J2第1節 vs名古屋グランパス 『名刺代わりの開幕戦』

いよいよ開幕しましたJ2リーグ。
なにやらオフがみじかかったなあと感じるシーズンインですが、しょっぱなから優勝候補の名古屋との対戦。昨年の山口アウェイにもひけをとらない数のファジサポさんが名古屋に駆けつけたとか。今年の期待感の大きさを感じますね。
今年は優勝を目指して戦うシーズンです。どのような成長を遂げて目標を達成していってくれるか大いに楽しみであります。ということで、今回は開幕戦のレビューといっても今年のファジの印象についてになりますが、今年一発目のレビューをやっていこうと思います。
今年もどうぞ「0からはじめるファジアーノ」をよろしくお願いいたします。




<スタッツ>



1節スコア


1節スタッツ






<メンバー>



1節スタメン

1節サブメン



1節 フォメ





◎いいの?わるいの?開幕戦




単刀直入にいうと、結果はダメだけど、内容はあった開幕戦だったなと思います。
先に悪かった点から述べておくと、まあこりゃいわずもがな。
失点シーンが2つともミスがらみで、無様にカウンターを食らってやられてしまうという実にお粗末なやられ方で負けてしまったことですね。名古屋のような相手にプレゼントするような失点を喫していては勝ちはおぼつきません。今年のチームには昨年のチームを上回っていけるポテンシャルを感じていただけに非常に落胆した敗戦でありました。
しかしながら、決してポジティブがなかったわけではありません。開幕戦はやりたいことがよくわからんなぁということが多いファジアーノですが、この試合でよかった点の一つに「攻守ともにやりたいサッカー」は示せていたことがあると思います。攻撃は課題が多そうですが、少なくとも守備の改善は今年のカラーをハッキリ打ち出すものだったなと。まずはそのあたりの話から。





◎最終ライン改革で変わるファジの前プレ





岩政が抜けて大きく顔ぶれを変えることになった最終ラインですが、キャンプでもちょくちょく耳にしていた通りに変革があります。
まず一番大きく変わった点は、最終ラインのを敷く位置がかなり高くなった(自陣ゴールから遠い)点であります。図だとアバウトなかんじになるんですが一応貼っておこうかね。



前プレ



イメージではこんな感じですね。
で、押さえたいのはラインが高いとどうなるのか?ということですよね。
最終ラインが高くなるということは、それはすなわち先頭の藤本から最後尾の篠原まで、守備陣形がコンパクトにギュッと凝縮された形になるということを意味します。守備陣形がコンパクトになると必然的に相手選手がプレーできるスペースが小さくなりますから相手にとってはボールを扱う難易度があがるわけですね。こういうのは逆のパターンを見るほうがわかりやすいので、コンパクトじゃない状態を見てみましょういわゆる”間延び”の状態ってやつね。



マノービ



後半なんかだとよくみかけますが、このようにコンパクトじゃなくなって先頭と最後尾までの距離が開いてしまうと、間にポコポコスペースができてしまうんですね。日本の選手はうまいですからこういうスペースがあると自由にボールを扱って攻めてきます。これだとボールにプレッシャーもかけられないし、行ってもかわされてしまう非効率な守備になってしまいます。
そういうわけで、今年のファジは前プレで効率よく相手を追い詰めてボールを高い位置で奪う守り方をしたいので、最終ラインの位置を押し上げたスタイルになっていることがわかりました。
一方、忘れてはならないのは最終ラインがそれだけゴールから遠ざかる分速い選手にブチ抜かれやすいスタイルでもある点は十分注意が必要です。とりわけ、相手がフリーでボールを持っていてプレッシャーがかからないのに、ラインだけは高いという状態になると裏とられ放題になってしまうので観戦時には注意してみておきたいポイントです。





◎ボールをつなぐ意思を感じる攻撃





次に攻撃のほうですが、こちらもハッキリとボールをつないで攻撃をしかけていくんだという意志が感じられました。
もしかしたら赤嶺・片山の離脱で前線に大きな選手が極端に少なくなってしまっている影響もあったのかもしれませんが、開幕戦はかつての長澤ファジでみられたアバウトなロングボールを前線に入れるいわゆる放り込みが皆無に近かったですね。クリアとサイドチェンジ以外ではロングボールがなかったように感じました。この点はかなり大きいと思います。
まあ攻撃に関しては”ポスト矢島慎也戦術”の問題が未解決という印象で、守備のデキに比べると正直まだまだな感が否めませんでした。まず誰がイニシアチブをとって相手の守備網をはがしていくのか?それから顕著だったのがボールを持っている選手にパスコースを提供するアクションが少なすぎる問題。ヨシキの失点シーンなんかまさにそれですけど、ボールホルダーがパスコースがなくてうろたえてロストするのは周囲も悪いですよ。ぼーっとみてんじゃないよ、って話です。
こうした”ボールホルダーが何とかしてくれるの待ち”みたいな心理状態はチーム全体にあったと思います。
今回の対戦相手の名古屋は岡山とかなり似たスタイルのチームでしたが、選手単品での質の差、チームとしてのボール保持するスタイルに対する習熟度、どれをとっても一回り上をいかれています。監督の志向なんかもあると思いますが、今回に関してはボールを前に運んでいくことについて名古屋のほうが上手いのに謙虚な姿勢が感じられてしまう状況でしたね。どっちが挑戦者なんだろう?さらなる改善を期待したいと思います。



さてこの攻撃についてですが、ひとつの目安はCBとボランチのビルドアップ隊でどんだけかいくぐれるか?




びるで


このゾーンで前を向いて関戸、石毛、大介あたりが前を向けるかどうか?パスを前に入れてるかどうか?は一つの大きな目安になろうかと考えます。それが難しい場合にひと工夫利かせることができるかどうか試されるのが、WBとシャドーです。



へるぷ


後方のつなぎが苦しそうな場合、助けに入れるのがこの4枚なので、この4枚がぼーっとしてたらもう前に進めません。
チーム全体でボールを大事にして気にかけて前に運んでいくことが大事になってきそうです。
と、ここまで書いてきて思い出すのが仙石千明が定着して以降の影山ファジですね。
ちょうどあのときとおなじようなイメージで長澤ファジ2017を見てみるのもモノサシとしてアリかもしれません。






◎期待通りの活躍を見せた新戦力




この試合もうひとつのポジティブだった点が、新戦力の補強が成功だったということでした。
まずGK櫛引ですがほぼ問題なくこなしていて、キックもいいしハイボールも安定。不用意な飛び出しもなく無難なデビューでした。
それから決定機にからんだ左WBのパク・ヒョンジンは、タイミングいいフリーランで相手の裏を取るシーンが出色のデキ。左足の精度についてはこの試合ではまあまあでしたが、サイズの大きさも含め好印象でした。ただし、彼は守備がちょっと不安。
そして自分が最も期待している大竹洋平。いやーこういう選手ずっとほしかったんだよ・・・・
明らかにこれまでのファジにはいないタイプのモダンなトップ下。狭い場所で受けて、ドリブルを駆使しながら前進してシュート、スルーパスと攻撃の仕上げを担当できるテクニシャン。思っていた通りのプレーで今後が楽しみです。





ということで、ざっくりと開幕戦を見てのファジアーノ岡山の印象についておしゃべりしてきました。
正直しゃべりきれない話もあるんですが、今年はこんな感じで行こうと思います。
もしよければ、ファジについてのご質問があれば、素人考えに過ぎませんができるだけ出来る範囲でお答えしますので、コチラから→ask.fm/ZeroFagi ぜひよろしくおねがいします。




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