サッカー経験の有無でいったい何が違うのか?

”やるスポーツとしてのサッカー”はどうなんだろう?
というテーマでお送りするシリーズ第2話は、




サッカー経験の有無でいったい何が違うのか?




前回お話した通りファジの試合を見ている人の7割以上は”サッカーをやったことのないひと”であります。
なかにはまるっきりサッカーの知識を持ってなかった方もおられます。
しかし、サッカー経験がないとサッカーはわからないのか?というとそんなことはありません。
自分なんかまさにそうですが、中学生くらいから今までサッカーのプレー経験は0です。
ほとんどはTV解説者の言ってたことや雑誌や書籍、ネットから仕入れた知識ですが、ある程度蓄積してくるとわかることもだいぶ増えてきます。
サッカー経験なくてもサッカーは理解できるし、語ることはできる。
僭越ながらこのブログで自分がやってきたことのひとつだと自負しています。
しかし、やっぱ餅は餅屋なんですよ・・・!



すげー当たり前の話なんですが、どんなに知識を仕入れて勉強しても、
プレーしないとわからないことだけはプレーをしてみないと手に入らない経験値なんです。
例えばトラップひとつの難しさ。例えば後半20分からのしんどさ。例えば厳ついCBの体幹のヤバさ。
それはやってみないとわからない。ぶつかってみないとわからない謎の領域のままなんですよね。
だから、自分のようにプレー経験がない人間は多分こんな感じなんだろうな?と想像して補うのが精いっぱい。
しかもその想像が正しいかどうかは自分じゃわからないというんだから・・・・笑
そのくらい”やったことあるから身体にしみ込んでるもの”
やったことのある人だけが共有できる感覚で、これはもう特権みたいなものなんですよ。
特に声を大きくして言いたいのはここで、
(自分も含め)Cスタの7割以上の人はこういう特権を持たないひとたちということなんです。



失礼を承知でいうと、



Cスタの観戦者の7割以上はサッカー選手のプレーの凄さや、
アスリートとしての運動能力の凄さをほとんど知らない。




ということなんです。
(つか、自分もよくわかってませんがね・・・・)
もちろんプロの試合ですから、選ばれたプレーヤーがピッチに立っているんだろうなということは知識としてあらかじめみなさん把握しておられることだと思いますが、じゃあ「何がどう凄いのか?」「他と比べてどう違うのか?」を自分の体験を参考にして語れる人は相当に少ないということなんですよ。これまでファジのホームゲームに何試合も通ってきましたが、最初から今までずーっと感じていた岡山のホームゲームの印象でたびたび思うことがこれでした。たくさんのファジサポさんとあってたくさんたくさん会話を交わしてきましたが、プロの技術や身体能力の高さを理解してそこをリスペクトできる人は相当少ない印象です。いたとしてもそれができる人はまず経験者。選手が”すごい技術を見せる人”、”なかなかできないことができてしまう人”だからあこがれられたり尊敬されたりもっとされるといいなあとひそかに願っています。




ひとつ例題を挟んでみましょう。
例えばあなたがボランチの関戸健二だったとします。
自陣の深いところで、今GK一森からCB竹田にボールが渡り、関戸健二なあなたは竹田のほうへ降りて行って中央でパスを受けようとしているとしましょう。自分の背後には敵の守備者がいますが、どこにいるのかはわかりません。絶対にボールを奪われてはならない局面です。そのとき、あなたはどんな心理になるでしょうか?



見えない敵




このときの関戸の感じをイメージできるかどうか。そういうところで差が出てきます。
試合に負けていて時間がないときとかだと、こういうシーンでもバックパスすると「なんで下げるんだ!?」と怒る人はいます。
それはその人が関戸の感じをまるでイメージできないから言えてしまうことなんですよ。
つまり敵はその人の無知であって怒ってる人その人じゃない。こういうことがしょっちゅう起こるんですねCスタでも。
ヤジで嫌な思いをする人も結構な数になっていて見過ごせない問題だと思います。
しかし、そのヤジの源泉も基本はサッカーに対する知識経験のなさからくるものであろうと思っています。
ヤジラーに限らず、普通のお客さんにしたって、
”今よりももっと選手の凄さが伝わってくる”からサッカー経験あるともっと選手を素直にリスペクトできるんじゃないか?とかマジで思います。そっちの方がよくない?いやほんとに。




ヤジ
30代以上の男性がもっとサッカーを知るとスタジアムの空気は絶対に化けると確信するアンケをはっておくぜ。





となるとだ!
未経験の人を経験者にしちゃえばいいんだね?・・・・・・・正解!!
ファジのスクール展開については将来的にかなりの広い地域をカバーしていく方針が伝えられていますし、子供たちのサッカー人気の高さや競技者数の増加はよく目にするニュースですよね。きっと何年かしてもっと岡山に”やるスポーツとしてのサッカー”が浸透していくと、また風景が変わってくれるんじゃないか?ととても期待しています。



が!今現在スタジアムの8割以上を占めているのは30歳以上の大人たちでしたよね?
このひとたちをサッカー経験者にするっつっても・・・え、なに草サッカーの門叩いてもらう?習い事としてサッカーを学びに行ってもらう?あとはそうだな、フットサル?。てか時間とかお金の問題もあるし、並行してファジも追いかけないとだよね?
ん・・・・・・・無理じゃね?っていう。相当ハードル高いでしょこれ。



もしかしたら30代以上の人たちが真剣にやるサッカーとふれあっていくことって・・・・ないんじゃないの?
この先サッカーのエッセンスを身につけるチャンス・・・・もうないんじゃないの?
サッカー経験からくる恩恵を受けないまま、ずーっとこのまま年を重ねて世代が移り変わっていくのを待つだけなんだろうか?
ほんとにこのままでいいんだろうか。自分はこのことが気になっています。



ですから、Cスタにくる30代以上の人にとっての”やるスポーツとしてのサッカー”はどうなんだろう?
なんとかならないもんかな?と思う次第です。なんだかすごくもったいないように思ってしまうんですよね。
みなさんはどう思います?




つづく




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COMMENT 2

-  2017, 08. 19 [Sat] 13:06

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Zerofagi  2017, 08. 21 [Mon] 20:30

>鍵コメの方


コメントありがとうございます。
ほんとおっしゃるとおりだと思います。
次の記事で完結になるのですが、まさにご指摘の通りの内容を提案して締めとする予定ですので、ぜひまたご覧いただけれと思っております。

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