J2第22節 vs東京V戦 レビュー 『黒星発進』

7月9日に長女が産まれました。
母子ともに健康で一安心しています。
ゆくゆくは生粋のファジガールになっていってくれるだろうと思います。
パパがんばっちゃうぞ。




さてさて、前半戦を4位で折り返しこの試合から後半戦のスタートとなります。
前回対戦ではミドルを突き刺されてドローとなった東京V。
前回も勝てるゲームを逃した形でしたが、下位のチームに取りこぼしては昇格とかおこがましい。
ここからは、引き分けも負けも負けです。
今年は特にその傾向が出ていると思いますが、そういうレースに岡山は身を置いています。
さあ、今節のレビューもゲストにお願いしていますのでおたのしみくださいませ。





ゲストレビュワーシリーズ、
第三弾のゲストはイグあいん(@pipiMadrid20)!





レアルマドリードをこよなく愛する男で、岡山大学在学時から交流があるイグあいん君にレビューをしてもらいます。
いつもツイッター上での試合感想を見ていて「彼はイケる!」と思ったのでオファーしてみました。
流れを丁寧におさえたレビューを書いてくれて、イグあいん君ありがとう!





<スタッツ>






22節スコア


22節スタッツ






<順位表>






22節順位1
22節順位2






<フォーメーション>







22節フォメ








<ハイライト>










◎試合の流れ






2016年のJ2も早いもので折り返して2巡目に突入。
昇格に向け後半も同じペースで勝ち星を拾っていきたいファジアーノ岡山と、後半戦からの二川加入で流れを変えていきたい東京ヴェルディの一戦。モノにしたのはホーム東京ヴェルディだった。


前半の岡山はヴェルディの中盤2枚に触らせないよう、前線と中盤でビルドアップを阻害。
蹴らせてマイボールにする方針でこちらのペースに持ち込もうとする。
一方のヴェルディも、最終ラインの横パスをトリガーにアグレッシブな前進守備を仕掛け、マイボールにしてからは時間をかけない攻撃をみせる。
ということで序盤はスピード感のある蹴り合いとなった。
双方が徐々に腰を落として組み合おうとしてからはやや膠着。
岡山がネガトラからの撤退守備となったところを、ヴェルディがサイドの出し入れでWBとCBのラインを撹乱。
縦パスに連動して裏をつく見事な流れからPKを獲得したヴェルディが先制点を挙げる。


負傷交代で2枚の交代カードを切らざるをえなかったヴェルディは後半、岡山の攻撃を切り防ぐ展開となった。
岡山は渡辺から豊川への交代で前線に受け手を増やし、中盤に矢島と伊藤を並べる。ビルドアップを停滞させないまま前線の駒を増やした岡山は、豊川の裏抜けから生まれたゴールで同点に追いつく。さらにその後も矢島・伊藤からの配球と前線+WBのポジションチェンジなどで幾度もチャンスを演出するも、得点には至らず。




結局はこの時間をしのぎ切ったヴェルディがコーナーキックの流れから勝ち越して勝利をおさめた。






◎前半の攻防






前半の蹴り合いが落ち着いてから、岡山はいつものように伊藤がビルドアップ部隊をケアすることでボールを持てるようになる。矢島と伊藤が揃って初めて前線に縦パスやロングボールを供給できるようになり、ライン間でボールを受けたり拾ったりすることも可能となった
ヴェルディの守備は、立ち上がりほどではないにせよ横パスきっかけでボール狩りが発動。コンパクトネスを保った前進守備を続けていたが、後ろに人数をかける岡山はなんとか外して前へ送ることができるため、前線ではシンプルなバトルとなる。
井林・ウェズレイvs赤嶺・押谷ではエアバトルの分が悪かったが、バイタルでこぼれ球を拾える場面もあり、この手段に加えて矢島からのバイタルへの縦パス供給などによって攻略を図った。



攻撃におけるヴェルディの狙いは、シャドー背後を使ってWBとストッパーを分断してエリア内に侵入するルートだった。バイタルを閉めたがる岡山はシャドー背後への侵入者を最終ラインからの増援で防ごうとしていたが、そのときWBまたは左右のストッパーが出張ってくることで、最終ラインにギャップが生まれる。
PKを与えたシーンは、そのギャップを最高のタイミングで突いたヴェルディの狙い通りのシーンだった。







◎どこを妥協するか




突撃役のドウグラス・ヴィエイラを早い時間に負傷交代で失い、さらに先制後の前半終了間際に供給役の18歳井上も負傷交代で失ったヴェルディは、中盤にDFを投入。後半からは二川をブロックに少しだけ吸収してバイタルの守りを強化した。
頑張ってたビルド制限を緩め、チクチクやられていたバイタルを塞ぐ方に意識を少しだけ向けていた。
ヴェルディは守備の手法において妥協点を見つけたということだろう。


岡山は後半から前線に豊川を投入して枚数を増やし、矢島・伊藤を中盤に並べる珍しい布陣を敷く。
守るヴェルディは矢島・伊藤らによるビルドアップを制限しきれず、中盤から後ろのエリアでは自由を許してしまう。ただでさえ矢島か伊藤がボールを持って前を向きやすいところに、前線には嫌な受け手が一枚増えている。豊川の投入で前線が活性化され、ライン間で受けてからのワンツーで突破を図る場面や、裏を狙う場面も多くなった。同点に追いついたシーンでは、伊藤が奪った瞬間に手前で受ける体勢を作る赤嶺・裏へ抜け出す豊川が同時に選択肢を作ることで守備を分散させた。





◎優しい子





 
後半の立ち上がりこそ前半と同じ形でゴールに迫る場面もみられたヴェルディだが、体力の消耗もあり徐々に撤退守備へと移行。岡山はこの時間にボールを支配する時間が長くなり、またヴェルディの守備ブロックも、受け手の増えた前線への対応でバランスが崩れるシーンが見え始めた。岡山はこうして生まれたギャップを突いてボールを前に進めることができたが、ゴールには及ばない。
岡山はこの流れで逆転してしまいところ。
畳み掛けるように、両WBをかなり高い位置に配してヴェルディの両手両足を押さえつけてしまおうとする

WBがエリア内に位置取るため、ヴェルディは最終ラインで数的不利となる場面が増え、さらにポジションチェンジでバランスを崩され決定機を何度も作られる。しかし岡山は決められない。そういうところが愛おしい。






◎終戦






ヴェルディは高い位置を取るWBに対応するため、守備のフォーメーションを523に変更
こちらに合わせた並びにしてバランスを保ち、ついでにカウンターの枚数確保でもしておこうという狙いだろう。このシステム変更でマークの確認などに手間取ったのかよく分からないが、直後にコーナーキックこぼれからクロスを上げ直されて失点、負け越し。
一度クリアしたタイミングでラインを上げるのが中途半端になってしまったのかもしれない。
その後は岩政を前線に置いてパワープレー。それで決まるならとても簡単なスポーツなんだけど、そうもいかない。
なんにせよ幾多のチャンスをフイにしてきた挙げ句ワンチャンスをものにされるのは一番もったいないパターン。現地で生観戦してれば、エキサイティングな展開だし面白かったかもしれない。









ファジについてのご質問があれば、素人考えに過ぎませんができるだけ出来る範囲でお答えします。
よろしければ質問くださいませ。質問はコチラから→ask.fm/ZeroFagi


↓よければポチっとおねがいします(めっちゃ励みになります!)
にほんブログ村 サッカーブログ ファジアーノ岡山へ
にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

このエントリーをはてなブックマークに追加

COMMENT 0