ネクスファジが見せてくれたもの (2)

何度か回数を分けて更新していきますこの『ネクスファジが見せてくれたもの』の話ですが、
ちょっと今回は勇気を出してこれまであまり話してこなかったことについてもいろいろとぶっちゃけてしまおうと思っています。
何故そういう気持ちになったのか?というと、自分のようなJ2昇格3年目からファジを見はじめたものにとって、
ネクスを見ていくことはファジアーノを知ることにかなり通じるものがあったからです。
今年は特に気をつけて話題にすることを避けてきたのですが、「サポーターという存在について考えてきたこと」にも深めに手を突っ込んでホンネの部分をさらけ出してお話して行こうと思いますので、最後までお付き合いいただけるように面白いお話が出来ればいいなと思っております。
これは自分の体験談です。
(なお、まとめるのが上手くないため前置きとか余談が増えるかもしれないのでそこはごめんちゃい)





実は先日大変興味深い放送を耳にする事が出来ました。
コミュサカ管理人さん(@commusoccer )のやっておられる放送コミュサカチャンネルのvol.22において岐阜サポーターの吉田鋳造さんがゲストで出演されていたんですが、吉田鋳造さんが最後の話題でまだ歴史の浅いクラブを応援しているサポーターさんに向けて、
「記録をアーカイブしていくことの大切さ」を説いておられました。
1:07:25あたりからのお話。









自分はこの内容に非常に感銘を受けまして・・・・・。
おそらく吉田鋳造さんは岐阜の地域からJリーグ昇格を経て今に至るまでクラブをサポートされてきたことと思いますが、自分は対照的にJリーグに上がってきたクラブを応援しはじめました。こうした立場の違いがあるにも関わらず、古くからクラブを応援している人も、同じようなことを重要だと思うんだなあととても感動しちゃったんですね。すごく嬉しかったんです。
こういう出来事があったもので、これは絶対に発信しておきたいと思い、この記事を書くに至りました。







◎J2におけるファジアーノ岡山の立ち位置の話







さてそれではお話に入っていきましょう。
前回の記事で自己紹介しましたが自分は2011年からファジアーノを応援しはじめました。
それから5年経過して、いろいろと他所のクラブと比較したりしながらこのリーグについていろんなことを考えてきた結果、ある程度J2ってこんなリーグだなあというイメージが固まってきました。
(現在はJ2の下に準備リーグとしてJ3がありますが、J3に関しては自分がよくわかってないリーグなので除外して話をすすめます)
一口にJ2リーグといっても内実はさまざま。
同じショーケースに入れてしまえばどれも同じように見えてしまいがちだけど、実際J2にいるクラブはいくつかの立場の違うグループで構成されているリーグだと自分は考えています。


そのグループとは大雑把に分けて、
ビッグクラブ(J2にいたらだめ系)、J1経験クラブ(エレベータークラブ)、J1未経験クラブ(地域からの叩き上げクラブ)の3つ。
このうちファジアーノ岡山は3つ目の、J1未経験クラブ(地域からの叩き上げクラブ)であります。
J1未経験クラブは基本的には地域リーグなどの下のカテゴリから昇格を続けてJリーグにやってきた叩き上げのクラブで、地方クラブのほとんどはこのグループ。今現在Jを目指すクラブはJ2に来たらもれなく、このポジションからJ1へむけたチャレンジを開始する事になります。
この立ち位置から一歩すすんだクラブつまりJ1経験クラブへと歩みを進めたクラブは近年ではたった2つで、松本と徳島。
一方、大分のようにJ1にいったことがあり、タイトルをも獲得した経験を持ちながらJ3への降格を余儀なくされたクラブもあるJ2です。ちなみに、J2におけるJ1経験クラブの立ちはだかる壁の高さは非常に高くて、初昇格するのがとにかく難しいというのが現実。クラブ体力的に挑戦が可能となる地方クラブはさらに少数となります。もちろん例外はありますが。



ファジアーノ岡山は県リーグから始まり、中国リーグ、地域決勝、JFLと、都道府県リーグから階段を上ってきた地方クラブであります。








◎ファジアーノ岡山との出会い







そんなファジアーノ岡山とはじめて出会ったのは厳密に言うと、
2011年の4月2日(土)に行われた東日本大震災復興支援中四国J2クラブ合同チャリティーマッチでした。
ニンジニアスタジアムで行われた試合で、対戦相手は愛媛FCでした。
第2試合はガイナーレ鳥取vs徳島ヴォルティスで、柿谷曜一郎をはじめてみたのはこの試合でしたねえ懐かしい。
そのころのことも記事にして残ってますが、恥ずかしいのであまり掘り起こさないようにしてください笑
公式戦でいくと、2011年4月30日  J2 第9節 ファジアーノ岡山 vs 大分トリニータが初で同時に初Cスタ(当時カンコースタジアム)でした。前回の記事で自己紹介したように、黎明期からしばらく2006年くらいまではJを見ていたんですが、そこからプツリと途切れほとんどJリーグに関する知識を持っていませんでした。実を言うとJ2にしてもオールプロらしいということ以外は何も知らない状態だったので、サッカーは好きで見ていたけどJについてはあまりしらないところが自分のスタート、いやリスタートだったんです。
友人のファジアーノ岡山ネクストのスタジアムDJをしている岸本ヒロキくんなんかと話しているとすぐ昔のJリーグの選手や試合の話になるんですが、すっぽりと抜け落ちている期間がある分、ついていけないところがあったりして悔しかったりします笑



ファジアーノ岡山に出会う前のこのクラブに関して思い出すことは、「興味はなかった」ということに尽きますね。
もともと地上波で日本代表とJリーグを見ていて、Jの中継がなくなってからは代表をちょこちょこ見るくらいだったのでクラブとは?とか考えたこともまるでなかったし、「Jを目指すチームがあるらしいけど見にいきたいとは別に思わなかった」という感じでした。
白状すると「興味なかった」どころか、「ファジアーノ?まあJ1になったら見にいってやらんでもないわ」くらいにやけに上から目線で思っていたほどでした。それが2010年の南アフリカW杯を経て、いまごろこんなことやってるんだからねえ・・・
ほんとにわからないものだなあと思います。でも、こっち側にこれてほんと良かった。
シーズンを一年経験して、ブログをつける楽しさも覚え、一生モノの遊びを覚えたのが2011年でした。







◎J2からファジサポになったひとが知らない歴史






地方クラブはこれまでいくつものクラブが下部リーグを勝ち上がってJ2リーグへ昇格してきました。
自分は、こうしたクラブの”Jリーグの昇格”はサポーターを2分すると考えています。
(区別するという意味ではなく、必然的に分かれるという意味)
それは、

1.Jリーグ以前の歴史(Jリーグに昇格するまで)を知っているサポーター
2.Jリーグ以前の歴史を知らないサポーター



です。
これは叩き上げクラブのサポーターであればどのクラブのサポーターにも「あるある」となるトピックなんじゃないかなと。
よくある古参と新規がいて両者がどうたら~という話題はどんなジャンルでもありますし、J1クラブにだってあるでしょう。
歴史も長くなってくると避けられませんからね。
ファジのいるJ2のクラブだと一つ大きな分かれ目になりがちなのがこのJリーグ昇格以前以後だと思っています。
ネクスファジを見続けてきたからこそ言えますが、このJであるのかJでないのかは極めて重要な違いであり、上を目指していくのであれば軽視できないラインなんですよね。



自分はJ2にファジがやってきてから3年目のシーズンからファジサポになったので、当然ながらファジのJリーグ以前史についてはまるで知識を持っていませんでした。ごひいきのクラブが出来、どんなサッカーだとか、どんな選手がいるとか、どんなクラブなのかとかそういったことを知っていくのが先なので、「J以前のファジについて知りたい」とかはじめの頃はさほど思いませんでした。



けど、どうしても「J以前のファジ」とつながってくる対戦があります。
たとえば同期昇格の栃木・富山との対戦。あるいは北九州なんかもそう。
こうしたクラブとの対戦は、「それまでのあらすじ」積み重ねたドラマがどうしてもより濃く出る。
「ファジアーノのJ以前史」。サポーターの間で語られるささやかな伝説の数々。
Jリーグに舞台は移せど、そうした物語と地続きになったままの特別な試合。それまでを知っている人はそれまでの続きの物語としてもこのJ2での対戦を味わっているように見えました。それがすごく楽しそうだった。
その特別さ、はわからないんですよ。
味わってないから。
二度とリアルに触れることの出来ない「さわれない歴史」なんです。仕方のないことですがね・・・
クラブの生き死にがかかったという伝説の試合。中国リーグ、地域決勝、JFL。伝説の選手たち、監督、スタッフ、サポーター。
まるでみんなが知っているのに自分だけが知らない恋人の過去みたいな。
あるいは、長編マンガの5巻くらいから読みはじめてしまい、
それまでのお話を想像で補完してるので話は大筋でつながってはいるけど・・・・・・みたいな感じ
でしょうか。
ファジアーノが面白くなっていくたびに、どうして1巻から読んでおかなかったんだ!あの時ふんぞり返って俺は何をしていたんだ!と。
何回おもったことかわかりません。今でも思うことがあるくらいですから。



海外も含めてひいきのクラブはファジアーノのほかには持たないだろう。このクラブだけが自分のクラブ。
一つのクラブだけを応援するのが、自分のやっていきたいスタイルだなとなんとなく理解するようになった自分は、どんどんこのクラブのことを知りたい欲求が強くなっていきました。そうしていくうちに・・・
きっと気にならない人も少なくないとは思うんですが、自分はどうしても「ファジがJに上がるまで」をなんとか知りたいと思うようになっていきました。・・・・・・・・・やっぱ1~4巻を読みたいんです笑
しかし、ファジアーノ岡山はすでにJにあり、当時は降格もありませんでしたから、Jに至るまでの道を体験する事は叶いません。
ファジアーノ岡山のいる風景はその先ずっとJリーグの風景でした。






(3)につづく



ファジについてのご質問があれば、素人考えに過ぎませんができるだけ出来る範囲でお答えします。
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COMMENT 3

かず  2016, 07. 01 [Fri] 05:14

No title

もしよければ、ファジアーノの過去、地域リーグぐらいのDVDあります。
2006年からファジアーノ見てます。

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-  2016, 07. 01 [Fri] 05:32

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Zerofagi  2016, 07. 01 [Fri] 23:41

>かずさん


お心遣いとても嬉しいです。ありがとうございます。
この話はまだ続くのですが、自分はネクスがいろいろ教えてくれたのでもう大丈夫です。
どなたか昔のことを知りたいと思ってらっしゃるファジサポさんがおられたら是非力を貸してあげてください。

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