尹晶煥監督のゲームプランと影山監督続投説 J'sGoal試合後コメントより

まず、昨日の記事についてお詫びを。


タイトルからして「寝た鳥栖をおこすな」ということで、緩慢な動きを見せた前半、そして同点直後の追加点で鳥栖が目を覚ましたように自分は感じたのでその辺意識して書いたつもりでしたが、J'sGoalしっかり読むと、前半は監督の指示であえて抑えたことがしっかり載ってました。
もうちょっと冷静になってから書くべきだったと思います、すんません。
うーむ。
確かに昨日晩は遠足帰りでテンション落ちない夜みたいな感じだったんですが、ちと飲みすぎましたね・・。


で、その試合後の鳥栖、尹晶煥監督のコメント、そして影山監督のコメントからつらつらと思うところを述べてみたいと思います。今度は冷静に><
これは自分個人の単なる憶測に過ぎないことをあらかじめご了承くだされば幸いです。


さて、まずは尹晶煥監督のコメントを引用する前に、手短に彼我の状況をおさらいしてみます。

サガン鳥栖     勝点47 13勝8分6敗 44得点 21失点 3位
ファジアーノ岡山  勝点31 8勝7分12敗 30得点 44失点 15位 ともに27試合経過

1試合平均得点は、サガン1.69点 ファジ1.11点 1試合平均失点は、サガン0.77点 ファジ1.69点
前回鳥栖ホームでの対戦は6-0と鳥栖大勝、この試合前まで8試合負けなし

と、こういう状況で迎えた試合だったわけです。
ところで、もし自分が鳥栖の監督でこの試合を迎えたらどうします?


まず、成績の差、チームの力の差、勢いの差。
そしてなんといっても昇格レースも佳境となり、ほとんどすべての試合で勝点3を取らねば点取り合戦に敗れてしまうようなこの状況。15位のチーム相手に取りこぼすことだけは絶対に避けなければならない状況ですよね。
となると一番嫌なのはなんだろう?


●尹晶煥監督(鳥栖):
今日、ゲーム前は、勝敗は後半にかかってくるんじゃないかと予想していました。なぜかというと、前からどんどんプレスに来るだろうと思っていましたし、ウォームアップにもそういう部分は出ていました。

このコメントすごくひっかかったんですよねぇ。
ウォームアップのどこらへんを見て「あ、前からくるな」と尹晶煥監督が察知できたのかはものすごく教えて欲しい点ですが、勝負は後半だということで前半は抑え目に行ったことがこのコメントから察することが出来ると思います。鳥栖は眠っていたのではなく、眠るよう指示を受けていたということですね。
こらちょっと深読みしすぎかもなぁと思いますが、尹晶煥監督はもしかしたら「前から来る」=「引いてこない」と判断し、試合前にほっとできたんではないか?そのように思うんですよね。
つまり、一番恐れていたことはドン引きの守備を崩すのにてこずる。
そして、負けはしないまでもドローに持ち込まれる。
こういうシナリオだったのではないか?と。

事実、岡山の後半に入っての得点力は周知のとおりですし、最後までしっかり走ることは徹底されているチームでもあります。サッカーは偶然性のスポーツでもあるし、イーブンのまま進んで何かの拍子にセットプレイかなにかでポッカリ失点したならば、鳥栖は焦るが岡山は粘る。
ちょっと想像してみただけでもゾっとする最悪の展開ですよね。
15位のチーム相手に勝点1では、正直負けと大差ないですもん。
ドン引きしてくる相手を崩す難しさは、代表のアジアでの試合なんかでみなさんご承知のとおりです。


しかし、実際のところは・・・
●尹晶煥監督(鳥栖):
実際は、前半の早い時間に点を取ってうちのゲームに持って行くことができましたが、後半はすぐに点を奪われ、その後少しDFがぐらついたところもありましたが、もう一度選手たちが修正して補い、その中で追加得点を奪えたことで、継続して最後まで主導権を相手に渡すことなく戦えたと思います。

早い時間に得点できたことで、ますます省エネ前半プランを安全に遂行することが出来てしまった。
同点にされたことで、ほんの数分のみ浮き足立った以外は常に優勢に試合を運べた、そういう手ごたえについてのコメントですよね。


では、逆に何故岡山はドン引き作戦を遂行しなかったのだろう?
影山監督の考えの中に、その選択肢がまったくなかったとはにわかに信じがたいんですよね。
だって、勝点を鳥栖相手にもぎ取ることを最優先にするならば、攻めはさておき自陣まで完全に引いて守って凌ぐ作戦が一番有効なんだもの。それに影山監督も今季その策に出た試合がなかったわけではない。
この28試合の中でたった1試合だけ、
明確にドン引き作戦を敢行した試合がありました。それはホームのFC東京戦。選択肢にはちゃんとその手もあったはずだと思うゆえんです。


●影山雅永監督(岡山):
Q:17位という順位について。
「上位にいれば言うことないんですが、前回大敗して、現在上位にいる鳥栖に対して勇気を持って戦えたこと、その姿勢、戦い方について悲観していません。残り10試合でどういう戦いをするかが重要ですから、前を向いて、上を向いていける材料をいくつか得られたと、ポジティブに思っています」



くわしくは次節FC東京戦が終わって、第3クールが終了してからまとめようと思っていますが、
もしかしたら影山監督続投というのはすでに決まっていることなんではないか?と思い始めました。
あるいは、契約満了までは解任はなしという決まりがあるのかもしれない。・・・事実はサパーリわかりません。

しかし、これまでも目先の勝点よりもチームの熟成度を上げることにプライオリティをおいたように見える試合運びを何度となく目にしてきました。そしてこの試合でもそうだった。
中位の目標から大きく後退しつつあり、またしてもボトムズに甘んじようとしているチームであれば来季は別の監督へ、という話があっても全く不思議ではない。
仮に監督のクビがかかっているとして、まだ残り試合も十分ある中、目先の勝点に拘らないことがあるのだろうか。そのように考えると、是非はさておき、来季も影山体制でいくのかなぁとなんとなく思いだした次第であります。


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COMMENT 5

ビンゴ  2011, 10. 04 [Tue] 21:43

No title

ファジアーノの試合ですが、8月のベルディー戦をはじめて観戦。熱いサポーターの声援で感激しました。特にケッコウ年齢の高い女性サポーターが熱いですね!! 横で話しているのを聞きましたが、勉強されている方が多いのを感じました。 早くJ1に上がってほしいです!! しかし、どのようなチームをつくりたいのか判らないのです。 目先の勝ちもたしかに大切ですが、もっと先を見つめたチームつくりをしたほしいと思います。
がんばってください。応援します。

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tko  2011, 10. 04 [Tue] 23:32

No title

なるほど、そういう考え方もありますねぇ。

私はファジに「どん引き」や「ドロー狙い」を求めていません。
「引いたサッカーを見たくない」というのもありますが、「先制しないと調子が出ない」と思っているので、やはり先制してほしいんですよね。
となると、相手が格上だろうと、前半から前のめりにいってほしいなと。

鳥栖戦の前半、結構良かったと思ってます。
普段の「チアゴの頭頼み一辺倒」ではなく、中盤を使って足元でボールを運んで攻めあがっていく。今のファジに欠けている攻撃オプションが見られて、追う展開ではありましたが、期待が持てる前半でした。

後半、特に3点目をとられた辺りからその勢いが影を潜め、それに対して何か手が打たれるでもなく、なんとなく終わっていった印象があります。
ちょっと最近の監督采配には疑問符がつきます。
個人技では勝れないので、フレッシュな選手を次々投入することで走り勝つ、というスタイルが、一番性に合ってると思うんですけどね。

結果が出ないのであれば何かを変える。監督の今後の采配に期待したいところであります。

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あるびの  2011, 10. 05 [Wed] 01:11

No title

>ビンゴさん

自分も今年から応援し始めた後発組ですので、その初観戦の感動すごくわかります。
サッカーというとあまり結びつくイメージの薄い年配の方も、気合のこもった応援をされているのをお見かけするとうれしくなりますよね!同時になぜかホッとするのが不思議です。
ファジはJ2へ来て3年生ですからまだまだ若輩者。
粘り強くサポーターが盛りたてていきましょう!

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あるびの  2011, 10. 05 [Wed] 01:30

No title

>tkoさん

おっしゃるとおり「ドン引き」サッカーは見た目に面白いものではないですよね。攻める機会も減るだろうし、どこか消極的に写るのもやむをえないところだと思います。
先日、北九州がFC東京相手にドン引きサッカーをしかけた試合をフルで観たのですが、それはそれで大変に見所のある試合でしたよ。
技術に優るFC東京のアタッカーを粘り強く凌ぎ、少ないカウンターのチャンスを勇気をもってモノにしようとする北九州のチャレンジは、見ていて熱くなるものがありました。(結果残念!2-0で負け)

サッカーって力関係が試合前からある程度はっきり見えてしまうところがおもしろいな、と自分は考えています。ですので、どうみても我々よりも格上だな、と相手をリスペクトして戦略的に勝点を取りに行くというならば自分はそれを支持してもいいなと思います。

夏あたりのファジの試合の記事で何度か触れましたが、
ファジの今の強みは前半イーブンで凌いで、後半間延びしたところでカウンターで仕留めるゲームプランにありました。ところが最近は、リードを許した展開で後半スタートという試合がほとんどです。しゃにむにテコ入れをしていかない影山監督の采配には確かに疑問が残りますが、こちらの強みが出せない展開つづきというところこそ、影山監督のもっとも頭を悩ませるところなのかなぁと思いました。



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ビンゴ  2011, 10. 05 [Wed] 12:18

No title

8月初めて試合を観戦しましたが、選手にリクエストが1つあります。
もうちょっとアタックしてほしいと思いました。特に両サイドの突破をどんどん仕掛けてほしいです。
相手選手に逃げることなく、仕掛けて両サイドをえぐってボールを上げる。相手が嫌がることを仕掛けてほしいと思いました。  少し攻撃がイージーすぎて、相手も守りやすい攻め方をしえいるように感じました。
J3はないのだから恐れず思い切って戦ってください。岡山のファンをより燃えさせてください!!

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