速い選手の1対1の形、片山vs相手の右サイドのアタッカーとの1対1は要注意」





◎弱点2 カバーリングの意識低い中盤たち





カバーリングとは、味方の守備している選手が相手にパスやドリブルで突破されたときに、他の味方の選手がすぐに守りに行くことや、そのためのポジションをとることを言います。他には味方が空けたスペースを埋めることも。
簡単に言えば、守備での保険みたいなもんと言ったらいいかもしれません。



ボランチs


うちの中盤に起用される選手はこのカバーリングの意識が低い選手が多いのが特徴です。
試合中散見されるのはこんな感じのシーン。


チャレンジ


ボールをトップ下が持っていて、そこに矢島と伊藤があたりに出るシーン。
2人ともボールに突っ込んで行くので、パスやドリブルで交わされたらもう”守備の保険”がない
このように一人ひとりが思うがまま守備に行くので、グループでの守備が成り立たないのがファジの特徴。
ここも失点源になっています。(例:山口戦の失点)
たとえばこんな風に変わるといいなとおもうのが次の図。



カバー


伊藤がトップ下にあたりに出て矢島がカバーのポジションを取る。
こうすると仮に伊藤がトップ下に交わされてしまってもまだ矢島という”守備の保険”がある状態。
こういう守り方が出来れば相手のトップ下一人に対して、矢島・伊藤の2枚がグループで守れるので安全だし有利でもある。
インサイドハーフ・アンカーといった2列目の中盤の選手が、相手の攻撃をどのくらい邪魔できるか?これは極めて重要です。



弱点2から踏まえておきたい注目ポイントは、



「中盤がボールホルダーと対峙したとき、”守備の保険”がちゃんとあるか?」





◎弱点3 スピード不足な3バック




最後は3バックのところ。ここにも大きな弱点があります。



鈍足CBs


ウチのCB陣には基本的にスピードのある選手がいません。
なので相手の速いアタッカーとスピード比べしなきゃいけない状況は避けたいんですよね本当は。



サバンナ食べ放題


CBのスピードっていうとそんな大事?となるかもしれないんですが、2011シーズンに在籍したイリアン・ストヤノフ選手を覚えておられるかと思います。彼なんかは抜群の技術を持っている選手でしたがスピードがないために、相手に俊足FWがいる場合起用を見送られることもありました。スピードについていけないと置き去りにされてしまうパターンがあるから、イリアンくらいでも使えないこともあるってことですね。ちなみに、ウチの現在の選手で最もスピードのあるCBは久木田です。
スピードがないCB陣をもっているときに注意したいのは、この図でもあるようにラインの高さと背後のスペースです。ラインを上げること=背後のスペースを広くすること、ですからいわば俊足アタッカーとすればスピードを活かせる活動エリアが広がることを意味します。なので、そういう俊足アタッカーにパスが出ないようにボールホルダーに継続的にプレッシャーをかけ続けなくてはいけません(=前プレ)。



弱点3から踏まえておきたい注目ポイントは、


「CB陣が相手のアタッカーとかけっこ勝負になってはいないか?」





ということで失点シーンから読み取った現状のファジの弱点を3つ取り上げてみました。
この3つを念頭に置いて試合を見ると、どのタイミングでハッ!とすればいいのか多少わかりやすくなるのではないか?と思います。
観戦のお役に立てたら幸いでございまする。






突然ですがここで問題です!




ファジが最も失点しやすそうなパターンについて。
前プレするとき以外にもスピードがないCB陣を高く上げなければならない場面があり現状最大の弱点になっています。
さてそれはどういうときでしょう?




次の記事では具体的に失点シーンを流れで振り返りながらこの問題の答えあわせをしていきたいと思います。




ファジについてのご質問があれば、素人考えに過ぎませんができるだけ出来る範囲でお答えします。
よろしければ質問くださいませ。質問はコチラから→ask.fm/ZeroFagi


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2.14.11

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