J2第17節 vs徳島戦 備忘録 『とっても今年っぽい勝点3』

6月の頭の3連戦。中三日で、熊本・徳島・松本と対戦する予定になっております。
もう来月は7月でいよいよ夏がやってきますし、五輪も本番ですなあ。
いつのまにやら17節ですよ。はやいねえ・・・!
前節熊本に勝利し、ふたたび順位を上げて乗り込んだアウェイ徳島(15位)戦。
この次の試合は松本との上位決戦が待っていますからなんとしても勝利して連勝したい所でした。






<スタッツ>






17節スコア

17節スタッツ






<順位表>






17節順位117節順位2







<フォーメーション>







17節フォメ







<ハイライト>












◎前後半を通じて






ファジも徳島もフォーメーションは同じ、ということで3421のミラーゲームになったこの試合。
徳島の長島監督もファジの長澤監督もおなじようにFC東京の下部組織で指導者としての経験をみがいてきたということで同門対決となったこの試合。まあ、その経歴は関係ないんでしょうけど今年の徳島はウチとよく似ているなあという印象を持った試合でもありました。というのも、カルリーニョス⇔矢島、佐藤⇔赤嶺と、チームの柱となるセンターラインに存在感ある主軸が座っていて、攻撃の方法も前線へのロングボール、あるいはボランチからのタテパスでのゲームメイクと言った感じで、なんというかキャラがかぶってるチーム同士の対戦だったなあと。
徳島は地方クラブが目標とすべき一つの指標のクラブでもありますが、やっぱり個の力が高い選手が多いな!と感じました。
とりわけ、玉野光南高校出身のFW山﨑は高い上に早いと身体能力が高くアシストも記録。
ケガから復帰してこの試合で今シーズン初得点をとったFW佐藤。
そして自分が特に心を奪われたのがシャドーに入った木村祐志、彼はほんとうにいい選手!
北九州のころからいいなと思っていましたが、この試合では実にクレバーな判断でつぎのプレーをイメージした的確なポジショニングをとっていて、周囲をうまく活かし活かされるセンスのよさをいかんなく見せてくれました。
ウチでいえば伊藤大介に感じるような、いるとすごく助かる!っていう。
その前線のタレントの豊富さに、後半に入ってきた渡のようなスピードとか、元広島の大崎とかね。
で、ボランチにはカルリーニョスでしょ?ほんとにタレントは豊富で、やっぱ徳島は徳島だなあという感じでした。




さて、試合の流れについてですがこれはだいたい得点経過にそったような流れでした。



先制点は徳島。
「ファジが最も危険なのは攻撃時」ですが、まさに!というシーン。
こちらのCKのこぼれを拾って二次攻撃をしかける所で奪われ、カウンター一閃鮮やか!
安い攻撃で高い代償を支払うという、お決まりのパターンで先制点を献上してしまったというね・・・・・
徳島はこちらのネガトラの構造的・気質的なマズさを知っていたようで、カウンターの準備は整えてきたなという印象を受けましたね。まあ個の力が高いので即興性でもなんとか剥がせてもっていけちゃうんですが、グループとしてポジトラすばやく早く!という意識の統一感は見て取れました。で、この失点シーンについての原因の部分、これはいろいろ考え方があるだろうと思います。
あくまで個人的な意見を表明すれば、「矢島そこはたのむわ・・・」というところです。
一連のカウンターは矢島の右サイド奥の伊藤大介へのフィードが短くてインターセプトされる所から始まってますが、右足を振りぬくには十分な余裕がありましたしね。矢島ほどのキックの名手であればビシっとつけて欲しかったし、彼が二次攻撃にトライする事自体は全然悪いことじゃないと思うんですよね。むしろ、そのためにボックスから外にいるわけだし。が、失敗した場合のリスクが非常に高い。セカンドボールは徳島の選手の方が多いので拾える可能性が低いし、そことられたらカウンターに火が入ってしまう。
彼の中で大介へのフィードして作れる攻撃とカウンターのリスクがどんだけ天秤にかけられていたのかな?というのはちょっと思う所です。でもまあ、「少々被弾しても強気で出なきゃ点取れないよ!ってのが長澤ファジ」なのは十分理解してあげたいところでもありアンビバレンツ笑
このあたり、実に今年っぽい失点だったんじゃないかと思います。





先制点を取られる難しい展開でしたが、この試合一番よかったなと思ったのが「ビハインドになってからの落ち着き」で、
動揺しているそぶりが全然なかったですね。素晴らしかったと思います。
まるで失点を喫していないかのような平常運転で追いつきにかかるさまは実に頼もしかった。
失点も今年っぽければ、同点も今年っぽい。
右CKをえーちゃんがニアでバックヘッドでそらし、ファーでタダシが押し込み同点!
カウンターで喫した失点をセットプレーで取り返すというなんともいえないこの今年っぽさたるや!
セットプレーで点が取れているのは簡単に言えば、中の選手とキッカーやスロワーとどこを狙うのか?ビジョンが共有されているから、に尽きると思っています。そして、「どこをねらうのか?」はスカウティングの分野。そこへいくと、この得点自体も実に入念に考えられたものだなあと感じます。というのも徳島って身長が高い選手が多いので、こういう高身長のチームに工夫なくぶつかったところで跳ね返されるのは目に見えてるんですよね。なのでニアで逸らす、という工夫を入れることで相手の構えを崩して押し込むことができたと。コーチ陣ナイス仕込み!と拍手を送りたい。



冒頭のところでセンターラインに軸となる選手がしっかりしてるチーム同士と言いましたが、
両者を隔てるとしたらCBの強度差、つまり岩政がいるのか?いないのか?という点。
徳島の佐藤に対して岩政が競り勝ちつづけ、思うような攻撃を許さない一方、こちらの赤嶺に対面した徳島のCB陣はやや負けていてかなりボールを落とされていました。オッシーが左足できわどいシュートを放ったシーンもありましたが、あれも赤嶺がそらしたボールを押谷が持ち込む形。赤嶺がどうしても抑えられないんだよね徳島のほうは。
前半の逆転のシーンもそうした赤嶺に当てるところからスタートしており、左サイド深く持ち込んでえーちゃんが左足でそのままクロス。
低いクロスをペナ中央ややボールサイドに位置していた大介が、
ここ数年のファジでベストゴールと言っても過言でないくらい信じられないしかも逆足だぜ?マジかよ・・・・うそだろ級のボレーでニアハイのバーをこすって叩きこみ逆転。いやーーーもう何度みてもすごい。鳥肌です。
前半で逆転したファジは押せ押せムード。
シュート数も前半だけで10本に達し、決定機もいくつか作れたものの追加点はならずと。
テツさんも言っていましたがここでもう一押しできてれば、というところでしたね。





後半は徳島ペース。
どちらのチームにも言えることですが押し込まれだすと、要は前からの守備が効かなくなってくるとどうしても中盤にトラブルを抱えることになって守備に余裕がなくなりますね。特にこの試合の後半とりかえそうと徳島がかなりペースを上げてきていましたから、なかなかこちらのボールに出来るチャンスも作れないですし、あとは風が向かい風になったのも難しかったかなと。
そういうわけで後半はファジはなかなかシュートまで行けなくなる反面、徳島は攻勢を強める流れ。
しかし、これまたセットプレーの強さがでた場面だなあと思うんですが、
自陣からのリスタートをロングフィードで前線に送り、えーちゃんが落とした所をオッシーが蹴りこんで1-3!
なんの脈絡もなかったし、流れも全くきてなかったのに得点がポコンと取れてしまうという・・・・・
セットプレーってほんと怖いねえ・・・・・・今年はウチがその恐怖を与える側でほんまによかった。
徳島は2枚代えで流れを変えにかかる。一方ファジも中盤を3枚にして3142で受ける形へ。
するとこれからは一気に徳島ペース。




中央からパスを繋がれて渡に裏を取られて一点差に詰め寄られると、
ちょっとしたピンチが大ピンチみたいなワーワーの終盤戦へ。・・・・・これもほんとに今年っぽい;
ポスト叩いたりセットプレーにさらされたりとギリギリでしたが、今年何度も追いつかれてしまってる失敗だけはなんとか繰り返すことなく逃げ切りに成功し、そこだけは今年っぽくない終わり方が出来て2連勝。順位を3位まで上げることができました。とはいえ、まあゲーム全体でみてみると実に今年のファジっぽいゲームであったなと思った徳島戦でありました。
さあ、次は前半のヤマ場上位直接対決のvs松本山雅戦だ!!






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1.21.58

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